Xiaomiは今年、フラッグシップ並の画質を持つ『Redmi Note 7』を年頭にリリース。2月には『Mi 9』『Mi 9 SE』と立て続けにリリースを行い、さらに少し間をおいて廉価モデルとなる『Redmi 7』を発表。そして最近では『Redmi K 20』が爆発的な売上を記録しています。
そして今回、若者に向けた新ブランド『Xiaomi CC』から、『Xiaomi CC9』『Xiaomi CC9e』『Xiaomi CC9 Meitu Edition』3モデルが登場しました。
Xiaomi CC9
Xiaomi CC9はスマートフォンの見た目を重視した人たちに向けたモデルに。背面の3D曲面ガラスは光の入り込む角度により、独特のパターンが浮かび上がります。用意された3カラーはそれぞれに名前が付けられ特徴的に。
『青い惑星』はその名の通り青を基調とし、宇宙に浮かぶ惑星がモチーフに。
『白い恋人』は雪の中に浮かび上がる虹色の淡い思い出を表現。白い恋人は『Xiaomi CC9 Meitu Edition』としてリリースされます。
『黒い王子』はサテン調の高級感溢れる加工がシックな雰囲気に。
Xiaomi CC9のデザインは基本的に『Xiaomi Mi 9』のものが踏襲されていて、ディスプレイはSamsung製の有機ELで6.39インチのフルHD+解像度。輝度は600ニットで直射日光の当たる見づらい状況下においても快適に表示画面を見る事が出来ます。
さらに第7世代の最新ディスプレイ内指紋認証や、ユーザーの目に対する負担を考慮し、軽減させる『DC調光テクノロジー』もサポート。カスタマイズ可能なロック画面やウィジェットに加え、有機ELの特性を活かした『Always-on Display(時計や通知情報のリアルタイム表示機能)』にも対応しています。
メイン機能となるカメラはMi 9と同様にトリプルレンズ仕様。SONYのカメラセンサー搭載により、4800万画素の超高解像度に対応。画素ピッチは0.8μmと高精細で、センサーサイズも1/2インチと大きめ。
SONYの最新センサーは4つの画素を一つに統合する機能を持ち、そうする事で光の取得量も4倍に。F値1.79と大口径なレンズが採用されているので、夜景など光の少ない場所においても、手ブレの少ない高感度撮影を可能とします。
フロントカメラはMi 9より高解像度化。3200万画素となり、今回同時にリリースされた画像加工技術、進化した新『Mimoji』では、この高解像度カメラが役立つ事に。F値も2.0と明るめで、光の少ない場所でも高画質を実現しています。
Appleが先行してリリースしている似顔絵キャラを表情に合わせて動かす技術。これは顔のパーツを自分で一つ一つ組み合わせる必要があります。しかしMimojiはAI機能を駆使し、画像から似顔絵を既成することが可能に。Appleのパクリなどといつもの様に騒がれていますが、そもそも技術が別物です。Mimojiは髪型を含め、最大で165パターンの要素に対応します。
バッテリー容量は4,030mAh。30mAhはAlways-on Displayを考慮しての事なのかもしれません。
SocはSnapdragon 710とやや旧型に。性能面ではミッドレンジの上位モデルとなる700シリーズ。Xiaomi CC9のターゲットに合わせて価格を抑える事、カメラ性能に特化させた事を考えるとアリな施策と言えるでしょう
仕様 | Xiaomi CC9 | Xiaomi CC9e |
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寸法と重量 |
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画面 |
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SoC | Snapdragon 710 | Snapdragon 665 |
メモリーとストレージ |
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電池 | 4,030mAh、クイックチャージ4対応 | 4,030mAh、クイックチャージ3対応 |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
接続性 |
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指紋スキャナー | 第7世代ディスプレイ内指紋認証 | 第7世代ディスプレイ内指紋認証 |
リアカメラ |
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フロントカメラ | 32MP、f / 2.0 | 32MP、f / 2.0 |
Androidのバージョン | Android 9 PieベースのMIUI 10 | Android 9 PieベースのMIUI 10 |
Xiaomi CC9 Meitu Edition
Xiaomiは昨年、自撮りアプリが有名で、自社でスマートフォンも発売していた『Meitu』を買収。そのMeituとコラボレーションしたモデルが『Xiaomi CC9 Meitu Edition』です。
Xiaomi CC9 Meitu Editionは『美しく撮れる自撮りカメラ』にスポットを当てて開発されており、ビューティーモードを強化した専用のカメラアプリが用意されています。『AIローライトポートレート』『映画ポートレート』『全身ビューティーフィルター』モードを備え、ブロガーやインスタグラマーをターゲットとに。また、ムービーカメラなどに搭載されている『V-Logモード』もサポートし、安定した本格的な動画撮影を可能とします。
さらにMIUIが独自デザインにカスタマイズされていて、より女性色が強めなモデルに。メモリー8GB、ストレージは256GBは同モデル最高スペックです。
Xiaomi CC9e
Xiaomi CC9eはシリーズの中で最もリーズナブルなモデルに。上位機種となるCC9と同様の加工が施されておりラグジュアリーな仕上がりに。
ディスプレイは一回り小さくなり6.088インチ。解像度もHD+です。ただし有機ELや最新のディスプレイ内指紋認証はそのまま採用されています。HD+解像度で有機ELの端末って殆ど無いような気がします。珍しい。
また、Socには搭載されるのが初となる『Snapdragon 665』。Snapdragon 665は最も人気があるミッドレンジ向けSoc『Snapdragon 660』の廉価モデル。Antutuのベンチマークスコアは125,000程度となっており、リーズナブルなモデルに搭載されるSocとしては非常に優秀な部類となります。
カメラは同じくトリプルレンズ。
しかも仕様も一緒なのでコストパフォーマンスは非常に高い。画質だってご覧の通り。
Xiaomi CC9eでは『白い恋人』カラーが通常のラインナップに加わるので、少しお得感が味わえるかもしれません。
Xiaomi CC9シリーズの価格について
Xiaomi CC9 6GB/64GBモデル 28,000円程度
Xiaomi CC9 6GB128GBモデル 31,000円程度
Xiaomi CC9 Meitu Edition 8GB/256GBモデル 40,500円程度
Xiaomi CC9e 4GB/64GBモデル 20,000円程度
Xiaomi CC9e 6GB/64GBモデル 22,000円程度
Xiaomi CC9e 6GB/128GBモデル 25,000円程度
Xiaomi CCシリーズは若者をターゲットにしているので、価格を下げるためにスペックを全体的に落としています。スペックで上回り価格で安いのが『Xiaomi Mi 9 SE』。カメラスペック、Soc性能などにおいてXiaomi CC9より優れます。
グローバルモデルを最も買いやすいお店がGearBest。日本語の分かる担当者がいて、1年の修理保証がついているので、日本で購入するのとあまり変わりません。
なので他のオンラインショップより価格は少し高目な筈・・・なのですが、たまにフラッシュセールで他のお店より安く販売していることがあるのです。Xiaomi Mi 9 SE(日本語完全対応のグローバルモデル)もその対象に。期間数量限定でセール中。一定数量を超えると、価格がセール価格では無くなるのでご注意ください!
【格安SIM対応状況】
docomo回線:〇 Softbank(Ymobile)回線:◎ au回線:△
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