Xiaomiのサブブランド『Redmi』がまもなくリリースを行う、最新ミッドレンジ『Redmi K30 5G Racing Edition』と共に、公式リリースを前にして、名称が明らかになっていた『Snapdragon 768G』。Redmi K30 5G Racing Editionの5月14日正式発売を前に、QualcommはSnapdragon 768Gを公式にリリースしました。
Snapdragon 768Gは、CPU(Kryo 475)のクロック周波数を、Snapdragon 765Gの2.4GHzから2.8GHzにクロックアップ。パフォーマンスを15%向上させています。さらにGPU(Adreno 620)のレンダリング性能も15%アップ。上位モデルのSnapdragon 865と同様に、グラフィックドライバーのアップデートにも対応しました。
JD.comに開設されている『Redmi K30 5G Racing Edition』の製品ページも内容がアップデートされ、詳細が明らかに。スペックは、Soc以外は基本モデルとなる『Redmi K30 5G』と変わらず、ディスプレイは6.67インチの液晶で、リフレッシュレートは『120Hz』の高速表示に対応。
メインカメラは6400万画素で、カメラセンサーにはSONYのIMX 686を採用。さらに800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度測定カメラといった4眼構成。フロントカメラもデュアル仕様になっており、2000万画素の高解像度カメラと200万画素の深度測定カメラが備えられます。
Socの処理速度が向上した事で、ゲーム用途で強みを増した『Redmi K30 5G Racing Edition』。現在のところ中国市場でのみの販売が予定されており、すでに3万円(282ドル)程度で、JD.comにて予約を受付中。現行品より明らかに魅力的なスペックと価格設定。是非グローバル市場でもリリースしてほしいものですね。