Xiaomi Mi 10 Liteの中国モデルとなる『Mi 10 Youth Edition』は、グローバルモデルよりカメラ機能が強化される事で注目を集めています。すでに『MIUI 12』と共に4月27日のリリースが確定しており、本体画像や機能についてもいくつか情報が公開されています。
まず度肝を抜かれたのが、フラッグシップモデル御用達のペリスコープカメラの採用。光学5倍、ハイブリッド10倍、最大ズーム50倍という、Xiaomiを代表するカメラスマホ、Mi Note 10シリーズと同じレベルのスペック。
すでに撮影サンプルも公開されています。Mi 10 Youth Editionは廉価版5Gスマホになる予定ですが、どれもその価格帯からは信じられない画質ばかり。望遠機能だけでなく、高感度撮影や、マクロ、ポートレートに関するクオリティの高さも見逃せません。
『分身の術』を使っているかのように、一人の人間が複数いるように合成する機能も用意されています。カメラとソフトウェア性能、どちらかがイマイチだとこういった加工は不自然な仕上がりになりますが、サンプルを見る限り、かなり自然ですね。
そしてもう一つが、残像エフェクト効果をつける事ができる動画撮影機能。こちらも、精度が低いとただブレているだけに見えてしまう難しいエフェクト。まだサンプル動画は公開されていませんが、どの程度のものになるのか楽しみです。
カメラ性能をここまで高めているなら、折角作った『Mi CC』ブランドから出せば?と思ってしまいますが、何かしらの戦略があるのでしょうか。価格がグローバルモデルと同等なのであれば、間違いなくこっちのモデルを欲しい人が多いはず。もはや別物ですからね・・・。
あ、実機。