ガラケーのようにも、ハンディカムのようにも見えますが、よく見ると全面ディスプレイ。超未来型デザインのHubble Phone。3つのディスプレイにCPUとGPUが2つずつ搭載されているので、2台のスマートフォンが合体しているといった方がしっくりきます。
ディスプレイはフルHD解像度が2枚に4K解像度が1枚、有機ELが採用され、HDR10にも対応します。CPUはSnapdragon855が2つと流石に無駄遣いと感じてしまうレベル。消費電力も心配になりますが、それぞれに2,800mAhと3,300mAhのバッテリーが搭載されるので、そこはしっかりとカバーされています。メモリー8GB、ストレージ256GBも×2です。あ・・・やっぱり2台ですね。
動画撮影をメインとしたカメラは、これまた規格外の6000万画素に対応し、光学ズームもスマートフォンとしてはダントツ最高倍率の15倍。スマホではなくハンディカムですね。さらに写真撮影用のデュアルレンズカメラもf1.5の大口径レンズにデュアルピクセルPDAF搭載とかなりの高性能。動画と写真でカメラを使い分けるという発想が、もはや純粋なカメラを完全に超えています。
また、4Gと比較して50%データ通信速度が向上する最新の5G通信規格に準拠したり、AR、VR、MR、XR、およびAfR(Alternate Frame Rendering)を全てサポート。スペックの詳細を書いていて、スマートフォンでは無く何か別のものを紹介している錯覚に陥ります。それくらい、現在リリースされている全てのフラッグシップ機と比較しても、ネタと感じるくらいハイスペックです。
この超未来型端末Hubble Phoneの開発には、電子機器メーカー最大手のFoxconnが全面的に協力しています。価格は30万円程度に設定されており、リリースはまだ少し先になりそうです。