実機を使って行ったベンチマーク測定ですさまじいスコアを叩き出したOnePlus 7T。しかし性能が世界トップクラスなのは、OnePlusの最新モデルであればある意味当たり前。だって最高性能のフラッグシップモデルのみを作り続けているメーカーです。スコアが低かったらそれはOnePlusではありません!
そして、その魅力は性能の高さに留まりません。素材からデザインまで、徹底的に手抜きする事無く拘りまくるのもOnePlus。前モデルとなるOnePlus 7はラグジュアリー感溢れるメタルボディが特長でした。公式のレンダリング画像とは全く異なる雰囲気。もちろん良い意味で。そしてOnePlus 7Tでは外観デザインもアップデート。落ち着い雰囲気がプラスされ、少し中性的な印象に。
全てにおいて進化したOnePlus 7Tの新たな魅力。開封レビューと共にお伝えしていきたいと思います!
OnePlus 7T開封の義
ザックリとこんな感じ
【良かったところ】
- 背面の質感がとにかく美しい。最高だと思ってたOnePlus 7を超えている
- 90Hzの高速ディスプレイ採用で画面の動きが超滑らかに。ゲームも最高負荷設定で思う存分遊べる
- 6.55インチの有機EL大画面ディスプレイはダークモード時に省電力化が可能。HDR表示対応で色合いも超鮮やか
- 最大輝度1000nitでディスプレイが見づらくなる屋外でもしっかり情報を認識
- 見た目のデザインも超格好良いトリプルレンズカメラ搭載
- 超広角撮影が可能となり、写真も動画も広大な景色をそのまま撮り込める
- アルゴリズムの進化で夜景モードの画質が更に向上。手持ちで夜の絶景を手軽に美しく撮れる
- マクロ撮影に対応し、被写体の質感がそのまま伝わる様な驚きの描写が可能に
- 背景が美しくボケるポートレートモードがズーム撮影に対応
- 光学2倍ズームは離れた場所の被写体も引き寄せて撮れる。物撮りにも影が入り込まずに大活躍
- スマートフォンの音質を超えた本格的なデュアルスピーカーは臨場感抜群
- 最大30Wの超急速充電に対応。動画鑑賞やゲームプレイ時も、安全にトップスピードを維持しながら超高速充電
- 本体の質感をそのまま残せる、付属ケースの高すぎるクオリティ
- しっかりと片手で支えられる、持っているのが楽な形状
- 簡単設定(慣れたら10分程度)でVoLTE化が可能
- 付属品とは思えないレベルにオシャレな充電ケーブル
- 『ノッチを非表示』設定が復活でノッチ嫌いな人は隠す事ができる
- 最新の光学指紋認証センサー搭載でロック解除が高速かつ正確
【イマイチだったところ】
- 夜景モード時にシャッターボタンが表示されない(撮影自体は出来る。その内アップデートで改善される)
- ノッチを隠すと時計やアイコンが下にずれて表示される
OnePlus 7Tのパッケージは縦に長い!デザインに対する拘りの強さを感じる形状
届いた時に少し驚きました。梱包がいつものサイズじゃないのです。袋から出してみて、その理由が分かりました。パッケージが長い!しかし、縦横の比率が変わるだけでかなり印象が変わりますね。パンフレットなどでも、他社と差別化を図る為、デザイン性を強めたい時は規定サイズをあえて使わない場合があります。もちろんコストは上がりますが、OnePlusの様にモノヅクリに拘っているメーカーであれば、その事をビジュアルで伝えるにはぴったりな手法。OnePlusを既に知っている人であれば、OnePlusらしいデザインだと思うかもしれません。
また、パッケージに使われている文字がモロに中国語。これがもし、通常比率のパッケージを使用していたら、下に空白が生まれないので、かなりギッチリした野暮ったいデザインになっていた事でしょう。空白を広く使う事により、漢字一つ一つのバランスがとれ、タイポグラフィが完成しています。これは簡単なように見えて、かなり難易度の高いデザインですね。
OnePlus 7Tの付属品一覧
スマートフォン本体、ACUSB充電器、USBケーブル、純正ケース、SIMピン、ステッカー紙類
目立つ赤がコンセプトカラーとして使われているので、いつもは完全放置の紙類も、ついつい開いて見てしまいます。コンセプトカラーはブランドイメージを定着させるだけでなく、人の注意をひく効果もあるので、OnePlusはその辺をうまく使っているなと思います。製品自体は洗練されていてとてもクールな印象なので、そのギャップもメリハリがあって面白いですね。
