Xiaomiの最新フラッグシップモデル『Mi 10』シリーズでは、無線による充電機能が大幅に強化。有線充電レベルとなる『30W』の無線充電に対応する。しかし問題となるのは充電器だ。30Wの出力に対応する無線充電器は、まだ数えるほどしか発売されていない。そして充電器を使う為には電源が必要になるので、外出先で使う事を考えるとやや煩わしさを感じざるを得ない。
30Wの無線充電に対応するモバイルバッテリーが登場したら、家でも外出先でも、超高速無線充電機能を手軽に利用する事が可能になる。しかし、モバイルバッテリーに30Wの無線充電機能を搭載する事など、現実的に可能なのだろうか。そもそも、一般的なACタイプの充電器すらまだ数える程しか見当たらないので、実用化されるまでに時間がかかりそうなイメージだが・・・
Xiaomiはすでに、30W無線充電に対応するモバイルバッテリーを開発済みだ。すでに20Wの無線充電に対応するモバイルバッテリーは市場に投入されており、30W対応はそのアップデートモデルとなる。バッテリー容量は20,000mAhで、前モデルの約2倍に増量。USB-Cポートからの有線出力は最大65W出力を可能とし、ラップトップPCなどの充電に利用することもできる。
また、このモバイルバッテリーは機能性だけでなく素材から拘っていて、『レザーバージョン』と『セラミックバージョン』の2タイプが登場する。価格は中国市場価格でレザーバージョンが『5,300円』程度、セラミックバージョンが『6,000円』程度とXiaomiらしい破格の安さ。この充電器があれば、Xiaomi Mi 10シリーズの利便性がさらに上がること間違いなし。発売開始は公式オンラインストアなどで、4月9日から。日本発送可能な店舗が出始めたら、早めにアナウンスします。