先日MediaTekがリリースした、フラッグシップモデル向けの最新Soc『Dimensity 1000+』。その最新Socを搭載する第一号機となるのが、VivoのサブブランドIQOOの『IQOO Z1』です。
中国の有名な情報提供者『デジタルチャットステーション』は、IQOO Z1の実機とされる画像をリーク。画像からは、ディスプレイの右上にパンチホールカメラが備えられることや、リフレッシュレートが144Hzに対応し、さらに『60Hz』『90Hz』『120Hz』『144Hz』の4段階切り替えが可能である事が分かります。
同社はすでに、144Hzのリフレッシュレートに対応する『iQOO Neo 3』をリリースしている事から、ディスプレイの仕様に関しては、IQOO Z1も同じになる可能性が高いです。iQOO Neo 3のディスプレイ仕様を元にすると、ディスプレイサイズは6.57インチで、液晶パネルを採用。指紋認証は電源ボタンと一体型になり、サイドに配置されます。
さらに、Vivoは公式のWeiboに、『IQOO Z1』の特徴を示した広告画像と、リリース日を明記したイメージ動画を投稿。『リフレッシュレート 144Hz』『5G対応』『パンチホールカメラ』の採用に加え、リリース日が『5月19日』になる事を公表しました。
スペックの高さとは裏腹に、まだ搭載端末が極端に少ないMediaTekの『Dimensity』。OPPOやHuaweiが現段階で先駆けとなっており、今後はXiaomi(Redmi)もDimensity搭載モデルをリリース予定。高性能かつ価格が安いというイメージを定着させる事ができれば、今の落ち込み気味のスマートフォン市場でも、着実に売上を伸ばす事が出来るはず。ピンチをチャンスに変え、『Snapdragon』と『Kirin』の牙城を崩す事は出来るのでしょうか。