Xiaomi Mi 8 と Huawei P20 最強のフラッグシップ、買うならどっち!?

 

Android端末を代表するスマートフォンメーカー、HuaweiのP20とXiaomi Mi 8の比較です。Huaweiのフラッグシップモデルと言えばライカレンズ。 P20にも勿論ライカレンズが搭載されています。Xiaomiのカメラ技術も信じられないスピードで進化していますが、果たしてライカレンズに勝つことは出来るのでしょうか。

また、今回比較するのはMi 8がSnapdragon845、Huawei P20がKirin 970と別々のSocを搭載しています。どちらもシリーズ的には最高峰のSocなので、Snapdragon VS Kirinといった観点からも見ていきたいと思います。

Xiaomi Mi 8 vs Huawei P20徹底比較

デザインについて

ディスプレイデザインについては、ノッチアリな部分は共通しています。しかしP20は下部に指紋認証を搭載しており、その分ベゼルが広くなっています。丸みを帯びたデザインでバランスもとれているので気になるレベルではありませんが、画面占有率は低下しています。画面占有率はMi 8が86.68%なのに対し、P20は80.4%です。

素材はMi 8がガラスとアルミのハイブリッド素材を採用。背面ガラス部分は人工光学に基づきフィットしやすい形状に湾曲させたラウンドグリップデザイン。表面は過去の経験を活かし宝石のような質感と輝きを持たせることに成功。アルミは超軽量素材を使用し、本体重量の軽量化を実現しています

対するP20も素材はガラスにアルミのハイブリッド素材。背面は端部分が緩やかに丸みを帯びています。また、ガラス表面に真空保護コーティングと真空光学コーティングを施すことにより、耐久性を強化すると共に、光の差し込み方や角度により美しい輝きをプラスしています。

カラーバリエーションはMi 8がブラック、ホワイト、ゴールド、ブルーの4色、P20はシャンパンゴールド、ブラック、ミッドナイトブルー、トワイライトの4色。トワイライトは紫から青、緑と変わる独特のグラデーションで高級感では頭一つ抜きん出た印象があります。

Xiaomi Mi 8

 

Huawei P20

 

 

【結果】引き分け

画面占有率の高さや形状へのこだわりではMi 8が一歩リードしていますが、特殊なコーティングやトワイライトカラーといったHuawei見た目や質感への強い拘りはP20が勝っていると感じました。2つの端末の良いところどりをしたらすごい端末になりそうです。そういえば車のメーカーとダブルネームで出したP20の超最上位モデルがそんな感じだったような・・・

 

ディスプレイ性能

Mi 8はSAMSUNGのGalaxy Sシリーズにも採用されている最高スペックなスーパーAMOLEDパネル(有機EL))を採用。有機ELの特徴であるハイコントラスト比は60000:1にも及びます。これにより明暗の差をはっきりさせることができ、メリハリのある表示が可能。さらにDCI-P3というデザイタルシネマ規格にも対応し、式域表現が広範囲で豊かに。最新のHDR 10をサポートしているのも大きな特徴の一つです。画面の大きさは6.21インチで解像度はフルHD+(2248×1080)。

P20が採用しているのはLTPS(低温ポリシリコン)液晶。付加機能としては、ナチュラルトーンディスプレイモードを搭載し、本を読むときなどに背景を紙のような質感に変えることができます。HDR表示には対応しません。LTPS液晶の特徴は、1画素あたりの半導体サイズが小さいので、フルビューディスプレイデザインの場合は極限までベゼルを狭くすることができます。今回のP20のデザインの場合は下にベゼルがあるので少し勿体無いですね。また、それ以外には高速な切り替えが可能で応答速度が速く、輝度も高いので動画をくっきりと表示することができます。マイナスポイントとしてはAMOLEDと比較して消費電力が上がります。しかしコストが安く性能も良いので、これから採用するメーカーはどんどん増えることでしょう。画面の大きさはMi 8より小さめな5.8インチ、解像度はフルHD+(1080 x 2240)。

【結果】Xiaomi Mi 8

LTPSが優秀な液晶でであることは確かですが、Mi 8に採用されているのはSAMSUNGブランド最高品質のスーパーAMOLEDパネルです。ちょっと比較対象としては厳しいかもしれません。もっともLTPSを採用したことで本体価格が抑えられているはずなので、液晶にそこまでこだわりが無いユーザーにとっては嬉しいことですね。

 

ハードウェア性能

Xiaomi Mi 8

Huawei P20

Mi 8はSocにクアルコムのSnapdragon845を採用。Antutuのトータルベンチマークは301,472。

対するP20が採用しているSocはHiSiliconのKirin970です。Antutuのトータルベンチマークは213.000と、Mi 8と比較するとかなり差が開いています。

