リリースされた当初は大きな話題となった各メーカーの折り畳みスマートフォン。しかしGalaxy Foldで大きな障害が複数見つかり、発売するにはまだ時期尚早であるとの見方が増えています。
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HuaweiのMate Xは元々6月中の発売を予定していましたが、9月への延期が決定。Huaweiの副社長である『Vincent Peng』は、『ディスプレイ品質改善のためにリリースを遅らせた』と述べています。
さらに『我々は数えきれないほどのテストを行っている』『出来るだけ早くリリースする』とし、品質向上とこれ以上の遅延は起こさないことを強調しました。
今回のMate X発売遅延に関しては様々な憶測が飛び交っています。『アメリカの制裁によりサプライチェーンからの供給が遅れている』『Mate 30』シリーズのリリースと合わせて、ソフトウェアが変更されOSには『ARK OS』を搭載させる、など。
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マーケティングの観点からいくと、どれも正攻法であるように感じます。今折り畳みスマートフォンをリリースしても品質への不安視から売れ行きが伸びるとは限りません。
それよりも確かな品質を確保し、さらに新規OSという話題性抜群なものをセットにすることで、Mate Xは他社と一線を画したものになるでしょう。
Mate X 仕様 | |
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サイズ/重量 | 開いた状態:146.2 x 161.3 x 5.4 mm 閉じた状態:78.3 x 161.3 x 11 mm 重さ:295g |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ サイズ: 解像度: |
チップセット | Huawei Kirin 980Balong 5000: 2G/3G/4G/5G multi-mode, SA & NSA supportCPU: 2 x Cortex-A76 @ 2.6GHz + 2 x Cortex-A76 @ 1.92GHz + 4 x Cortex-A55 @ 1.8GHzGPU: Mali-G76/NPU |
ソフトウェア | Android 9 Pie(EMUI 9.1.1) |
メモリー | 8GB RAM |
ストレージ | 512GB, expandable via NM card |
カメラ | 40 MP (Wide Angle Lens) + 16 MP (Ultra Wide Angle Lens) + 8 MP (Telephoto) |
バッテリー | 4500mAh |
電池/充電 | 55W Huawei SuperCharge |
センサー | 重力センサー、周囲光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、コンパス、指紋センサー、ホールセンサー、気圧計、赤外線センサー、色温度センサー |
通信 | SIM: Dual SIMNFC: Yes, RW mode/P2P mode/Card Emulation Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac, 2.4 GHz and 5 GHz Bluetooth: Bluetooth 5.0, BLE, SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC and HWA Audio Location: GPS (L1 + L5 dual band) / AGPS / Glonass / BeiDou / Galileo (E1 + E5a dual band) / QZSS (L1 + L5 dual band) Primary SIM card: 5G NR TDD: N41 / N77 / N78 / N79 Secondary SIM card: 4G LTE TDD: B34 / B38 / B39 / B40 / B41 |
ポート | USB Type-C (3.1).、3.5mm ヘッドフォンジャック |
カラー | Interstellar Blue |
アクセサリー | フルプロテクションケース |
価格 | 約29万円 |