Socに『Snapdragon 855 Plus』を搭載し、OnePlus 7TシリーズやROG Phone 2と共に世界最高性能のAndroidスマートフォンとして君臨するのが、OPPOから独立した『Realme』の放つ『Realme X2 Pro』。Antutuベンチマークは49万を超え、最新のiPhoneと比較してもひけをとらない、圧倒的な処理能力が魅力だ。
しかし日本で重視されている機能の一つが『防水』。Realme X2 Proは防水性能を示す『IP』を取得していない。つまり防水に関してはiPhoneに劣る可能性があるという事だ。個人的には『雨が降った時に壊れなければ良い』程度にしか思っていないのだが、お風呂でスマホを使っている人も意外と多いらしい。そういった人たちは、水の中に落としても壊れない程度の防水性能を求めているのだろうか。
ただ、お風呂で使えないならRealme X2 Proを候補から外すというのは時期尚早。最近ではIP規格を取得していなくても、しっかりと防水性能を搭載している端末が増えている。『Xiaomi』や『OnePlus』といった、今スマートフォン市場をリードする一流メーカーのスマートフォンだ。2つのメーカーは『規格=無駄なコスト』という考え方が強く、防水性能はしっかりと搭載した上で、それを伝える事に関しては、オウンドや外部メディアの検証テストを利用している。
外部メディアからすると、防水テストを行う事が一つの注目トピックスとして確立されるので正にWINWINな関係を築いていると言える。
そしてその流れを継承したのが『Realme』だ。Realme X2 Proが防水性能を持っているか否か、分からなかったので検索してみたら、早速防水テスト動画が幾つかヒットした。それもかなり本格的なもの。
完全に水没した状態で、10分以上が経過している。その上で何の問題もなく動作。さらに本体を開け、中に水が浸水していないこともしっかりと確認している。このレベルであれば、お風呂の中でも無駄な心配をせずに使う事が出来るだろう。
防水性能重視で、IP規格に頼ってスマートフォンを探すのも良いが、実際にどの程度の防水性能があるかは、簡単に見つけられるテスト動画で見極めてから購入する方が、間違いなくコスパの高い端末を購入する事が出来る。
少なくとも、Realme X2 Proであれば、最高の処理能力と高い防水性能を併せ持ちながら、価格はミッドレンジ並みに安い。ゲームも余裕でこなす最強のスマートフォン。お風呂でPUBGをやりすぎて、のぼせてしまう日が来るかもしれない。