このあたりSnapdragon とKirinの特性の違いで仕方ないところでしょうか。もしくはMi 8が強すぎるのか・・・。

また、Mi 8、P20共にNFCに対応しています。現状日本では、FeliCaに対応していないと支払いに不便を感じますが、今後オリンピックに向けて規制が緩和され、Google Payなどを使って徐々にNFCのみでの支払いサービスも拡充されていくようです。外国の方からしたら、FeliCaって何?って感じですからね。

さらに、Mi 8はGPSデュアルバンドにスマ−トフォンとしては世界ではじめて対応したこともウリの一つとしています。デュアルバンドのサポートによりGPS精度は大幅に向上。都心など複雑な場所でも細かい位置まで正確にサポートします。日本ではまだ整備が遅れているのであまり恩恵は受けられないとかなんとか。

【結果】Xiaomi Mi 8

ベンチマークでかなり差がついてしまったのと、さらにMi 8はGPSデュアルバンドという最新技術を取り入れていることなどを考慮してMi 8の勝利となりました。

 

防水性能

Xiaomi Mi 8

防水性能公表なし

Huawei P20

IP53の防水防塵性能に準拠(粉塵が内部に侵入しない、降雨による浸水に耐える)。

【結果】Huawei P20

防水防塵についてはMi 8が非対応、P20はIP53に準拠しています。IPの数字は大きくなればなるほど性能が高いということです。一般的に防水防塵と言われるスマホはIP67か68程度なので、それらと比較すると少し低めの性能であることがわかります。

 

カメラ性能

Xiaomi Mi 8

■メインカメラ
1200万画素(f / 1.8,1 / 2.55 “、1.4μm、4軸OIS、デュアルピクセルPDAF)+ 1200万画素(f / 2.4,1 / 3.4″、1.0μm)、2倍光学ズーム、デュアルピクセル位相検出オートフォーカス、デュアルLEDフラッシュ

2160p @ 60fps、1080p @ 30 / 240fps

■フロントカメラ
2000万画素(f /2.0,1.8μm)、1080p

 

Huawei P20

■メインカメラ
1200万画素(f / 1.8,27mm、1 / 2.3 “、1.55μm、OIS)+ 2000万画素(f / 1.6,27mm)、2倍光学ズーム、4-in-1ハイブリッドオートフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー +デプス)、LEDフラッシュ

2160p @ 30fps、1080p @ 30 / 60fps、720p @ 960fps

■フロントカメラ
2400万画素、f / 2.0,1080p

 

カメラベンチマークはご覧の通り、どちらの端末もすごい数値です。

レンズに関しては、まずP20はライカ監修のカメラを使用しています。ライカ製のレカメラだと勘違いしている人がかなりいますが、本当にライカ製のカメラを使っていたら本体価格が2倍、いや3倍以上になるでしょう!なので、ライカが監修して品質を高めたカメラという認識が正しいです。

メインカメラに使われているメインレンズはf値、センサーサイズ共に大差はありません。セカンドレンズはMi 8のf値が2.4と暗めなのに対し、P20はf/1.6とメインレンズより明るいです。光の少ない場所でも手ブレせずに良い写真が撮れるでしょう。

ピント合わせはMi 8がデュアルピクセルPDAFを採用。PDAFは遠近感があったり動いている被写体に対しても高速でピント合わせができることが特徴です。通常のPDAFでは 画像センサーを5%程度しかオートフォーカスに使用できなかったので測定範囲が限られていました。しかしデュアルピクセルPDAFはセンサー全てを使ってオートフォーカスを行うので、測定範囲が大幅に広がり精度も向上しています。P20が採用している4in1ハイブリッドフォーカスは、 像面位相差(ピント合わせのスピードが速い)+コントラストAF(ピント合わせの精度が高い)レーザーAF(暗い室内や夜間のピント合わせに強い)+デプスAF(カメラと被写体との距離計測に優れる)という4つのオートフォーカス機能を組み合わせたことです。それぞれの長所を組み合わせることにより、様々な環境に対応するオールマイティなオートフォーカス性能を実現しています。

通常の動画撮影に関してはMi 8が2160p@60fps、P20が2160p @ 30fpsとなっていて、Mi 8の方がコマ数を2倍多く細かい描写で撮れることになります。また、Mi 8は一度撮影した動画に7種類の加工技術を使い、簡単に映画やPVのように編集するスマートエフェクト機能を搭載しているので撮った後でもいろいろ楽しめます。

スローモーション撮影は960 fpsスーパースローモーション機能を搭載しているP20が優勢。解像度はHDとそこまで高く無いですが、スマートフォンの画面で見る程度だったら十分すぎます。水滴が水面に落ちる動きなんかもばっちり撮れるでしょう!