OnePlus 7Tの付属充電器は最大30Wの超急速充電に対応
OnePlus 7Tはアップデートにより充電技術も刷新。独自開発充電技術『Warp Charge 30T』は最大30Wの超急速充電に対応。この充電機能は、ゲームをしたり動画を見ている時でもパフォーマンスを落とす事なく動作します。通常、端末に負荷がかかっている時は端末の温度が上昇するので、充電スピードが遅くなります。しかしOnePlus 7Tの場合はMAXスピードのまま、端末のパフォーマンスを落とすことも無く、かつ安全に充電を行います。それがOnePlus 7Tに採用された最新充電技術。ただ速いだけでは無いのです。
また、高度なハイスピード技術ぎっしりつまっているのに充電器自体は非常にコンパクト。しかも日本仕様のプラグなのでそのまま使えます!折角高機能の充電器でも、大きかったりプラグの形状が違うとがっかりしますからね。30Wは5,000mAhを超える電池容量に丁度良いくらいのスピードなので、容量が3,800mAhのOnePlus 7Tであれば瞬速です。重いモバイルバッテリーより、コンパクトで軽いAC充電器を持ち歩き、コンセント付きの喫茶店などでさらっと充電する方がスマート。
OnePlus 7Tの充電ケーブルは見せびらかしたくなる格好良さ
充電ケーブルにも使われているコンセプトカラーの赤。赤の発色は暗めになるとイマイチですが、OnePlusの場合は蛍光に近い赤。スポーティーなイメージです。コネクタ部分に使われている白とのコンビネーションも抜群で、NIKEなどのスポーツブランドとコラボレートした充電ケーブルだと言われても違和感なし。また、USB Type-Cは規格自体がしっかりしているので、耐久性については心配無用。見た目も品質もバッチリ。長く使えます。
OnePlus 7Tの純正ケースは質感が更に向上。質感に合わせて細部にも拘り
付属のケースはTPUとポリカーボネートのハイブリット素材。ダメージを吸収すべき箇所は柔軟なTPU素材。本体の質感をしっかり表現したいところは、透明度の高いしっかりとしたポリカーボネート素材を使用。手に持った瞬間伝わる作りの良さ。Amazonで1,000円程度で売られている安物とは全くの別物です。
OnePlus 7Tの純正ケースはディスプレイの保護もしっかり
OnePlus 7Tのケースは見た目が良いだけでなく、保護機能もばっちりです。ディスプレイの四隅が僅かに突起していて、画面が当たらない様に工夫されています。机の上などに無造作に放り出した時、ディスプレイに傷がつくことを回避。全体が突起していると操作する時に指が引っかかり邪魔になりますが、このケースは違います。保護力、操作性の両方を考慮した完成度の高さは、手抜きを知らないブランドOnePlusならでは。
OnePlus 7Tのデザインシンボルともいえるカメラも、ディスプレと同様の保護設計によりしっかりとガード。カメラを下に置いてもレンズに傷がつかないように考慮されています。
OnePlus 7Tは背面がフロストカラー、サイドはメタル調。ケースはサイドが半透明になっているので、装着することで全体がフロストカラーで統一されます。まさかそこまで考えて作られているのか・・・だとしたら恐れ入りますね。
OnePlus 7T本体詳細レビュー
OnePlus 7Tはカメラデザインと質感だけでも買いだと思わせる
前モデルとなるOnePlus 7は全体がメタリックなラグジュアリーデザイン。レンダリング画像からは色がブラックだと思っていました。しかし実物は全く違い・・想像を遥かに凌ぐ、高級感あふれる風合いに魅了されました。
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OnePlus 7の格好良さを伝える為に撮った写真
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今回のOnePlus 7Tも、レンダリング画像から受けるイメージはイマイチ。なぜあのラグジュアリーデザインを変えてしまったのかと、不満すら感じました。OnePlus 7のデザインをそれくらい気に入っていたからです。しかし開封してみて、実機を見てその考えは変わりました。
