Huaweiは2月24日(日本時間2/25 午前2:30)、オンライン上でイベントを開催し、HMS(Huawei Mobile Service)を搭載するスマートフォン『Honor V30』シリーズをヨーロッパ市場に投入予定。
Join us on our mission to create an intelligent world for the youth. Tune into the LIVESTREAM for the HONOR All-Scenario Intelligence Conference on February 24, 2020 at 18:30 CET. #HONORIntelligence https://t.co/4BiUVTSyFH
— HONOR (@Honorglobal) February 17, 2020
Huaweiは最新端末へのGoogleライセンス停止により、GMS(Google Mobile Services)が使えなくなりました。その代替えとして自社で開発を進めているのがHMS(Huawei Mobile Service)。Huaweiは今後GMSとは別に、独自のエコシステムを構築する必要があります。すでにSMSやメールなど、基本的なサービスの提供が開始されており、ナビゲーションアプリに関してもオランダの『TOMTOM』との提携を発表し、開発を進行中。
Honor V30シリーズは最新フラッグシップ向けSocとなるKirin 990を搭載。5Gのデュアルネットワークモード(NSA / SA)に対応し、n1 / n3 / n41 / n77 / n78 / n79といった6つのBANDをサポート。
また、ハイエンドモデルとなる『Honor V30 Pro』は独自の『Matrix Camera Technology』を採用。『DxOMark』では『122』という世界トップクラスのスコアを取得しています。
RYYBフィルターを備え、HuaweiとSONYが共同開発したカメラセンサー『Sony IMX600 40MP』、画像処理能力を増した『Kirin 990』のNPU、そこに強化されたアルゴリズムを組み合わせる事で、これまで以上に低光量による画質を安定、向上させているのが特長です。
Googleの標準アプリが使えなくなったことにより、日本でも敬遠する声が多いHuaweiの最新モデル。カメラ機能が突出しているだけに何とも残念な状況と言えます。表示言語の対応が不完全であったり、ナビアプリが無かったりと、まだGMSにはサービス内容が程遠いHMS。ヨーロッパ向けにHonor V30シリーズをリリースするにあたり、実用的に使える追加アプリなどが発表されたら面白いですね。