5G非対応で高価格のiPhone 11は中国市場に受け入れられることが出来るのか

AppleはiPhoneの最新モデル『iPhone 11』『iPhone 11 Pro』『iPhone 11 Pro Max』をリリースしました。しかし一部のアナリストの間では、Appleが過去の失敗を学ばなかったと痛烈に批判しています。それは高価格帯の維持について。

新しいiPhoneはいずれも5G回線をサポートしませんでした。世界第2位の経済大国となる中国は、今Appleにとって最も重要なマーケットです。しかしアメリカとの貿易関係と共に状況が悪化。Counterpoint Researchの調査によると、Appleの中国市場シェアは、今年の第二四半期に最低レベルまで下落。iPhoneの出荷自体も減少傾向にあります。

そして不満となる一番の原因は価格設定が高すぎること。中国の消費者は、アメリカの価格と比較してiPhone 11は10.5~12.5%、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxに関しては18.6~23%多く支払う必要があります。最もこの価格設定は、前モデルのiPhone XRに設定されていた28%と比較するとかなり下がっています。

一見かなり安くなっているように見えますが、前モデルに関しては最初中国市場で全く売れず、小売業者が値下げを慣行。それでも動きが鈍かったので、最終的にApple自体が中国市場での値下げをするハメになりました。今回はその教訓を活かしての価格設定の筈ですが、まだ納得できるレベルのものではなく、特にiPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxに関しては高すぎるとのこと。

中国の様に格差の激しい国では、モデルによって価格設定をはっきりと分けることは売り方としてはアリかもしれません。しかし、富裕層に5G非対応端末がどこまで普及するかは疑問です。中国では絶大なシェアを誇るHuawei。5G対応モデルを放つMate 30シリーズにシェアをとられることは明らか。

今後のAppleの未来を左右する中国市場。シェアをこれ以上落とすと黄色信号がともります。

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