Galaxy S10シリーズに『ナイトモード』が追加。苦手な夜景を克服して真の王者に

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ここ2年間で、スマートフォンのカメラ画質は飛躍的に向上しました。進化を先導したのはHuaweiやGoogle、そしてXiaomiです。市場のシェアでは上回っているSamsungとAppleは、そこから少し遅れをとっていた印象。

HuaweiとGoogleが先導していた夜景撮影シーン

昨年、HuaweiはAI機能と独自技術を使った夜景モードで、夜景の画質では他社を一歩リード。露出を変えて連写した複数枚の写真を重ねる事で、少ないノイズでより明るい画質を作り上げることが可能に。中でもP20 Proは夜景モードの画質は特に優れており、2018年度は世界一のカメラスマホに輝きました。

夜景モードを強化したのはHuaweiだけではなく、Googleも『Night Sight』をアップデートにより追加。『Night Sight』も基本的な部分はHuaweiと変わらず、どちらのメーカーもカメラにおけるソフトウェア技術が世界トップクラスであることを証明しました。

各メーカーがそれぞれ夜景撮影技術をアップデート

『Xiaomi』『OnePlus』『OPPO』『LG』『Vivo』『Realme』も夜景モードを実装。HuaweiやGoogleの技術を取り入れつつ、各メーカー独自の進化を遂げています。最近ではOnePlus 7Proのカメラ機能がアップデートされ、夜景画質が大幅に向上しています。

OnePlus 7Proのカメラ画質がアップデートで大幅向上。ゴーストタッチも改善か

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Samsungは世界最大手のスマートフォンメーカーながら、未だにスマートフォンカメラのアワードを受賞できていません。Galaxy S9のカメラはGoogleのpixel 2に近い画質でしたが、HuaweiのP20 Proと比較すると明らかに劣っていました。

さらに、Galaxy Note 9はGalaxy S9と同じカメラを搭載していたので、Pixel 3やMate 20 Proにはさらに差をつけられてしまいました。最大手ながらその様に情けない状況であることもあり、最新のGalaxy S10ではハードウェアとソフトウェアの大幅な改良が期待されていました。

発売開始当初、Galaxy S10のカメラ画質は期待はずれ

しかし残念ながら、発売当時のGalaxy S10は期待レベルのカメラ画質ではありませんでした。超広角やズーム撮影を可能にするトリプルレンズ仕様ハードウェア面は強化。スマートフォンカメラのトレンドにも合わせてきました。

しかし最大の欠陥は夜景モードが搭載されていないこと。シーン設定による夜景撮影は可能でも、それはあくまで『夜景撮影用にカメラの設定を合わせる』だけであり、それはHuaweiやGoogleが行っているような、ハードウェアとソフトウェアを駆使して画質を向上させるものではありません。

スマートフォンのカメラ画質において、ソフトウェアはハードウェアと同じくらい重要です。つまり、アップデートによりソフトウェアを強化することで、画質を向上させることが出来るのです。前述した通り、OnePlusもそれを実行しました。

そして5月、ついにGalaxy S10シリーズにも真の夜景モード(ナイトモード)が提供されました。アップデートにより夜景画質は大幅に向上。『Galaxyのカメラは夜景に弱い』というイメージを払拭させました。Exynos搭載モデルが先行してアップデートされていましたが、先日Snapdragon搭載モデルにもナイトモードの提供が開始されました。

Galaxy S10 撮影画像比較(2枚目の写真がナイトモード)

明瞭さが完全に別物になっただけでなく、色温度の調整もかなりしっかりと行われています。これはソフトウェアの重要さがものすごく伝わるアップデートですね。

 

 

 

 

 

 Galaxy S10+のナイトモード

ナイトモードで低照度における画質が向上したことを含め、Galaxy S10よりGalaxy S10+の方がややクオリティが高いイメージ。2枚目の写真はややHDRっぽい色調ですが、ノイズもなく圧巻の写り。

 

苦手な夜景を克服して真の王者としての第二章がはじまる

夜景に弱いというのは今のスマートフォン市場からすると致命的。いくら他の部分で補おうとしても、カメラ好きからは敬遠されてしまいます。今回歴史的なカメラアップデートにより、苦手を克服した王者Galaxy。無敵の王者としてさらに売り上げを伸ばすことが出来るのか!

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