Xiaomi Mi 8 と ASUS Zenfone 5Z 最強のフラッグシップ、買うならどっち!?

 

今のところSnapdragon845搭載のフラッグシップモデルを一網打尽にしているXiaomiのMi 8。迎え撃つのは同じくSocにSnapdragon845を搭載するASUSのZenfone 5Zです。

Zenfone 5Zについては少し気になっていることがあります。それは、下位モデルのZenfone 5(Snapdragon636搭載)との違いが、Socだけなんじゃないの?ということです。フラッグシップモデルであれば、何かしら付加価値をつけて差別化をするのが通常です。例えば、Mi 8とMi 8SEであれば、Mi 8の方が高度な顔認証技術を採用していて、GPSには最新技術が使われています。カメラ性能も明らかにMi 8の方が上で、画面サイズも大きいです。

では、Zenfone 5とZenfone 5Zの違いはというと何でしょう。調べた限りですが、画面サイズは同じ、カメラ性能も同じ、ぱっと見、同じなんです!違うのはSocとストレージ容量のみ。これはちょっとSnapdragon845の無駄遣いなのでは?というのが正直なところです。逆に言えばZenfone 5がすごく優秀なのかもしれませんが・・・。AIブースト機能もついてますし。Zenfone 5ZはAIブースト機能無いです!最初からちょっと斜め目線になってしまいよくないですが、Mi 8との比較を始めたいと思います。

Xiaomi Mi 8 vs Zenfone 5Z徹底比較

デザインについて

どちらもフルビューディスプレイデザインですが、Mi 8の画面占有率が86.68%なのに対して、Zenfone 5Zは90%。Zenfone 5Zの方がベゼルが狭いということです。

素材はMi 8がガラスとアルミのハイブリッド素材を採用。ガラス部分は人工光学に基づきフィットしやすい形状に湾曲させたラウンドグリップデザイン。表面は過去の経験を活かし宝石のような質感と輝きを持たせることに成功。アルミは超軽量素材を使用し、本体重量の軽量化を実現しています。

Zenfone 5Zは航空機材に使われるレベルの堅牢なアルミに8層の光学コーティング加工を施しています。光学コーティング・・・高級感が増して格好良いんですよね。ボタンにも特殊な熱可塑性ポリウレタンを使用するなど、素材への拘りは並大抵のものではありません。

カラーバリエーションはMi 8が4色あるのに対し、Zenfone 5Zはシャイニーブラックとスペースシルバーの2色。質感が独特なので、2色でも十分存在感はあります。

Xiaomi Mi 8

 

ASUS Zenfone 5Z

 

 

【結果】ASUS Zenfone 5Z

やはりアルミの光学コーティングは格好良いです。堅牢素材を使っているというところもポイント高し。このあたりはかなり男の感覚が強く入っています。また、画面占有率が90%というのも、よりフルビューディスプレイデザインに近く、没入感が増すという意味でもプラスポイントです。

 

ディスプレイ性能

Mi 8はSAMSUNGのGalaxy Sシリーズにも採用されている最高スペックなスーパーAMOLEDパネル(有機EL))を採用。有機ELの特徴であるハイコントラスト比は60000:1にも及びます。これにより明暗の差をはっきりさせることができ、メリハリのある表示が可能。さらにDCI-P3というデザイタルシネマ規格にも対応し、式域表現が広範囲で豊かに。最新のHDR 10をサポートしているのも大きな特徴の一つです。画面の大きさは6.21インチで解像度はフルHD+(2248×1080)。

対してZenfone 5ZはSuper IPSディスプレイを採用。通常のIPSディスプレイと比較して輝度や色純度が向上していて、暗い場所でも見やすいのが特徴となっています。また、環境によって画面の明るさや色温度を自動調整することをAI機能としてうたっていますが、これは正直どのスマートフォンにも標準機能としてついている場合が多くちょっと大げさな言い方かなと感じました。HDR 10には非対応。

【結果】Xiaomi Mi 8

ディスプレイ性能に関してはMi 8の圧勝といったところです。Mi 8はディスプレイをただ綺麗に見せようというだけでなく、動画視聴への拘りも強く感じられました。最高スペックのスーパーAMOLEDパネルを利用しているので、他のどのスマートフォンから機種変しても満足できるのではないでしょうか。

 