AI機能はMi 8が206シーンの中から自動的にベストな設定を選び出し、露出や彩度を最適化するのに対し、P20は19シーン。もっとも、P20は1億枚以上の写真を機械学習させた上でAIを機能させていると公表しているので、同じシーンの中でも細かい調整が行われているということなのでしょう。

ズーム機能はMi 8、P20ともに光学2倍ズームに対応しています。

Xiaomi Mi 8撮影サンプル

 

Huawei P20撮影サンプル

 

【結果】Huawei P 20

細かく見ていくことで、よりP20が搭載しているカメラの凄さというものがよくわかりました。

 

バッテリー性能

Xiaomi Mi 8 クイックチャージ4.0+

供給電圧を最適にするアルゴリズム「INOV」は温度監視チャンネルなどを増やし、電圧を0.02Vまで細かく監視できるようになりました。それにより効率化が向上。さらに「デュアルチャージ」の採用で充電速度をさらにはやめています。また、バージョン4+では「INOV」のアルゴリズムをスマートフォンにさらに最適化し、バージョン4と比較して充電速度を15%向上させています。搭載電池容量は3,400mAh。

Huawei P20 HUAWEI SuperCharge

HuaweiスーパーチャージはHuaweiが開発した独自充電技術。4.5V/5Aの高出力に対応し、電池への負荷に合わせて電圧と電流をインテリジェントに調整する、よりスマートで安全な急速充電機能です。搭載電池容量は3,400mAh。

【結果】Xiaomi Mi 8

SuperChargeは電流と電圧をインテリジェントに切り替えられたりと、クイックチャージに性能が近いイメージです。ただ、切り替えに関する情報の詳細が無いのと、サードパーティー製のアクセサリーだと使えないのは大きなマイナスポイントです。充電技術は各メーカーそれぞれ独自技術を開発しようと一生懸命ですが、クアルコムのクイックチャージを技術で超えるのは難しいのではないでしょうか。

 

セキュリティについて

Mi 8はノッチ部分に多数のセンサーを搭載し、赤外線技術を使ってセキュリティ性能と精度の高い顔認証を行います。暗闇でも解除可能。P20にも一応顔認識センサーが1つ搭載されているようですが詳細は不明。少なくとも3Dによる高度な認証ではないでセキュリティはイマイチ。スピードの速さと360度どの顔の向きでも解除可能できるのが特徴のようです。Huaweiは昨年末に3D顔認証技術を発表しているのですが、今回P20に搭載されていないのは、技術がまだ未完成だからなのか、予算が合わなかったからなのか。

Xiaomi Mi 8

 

Huawei P20

【結果】Xiaomi Mi 8

P20も顔認証の速度や精度は良いようですが、顔認証に関する詳しい説明も無いですしセキュリティ面に不安が残ります。そうなるとやはりセンサー数で勝り赤外線技術を使って認証しているMi 8の方が安心して使えそうです。顔認証はスピードも勿論大切ですが、やはりセキュリティ面の強化が第一優先だと思います。

 

ソフトウェアについて

Xiaomi Mi 8 MIUI 10

Mi 8はアップデートが大きな話題になっている最新のMIUI 10を採用。フルビューディスプレイに特化したパフォーマンスやエクスペリエンスが大幅に向上しています。デュアルレンズのAIカメラを搭載しているのでAIポートレートの恩恵はあまり受けないかもしれませんが、それを抜きにしても操作性は抜群でしょう。

Huawei P20 EMUI 8.1

機械学習に基づきCPUやメモリを監視し、適正なリソースを割り当てることにより無駄のない最低限ののパワーで快適な動作を実現。データの検索やアプリケーションの起動を高速化します。さらにP20はPCモードに対応し、大型ディスプレイに出力してパソコンのような使い方ができます。

【結果】引き分け

MIUI、EMUI共に世界でトップクラスのUIです。共通な進化はAI機能によるパフォーマンスとエクスペリエンスの向上です。機械学習により使うほどに快適さが増します。MIUIはフルビューディスプレイに最適化されたことにより、Mi8では直感的でスピーディーな操作が可能に。スピードアップは体感で10%に及びます。EMUIはPCモードを搭載。外部ディスプレイを使うとパソコンのような表示、操作が可能になります。どちらのUIもSocやOSと共に進化を続けているので、最先端を体感出来るでしょう。

価格比較

Xiaomi Mi 8

6GB/64GBモデル 46,500円程度
6GB/128GBモデル 51,500円程度
6GB/256GBモデル 56,500円程度

Huawei P20

6GB/64GB モデル(グローバル) 65,000円程度

4GB/128GB モデル(SIMフリー) 75,000円程度

【結果】Xiaomi Mi 8

Soc性能の差を考慮するとMi 8とP20の価格差はそれなりにありますが、P20はMVNO各社が取扱を始めており、キャンペーンを使えば安く手に入る可能性があります。今のところ国内で手に入る端末の中ではかなりオススメな1台です。

 

Xiaomi Mi 8 vs Huawei P20 結局買うならどっち?

両機種の大きな違いはSocと画面の大きさです。ゲームをしたり動画を見たり、パワフルに使いたい人はMi 8、写真を撮ったりPCモードを使ってインテリジェンスな使い方をしたい人はP20が良いでしょう。どちらもUIまでしっかりと開発をされた、最先端技術が凝縮した端末です。買って損は無いでしょう!

 

 

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