これ・・・アリじゃないか。はっきり言って全く別物です。別物なんですけど・・・OnePlus 7とはまた違ったオーラを纏っています。車で言ったらアストンマーチンの様な、気品に満ち溢れています。OnePlusはどちらかち言えばカッチリとしたスーツに似合う正統派なイメージだったのですが、良い意味で柔らかさが加わりました。これなら女性が持っていても違和感ありませんね。もしかしたら、その辺りも意識してデザインしているのかも。
そしてOnePlus 7Tのシンボルとも言えるカメラデザイン。このカメラに惹かれて購入したと言っても過言ではありません。どこのメーカーもカメラデザインは似たり寄ったりになり苦労していますが、私が一番格好良いと思うのはOnePlus 7Tのデザインです!バランスが最高ですね。カメラは画質が一番ではありますが、見た目もかなり重要。
だってスマートフォンの場合は背面が顔。そして、その背面の主役と言えるのがカメラですからね。高い加工技術に最高のカメラデザインが加わり、見た目で買うのもアリなんじゃないかと思わされてしまう、最高のクオリティに仕上がってます。
サイドの立体感は、前モデルのOnePlus 7と比較して少しフラットになったイメージ。OnePlus 7Tの質感の場合、丸みを大きくすると可愛くなりすぎてしまう可能性があります。精悍な雰囲気を強めることで、絶妙なバランスを保っています。持ち易さも考慮しなければならないので、これはかなり苦労したと思います。
OnePlus 7TのUSB Type-Cポートは30W充電と映像出力にも対応
OnePlus 7Tシリーズから採用された最新充電技術、その名も『Warp Charge 30T』。30Wの超ハイスピードで充電する事が可能なだけでなく、ゲームや動画鑑賞中でも安全にハイスピードを保つことが特長です。また、映像出力にも対応するので、ポータブルディスプレイに接続して大画面でゲームを楽しむことも可能。OnePlus 7Tの最高性能をフルに活かせるかは使い方次第。最高速度で充電しつつ、大画面でゲームをプレイする事でOnePlus 7Tの持つ真の実力を垣間見ることが出来るでしょう。
OnePlus 7Tはデュアルスピーカー搭載で他メーカーを一歩リード
他メーカーのスマートフォンは端末の下部(しかも片方)からのみがスピーカーとして機能するのに対し、OnePlus 7Tは受話部にもしっかりとしたスピーカーを搭載。2ヵ所から音が出るので、シングルスピーカーと比較して明らかに音量が大きいです。音声の聞き取りもはっきりと出来るので、無駄なストレスを感じません。
また、DOLBY ATMOSにも対応するので、映画を見る時は立体的な音響効果でしっかりと盛り上げてくれます。スマホのスピーカー如きと侮っていると、いい意味で驚く事に。重低音強めな音源はあまり得意とは言えませんが、ボーカルや楽器音はクリアに心地よく響くので、作業用には丁度良い感じです。
OnePlus 7Tのディスプレイは90Hzの高速表示にアップデート
前モデルとなるOnePlus 7シリーズでは、高速ディスプレイを搭載していたのは上位モデルとなるOnePlus 7 Proのみでした。OnePlus 7とOnePlus 7 Proは同じSocを搭載しているので、ある意味そこで差別化が図られていた。しかしなんと最新のOnePlus 7Tシリーズは、下位モデルとなるOnePlus 7Tにも高速ディスプレイが搭載されています。これはかなりのサプライズ。
OnePlus 7はリフレッシュレートが60Hzだったので、1秒間に60のコマ送りで動きをディスプレイに表示していました。それが90Hzに対応した事で90コマに。コマ数が増えれば増えるほど動きは滑らかになり、目への負担が軽減されます。さらに90Hz表示に対応するゲームなどは没入感が増します。指に吸い付くように操作性も向上。電池の消費はやや激しくなりますが、OnePlus 7Tはそれに合わせて電池容量が増量されています。バッテリー管理のシステムもさらに最適化され、ディスプレイが高速化しても、長時間駆動を維持している事が検証してみて分かりました。
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OnePlus 7T『Antutu』『Geekbench』『3DMark』『battery life』測定結果!
