『Google』『Infineon』『ARM』、アメリカの指示でHuaweiとの関係を断ち切る企業が続々と増える中、世界最大手の国際物流会社『DHL Express』もHuaweiの出荷を一時的にキャンセルしました。
しかしキャンセルから5時間後、出荷を再開。『国際的な宅配業者としてHuaweiを含むすべてのお客様に高品質な国際配達サービスを提供することを約束する』という声明を発表しました。かっけえぞDHL!!
DHLはドイツポストの子会社で、本社はブリュッセルにあります。速達郵便事業に加え、倉庫事業、広告事業と幅広く展開しています。
しかしアメリカ国内では速達事業の赤字化から、2008年同事業を撤退。つまりアメリカではメイン事業の採算がとれなかったということです。
事業自体がアメリカの影響を大きく受けないことも、今回の動きを決定する要因となっていることは確かです。
企業が国の影響を受けすぎると、長期的な信頼を失いかねません。DHLの様に世界中の企業が取引先の場合それは大きなダメージ。今回の決断は英断と呼べるでしょう。