Androidの先端をいく、中国市場のAntutuスコア最新ランキング。現在フラッグシップモデルとミッドレンジ用、2つのランキングが用意されていて、ミッドレンジ市場にも大きな注目が集まっている。そのミッドレンジ市場を圧倒的なスコアで牽引するのが『Dimensity 1000L』だ。
Dimensity 1000Lを開発しているのは『Qualcomm』でも『Huawei』でもなく『MediaTek』だ。
MediaTekは昨年『Heilo G90T』をリリースし、搭載端末である『Redmi Note 8 Pro』は2019年のミッドレンジでトップのAntutuスコアを維持し、MediaTekの存在感を世間に知らしめた。
元々QualcommのSnapdragonやHuaweiのKirinと比較すると、やや遅れをとっていたイメージのMediaTek。しかしHeilo G90T、Dimensity 1000Lと順当な進化を続け、一歩ずつ両社に近づいているイメージだ。まずはミッドレンジにおいて頂点を極め、次はフラッグシップモデル市場でのランクインを期待したい。それにしてもDimensity 1000Lを搭載するOPPO Reno 5G、気になりすぎる。