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スマートフォンはスクロールしながら使うものなので、高速ディスプレイの恩恵は、使ったら使った分だけ受ける事になります。OnePlus 7からのアップデート内容としては、かなり魅力的な内容であることは間違いありません。
OnePlus 7Tのディスプレイはダイナミックレンジの広い有機EL素材。最大輝度1000nitで屋外の視認性も抜群
最大輝度が高いメリットは、画面が美しく見えるだけでなく、屋外で利用した時に視認性が大幅に向上する事です。外ではスマートフォンの画面が見えづらくなりませんか?輝度を上げれば見易さはある程度向上するのですが、最大輝度が低いと満足のいくレベルの視認性は得られません。OnePlus 7Tのディスプレイは1000nitの明るさに対応するので、直射日光の下でもしっかりと情報を確認できます。OnePlus 7Tの画面は元々明るめなので、通常時は30%程度の輝度で十分です。
また、有機ELディスプレイの特性を活かし、黒と白が反転するダークモード表示(開発者向けオプションから『フォースダークのオーバーライド』をON。ちょっと分かりづらいです。)にすると、消費電力を抑えつつ見易さも向上。最近では有機ELディスプレイの普及により、ダークモードに対応するアプリが増えました。実用性の向上以外に見た目も格好良くなるので、是非設定してみてください。
OnePlus 7Tはカメラの色味もハイコントラストなのですが、ディスプレイに関しても同じ事が言えます。ハッキリしていてとても鮮やかです。『画面のキャリブレーション』という設定項目で画面の色は調整出来るのですが、個人的にはデフォルトの『鮮やか』設定で問題ありません。もう少し抑え気味の色が良いという人は、『自然』を選択すると色表現が和らぎます。液晶っぽい表示になるといった方が適格かもしれません。
OnePlus 7Tのアンビエントディスプレイは最低限の操作で必要な情報がわかる
アンビエントディスプレイの表示法は、『画面を持ち上げたとき』『画面をタップした時』の2通りから選択する事が出来ます。日時を表示するカレンダーに加え、通知のあった内容はテキストとアイコンで表示。ロックを解除してわざわざアプリを開く手間が省けます。通知を表示したくない場合は設定でOFFにする事も可能。
OnePlus 7Tはノッチはが小型化。ノッチを隠す機能も復活
OnePlus 7Tではノッチサイズが小型化。逆にディスプレイサイズは大きくなっているので、OnePlus 7と比較して画面の占有率が上がっています。また、OSのアップデートで消えてしまった『ノッチを隠す』機能が復活。ディスプレイの設定から『ノッチ領域を非表示』にすると、ノッチ部分の背景が黒くなりほぼ見えない状態に。
これは有機ELディスプレイであるからこそ成せる技。ただし、現状ではアンテナやアイコンが下にずれて表示されるので、ノッチを隠すと表示領域がやや狭くなってしまいます。Xiaomiはノッチを隠す黒い背景部分にも情報が表示されるので、OnePlusもその仕様に合わせていただきたいですね。その内アップデートで改善されるでしょう。