ハードウェア性能

Xiaomi Mi 8

ASUS Zenfone 5Z

SocにはMi 8、Zenfone 5Z共にSnapdragon845を採用しています。AntutuのトータルベンチマークはMi 8が301,472なのに対し、Zenfone 5Zは274499。3万近い差がついています。下位モデルのZenfone 5に搭載されているAIブースト機能を使えばMi 8のスコアを抜くことができそうですが、残念ながらZenfone 5Zには搭載されていません。

また、Mi 8、Zenfone 5Z共にNFCに対応しています。現状日本では、FeliCaに対応していないと支払いに不便を感じますが、今後オリンピックに向けて規制が緩和され、Google Payなどを使って徐々にNFCのみでの支払いサービスも拡充されていくようです。外国の方からしたら、FeliCaって何?って感じですからね。

さらに、Mi 8はGPSデュアルバンドにスマ−トフォンとしては世界ではじめて対応したこともウリの一つとしています。デュアルバンドのサポートによりGPS精度は大幅に向上。都心など複雑な場所でも細かい位置まで正確にサポートします。日本ではまだ整備が遅れているのであまり恩恵は受けられないとかなんとか。

【結果】Xiaomi Mi 8

Antutuのトータルベンチマークは、CPUのクロックやメモリの速さ、ディスプレイ解像度やストレージの転送速度などを含めて総合的なスコアを算出しています。よって、同じSocを使っていてもスコアに差が出るのはその他のハードウェア性能に差があるということです。最新のGPS技術を採用したこともプラスポイントとなります。

 

防水性能

Xiaomi Mi 8

防水性能公表なし

ASUS Zenfone 5Z

防水性能公表なし

【結果】引き分け

どちらの端末も防水性能について公表していないので、比較することができません。しいていえば、Mi 8はイヤフォンジャックを搭載していないので、水が侵入する可能性は低いと言えます。

 

カメラ性能

Xiaomi Mi 8

メインカメラ
12 MP(f / 1.8,1 / 2.55 “、1.4μm、4軸OIS、デュアルピクセルPDAF)+ 12 MP(f / 2.4,1 / 3.4″、1.0μm)、2倍光学ズーム、デュアルピクセル位相検出オートフォーカス、デュアルLEDフラッシュ

フロントカメラ
20MP(f /2.0,1.8μm)、1080p

ASUS Zenfone 5Z

メインカメラ
1200万画素(f / 1.8,24mm、1 / 2.55 “、1.4μm、PDAF)+ 800万画素(f / 2.0,12mm、1/4″、1.12μm)、位相検出オートフォーカス、ジャイロEIS、デュアルLED (デュアルトーン)フラッシュ

フロントカメラ
800万画素(f / 2.0,24mm、1/4 “、1.12μm)、ジャイロEIS、1080p

 

レンズのスペックやセンサーサイズについては似たりよったりといったところです。オートフォーカスについてはMi 8がデュアルピクセルPDAFを採用しているのに対し、Zenfone 5は片方のみのPDAFなのでピント合わせについてはMi 8の方が早く優秀です。

手ブレ補正機能はMi 8が4軸OIS(光学手ブレ補正)を採用しているのに対し、Zenfone 5Zは光学手ブレ補正と電子式手ブレ補正のハイブリッド仕様。動画などを撮影する時は、Zenfone 5Zの方が安定して撮影することができるでしょう。

両端末がウリとしているAIカメラ性能に関しては、Mi 8が200以上のシーンからベストな設定を自動的に検出するのに対し、Zenfone 5Zは16シーンとやや物足りない印象。

ズーム機能はMi 8が光学2倍ズームを搭載しているのに対し、Zenfone 5はデジタルズームのみとなります。

Xiaomi Mi 8撮影サンプル

 

Zenfone 5Z撮影サンプル

 

【結果】Xiaomi Mi 8

DXOMARKのベンチマークにも数値として出てしまっていますが、機能的な部分から見てもXiaomi Mi 8の圧勝といったところです。Mi 8はAIの部分をかなり押していますが、それ以上に基本的なスペックもかなり優れています。あくまで基本をしっかりとしつつ、AI機能でさらにその画質を高めるというのがXiaomiのやり方なのでしょう。

 

