Googleがリリースしている便利アプリの一つに『Googleレンズ』があります。そのGoogleレンズに新たな機能が加わりました。
これまでは読み込んだ文字を一度テキストデータに直し、そこからコピーして貼り付けるといった作業が必要だったのに対し、新機能ではGoogleレンズに写した手書きや印刷の文字情報が、そのままテキストデータとして選択可能に。
さらに、テキストを選択した上で『パソコンにコピー』を押すと、同じグーグルアカウントでChromeにログインしている、パソコンにその文字データを転送(Windowsではクリップボードにテキストデータがコピーされましたが、Macでは同期出来ませんでした。今のところWindowsとChrome Book限定の機能なのかもしれません)。
テキストデータを瞬時にパソコンと同期させるだけでなく、選択部分を直接読み上げる事も可能に。以前はGoogle翻訳で一度テキストデータを認識させ、そこから読み上げ作業をする必要があったのに対し、その流れがシームレスになりました。
文字を扱う人間にとって、今回の機能追加は明確な作業の効率化に繋がります。人々があっと驚く様な斬新な機能も魅力的ですが、こういった日常的に使える機能のアップデートは大歓迎。Googleレンズがここまで使いやすくなると、やはりGMSは必須と言わざるを得ませんね。