風評被害に市場が踊らされるファーウェイが、そんな根も葉もない噂を吹き飛ばす新型モデル『Huawei nova lite 3』をリリースしました。
nova lite 3は大ヒットしたnova lite 2の後継機。前モデルとどう変わったのか、詳しくみていきたいと思います。
大画面化しデザインも刷新されたディスプレイ
nova lite 2はディスプレイサイズが5.65インチだったのに対し、nova lite 3 は6.21インチと大画面に。最新の小型ノッチを採用したフルディスプレイデザインで、画面占有率はiPhone Xを上回る89%。画面占有率の高い画面は、没入感が高まるので動画鑑賞をするのにとても向いています。
解像度も2160x1080ドットから2340x1080ドットにノッチ分拡大。縦に表示できる情報量が増えています。
AI機能が強化された本格的なカメラ
元々ファーェイのカメラ技術は最高峰ですが、nova lite 3ではその性能がさらに高められています。『マスター AI』と名付けられた自動撮影機能は、500以上のシーンから最適な設定を認識。食べ物は美味しそうに、風景はう美しく、花は鮮やかに。AI機能の向上により、これまで以上に感動的な写真をシャッターを切るとともに提供してくれます。
水滴型ノッチに搭載されたインカメラもAI機能を搭載。8つのシーン認識も可能とし、シングルカメラながら背景のぼかしにも対応します。
処理速度を決めるSocが大幅にアップデート
nova lite 2にはKirin 659が搭載されていました。 Antutuのベンチマークでは87000程度と、当時で言えばミッドレンジクラスのスマートフォンとして、まずまずの性能を誇っていました。
今回nova lite 3に搭載されたSocは600番台からアップグレードされ、Kirin 710に。 Kirin710のベンチマークは135000程度。前モデルから5万近くもスコアが増えています。スコアだけみても、どれだけのスペックアップが遂げられたかは明確。違いは実際に実機を触って体感してみましょう!
ゲーム機能が強化されるGPUターボにも対応
nova lite 2には非搭載だったGPUターボに正式対応。対応しているゲームは「伝説対決 -Arena of Valor-」「Vainglory 5V5」「モバイル・レジェンド:Bang Bang」「PUBG MOBILE」「Rules of Survival」の5種類とまだ少ないですが、ハマっているゲームが対応している場合、それだけでも買う価値あり!
撮るじゃなく知ることが出来るAI VISION
Mate 20シリーズから搭載されているHuaweiのオリジナル機能『AI VISION』がnova lite 3にも対応。レンズを通した被写体の情報を表示したり、どこで買うことができるか教えてくれます。翻訳機能もあり。Googleレンズに似てますね。
Huawei nova lite 3は買いなのか?
メモリー3GBにストレージは32GBと、このスペックだけ見ると少し物足りなさは感じます。しかし実際には3GBのメモリーをフルに使っているという人はなかなかいません。そしてSocが710にアップグレードされていることにより操作性は大幅に向上。容量不足はMicro SDカードに対応しているので簡単に解消できるでしょう。何より価格は2万6880円(税抜)。このデザイン、性能で購入出来るスマートフォンとしては、日本国内でトップクラスのコストパフォーマンスと言えるでしょう。