バッテリー性能

Xiaomi Mi 8 クイックチャージ4.0+

供給電圧を最適にするアルゴリズム「INOV」は温度監視チャンネルなどを増やし、電圧を0.02Vまで細かく監視できるようになりました。それにより効率化が向上。さらに「デュアルチャージ」の採用で充電速度をさらにはやめています。また、バージョン4+では「INOV」のアルゴリズムをスマートフォンにさらに最適化し、バージョン4と比較して充電速度を15%向上させています。搭載電池容量は3,400mAh。

Asus Zenfone 5Z Boost Master

Boost Masterという独自充電規格を採用しているかのように書かれていますが、調べると中身はクイックチャージ2.0なのだとか。フラッグシップモデルに採用されている充電技術がクイックチャージ2.0というのはどうなのでしょう。しかもHPではこのことをAIチャージなどと紹介しています。これにはかなり不信感が高まりました。搭載電池容量は3,300mAh。

【結果】Xiaomi Mi 8

判定する必要すらなく・・・といった感じです。かなり技術的に差がついてしまっていることと、Zenfone 5Zは充電に関する説明の仕方にかなり問題があると感じました。何にでもAIをつければ良いというわけではありませんからね。

 

セキュリティについて

Mi 8はノッチ部分に多数のセンサーを搭載し、赤外線技術を使って精度の高い顔認証を行います。暗闇でも解除可能。Zenfone 5Zも顔認証には対応していますが、高度なセンサーを使って解析しているなどの表記はなく、システムのアルゴリズムに頼った解析を行っているものと思われます。

Xiaomi Mi 8

 

Zenfone 5Z

【結果】Xiaomi Mi 8

アルゴリズム解析の強いところは、データ的に解析しようとすればできてしまうところです。精度の悪い顔認証システムは、写真を見せただけでロックが解除されてしまうといったこともあります。ひとことで顔認証といっても、精度には雲泥の差があります。Mi 8はセンサーレベルでの解析になるので、Zenfone 5Zのアルゴリズム解析よりはセキュリティレベルがグンと高いです。赤外線技術を使っているので暗闇であれロック解除できるのもポイント高いです。

 

ソフトウェアについて

Mi 8はアップデートが大きな話題になっている最新のMIUI 10を採用。フルビューディスプレイに特化したパフォーマンスやエクスペリエンスが大幅に向上しています。デュアルレンズのAIカメラを搭載しているのでAIポートレートの恩恵はあまり受けないかもしれませんが、それを抜きにしても操作性は抜群でしょう。

対してZenfone 5Zに搭載されているZEN UIですが、正直なところあまり評判はよくありません。しかしZenfone 5Zに採用されている最新バージョンに関しては、AI機能とうまく融合させてなかなかの仕上がりを見せているようです。

Xiaomi Mi 8 MIUI 10

ASUS Zenfone 5Z

【結果】Xiaomi Mi 8

XiaomiのMIUIについてはすでに最先端のイメージが強く、ZenUIに関してはこれからといった感じです。ASUSの技術力は素晴らしいものがあるので、UIに関してもこれからさらに進化が期待できるのではないでしょうか。

MIUI 10について詳しくはコチラ。

価格比較

Xiaomi Mi 8

6GB/64GBモデル 46,500円程度
6GB/128GBモデル 51,500円程度
6GB/256GBモデル 56,500円程度

Zenfone 5Z

6GB/64GB 海外モデル 60,000円程度
6GB/128GB国内モデル 75,384円(税込)

【結果】Xiaomi Mi 8

Mi 8が確かに上回っているのですが、Xiaomi以外のメーカーと比較すると、Asusはかなり安い方だと思います。Snapdragon845を搭載していて、日本モデルで750,000円程度とはなかなかのものです。まぁその安いAsusと比較してもXiaomiは圧倒的に安いですが・・・。

 

Xiaomi Mi 8 vs ASUS Zenfone 5Z 結局買うならどっち?

残念ながら、Zenfone 5Zはフラッグシップ機というよりは、Snapdragon 845を搭載したミドルハイスペック機といったイメージが強いです。先にZenfone 5に関する記事を書いていたので尚更そう感じるのかもしれませんが、Mi 8と比較して尚更それは感じてしまいました。先日ASUSがリリースしたゲームフォン、ROG Phoneでは圧倒的な技術力を見せつけていただけに、なんだか勿体ないですね。ASUSには次なるフラッグシップ機に期待です!

 

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