OnePlus 7Tのカメラはトリプルレンズに進化。マクロ撮影も可能に
OnePlus 7はデュアルレンズだったのに対し、OnePlus 7Tではトリプルレンズに進化。そして進化したのは勿論、物理的な部分だけではありません。ポートレートモード、マクロモードが『ズーム撮影』に対応。夜景モードでは『広角撮影』が可能に。動画撮影時も『広角撮影』『ズーム撮影』が可能になりました。これは全て、OnePlusの公式コミュニティでユーザーが望んでいた機能です。
カメラに関するアルゴリズムがアップデートされたからか、画質もOnePlus 7と比較して向上。幅広いシーンで驚くような描写を見せてくれます。色合いは全体的にコントラストがやや強めな感じ。コントラスト強めな画像は、ダイナミックレンジの広い有機ELディスプレイでは、特に美しく表示されます。OnePlus 7Tの画質は、有機ELが増えた今のディスプレイ事情も考慮しているのかもしれません。
写真にあまり興味の無い方には申し訳ないのですが、OnePlus 7Tの描写はかなり私好みなので、ついつい撮影サンプルを沢山撮りすぎてしまいました。画像は全て撮って出し。『こんな景色がこんな風に撮れる』といった参考にしていただけたら幸いです。
OnePlus 7Tは最新の指紋認証センサーを搭載。アルゴリズムも進化して精度が向上
OnePlus 7Tの光学式指紋認証センサーは、前モデルのOnePlus 7に引き続きディスプレイ内に埋め込まれています。ただし、センサー自体は最新のものに変更。アルゴリズムもアップデートされたので、認証速度やセキュリティの精度が向上しています。
また、ロック解除時に表示されるアニメーションのパターンは3種類の中から選ぶ事が出来ます。このアニメーションはロックを解除する度に表示されるので、変える事で気分転換になるかもしれません。動くのが煩わしいという人は、アニメーションをOFF設定に。
OnePlus 7TのSIMスロットはシングルっぽいけどしっかりデュアル
はじめてSIMスロットを開けた時、正直驚きました。シングルスロットじゃないか!と。しかしこれ、ぱっと見はシングルですけど、裏と表でちゃんと2枚のSIMを装着する事が出来るんです。この形状だとSIMスロットのスペースも最小限で抑えられますね。中々思いつきそうで思いつかない、実用性を向上させるミニマムなデザインが、OnePlusには多いような気がします。
また、OnePlus 7Tでは初めてVoLTE化に挑戦してみました。パソコンを使ったり面倒くさそうなイメージがあったのですが、一度行うと次からは何をすべきか分かります。慣れたら10分程度で終了するかと。Windowsパソコンさえあれば誰でも簡単にVoLTE化出来るので、是非やってみてくださいね。
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OnePlus 7TをVoLTE化する方法を簡潔に説明!慣れれば10分!設定しなきゃ損だぞ!
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OnePlus 7Tは6.55インチの大画面なのに200g以下の軽量設計
OnePlus 7Tでは電池容量が3,800mAhに増量。さらにディスプレイも6.41インチから6.55インチに巨大化しています。ガラス素材が使われているので、通常であれば200gを超えてもおかしくはありません。しかしスリムデザインを追求した結果、191gという軽さを実現しています。200gを超えると重いと感じる人が増えるようですが、191gであれば、大画面のフラッグシップモデルを使いたいという女性にもオススメ出来ます。
OnePlus 7Tは大画面&薄型化でさらに見易く持ち易く
OnePlus 7は電池容量が増えたのに厚みは減少
OnePlus 7より画面サイズは1インチ以上大きくなっていますが、幅はほぼ同じ。そして厚みはOnePlus 7Tの方が薄くなっています(撮影時、OnePlus 7に貼っているガラスフィルムの方が少しだけ厚かったのですが、実際OnePlus 7Tの方が薄いです)。電池容量は増えているので、これは凄い事ですよね。片手で持った時の持ち易さは幅と厚みで決まるので、薄くなったOnePlus 7Tの方が単純に持ちやすいです。
また、形状的にしっかりと支えるようになったので、片手でも安定して持てます。安定して持つ事が出来ると、落とす可能性が低くなりますし、重さが分散されるので長時間持っていても手が疲れません。大手のスマートフォンは大体人間工学に基づいて背面を設計しているのですが、OnePlus 7Tの場合は持った瞬間にその事がしっかりと伝わります。
OnePlus 7TとiPhone SEの画面サイズ比較
OnePlus 7Tは、ダークモード表示にすると物凄く画面が大きく見えます。そして格好良く美しい。『ノッチを隠す』設定にすると時計やアイコンが下にずれてしまいますが、システムをダークモードに設定((開発者向けオプションから『フォースダークのオーバーライド』をON)ていると、ノッチの横にきちんと並んで表示されます。つまりほぼ全面がディスプレイに。絶対に必要だと思っていた『ノッチを隠す』、無くても良いのかもしれません。しかしiPhone SEと並べると、タブレットと見間違えるかの様な画面表示領域ですね。
OnePlus 7Tを開封してみて
最高のフラッグシップモデルOnePlus 7を超えたOnePlus 7T
やはり一番気に入ったのは背面デザインです。OnePlus 7の質感があまりにも好きだったので、OnePlus 7Tの実物を見るまでは、正直不安でした。しかしその不安をいとも簡単に打ち砕いてくれたOnePlusの凄さ。イメージがガラッと変わったのに、やはりOnePlusはOnePlusでした。突き抜けてしまえば、どんなアプローチでも最高に格好良い。
他メーカーと比較してもダントツで格好良いカメラデザイン
センスの良さを感じるカメラのレイアウト。スマートフォンのカメラはレイアウトが単調になりがちで、大体は他社と被ってしまいます。しかしOnePlus 7Tは違いました。究極のバランスデザイン。さらにカメラっぽさまできちんと伝わるという。現存するスマートフォンの中で一番好きなカメラデザインです。
格好良いカメラが映し出すフラッグシップ画質
OnePlus 7Tを購入したら、是非国内で売られている同価格帯のスマートフォンと画質を比較していただきたい。圧倒的な差を感じると思います。カメラ性能が良くないと、広角で撮った時に全体がモヤっとしてしまうのですが、OnePlus 7Tの場合はそんな事ありません。ボケも自然で正確。コントラストがやや強めですが、私はHDRが大好きなのでドンピシャな感じです。有機ELディスプレイで見るのに適して絵作りなので、自分で撮った画像を見るのが楽しみになります。
高い処理能力をフルに活かしてくれる90Hzの高速ディスプレイ
最高の処理能力を持つOnePlus 7Tですが、高速ディスプレイを搭載した事で、その性能をフルに発揮できるようになりました。いくら早く操作しても、しっかりと画面がついてきます。目の疲れも明らかに軽減。高い処理能力と高速ディスプレイの相性は間違いなく最高です。ゲームも一番負荷のかかる状態に設定出来、当然動きはめっちゃ滑らかです。一度高速ディスプレイに慣れてしまうと、普通のディスプレイには戻れないと思いますよ。
30W充電は電池切れの恐怖をゼロにしてくれる
少し前までは、急速充電と言えば10W充電が主流でした。それが今は30W。OnePlus 7Tは3倍の速さで充電する事が出来るようになったという事です。しかも、OnePlus 7Tの充電スピードはゲームをしながら、動画を見ながらでも衰えることはありません。電池が無くなりそうな状態からでも、びっくりする位素早く充電してくれます。モバイルバッテリーは電池切れの不安をやわらげてくれますが、充電が完了するまでにやや時間がかかり、ストレスです。OnePlus 7Tの付属充電器であれば、そのストレスが無くなります。
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