大手半導体メーカーのMediaTekは、先日『Dimensity 1000』のアップデートモデルとなる『Dimensity 1000+』をリリースしました。
そして5月18日、さらに新たな5G対応Socのリリースを公式が告知。5月19日にはDimensity 1000+初搭載モデルのiQOO Z1がリリースされるので、慌ただしい状況が続きます。
Dimensity 1000のアップデートモデルとなるDimensity 1000 Plusがリリースされたので、次の流れとして期待されるのがDimensity 800 plus 。
Dimensity 1000 Plusでは、FHD+解像度に対応するリフレッシュレートが120Hzから144Hzに引き上げられ、5G、Bluetooth、Wi-Fiなど、ネットワーク全般の更なる最適化により、利便性と省電力性能を強化。さらにフレームレートレベルでの画質自動補正機能が追加され、全体的に実用的なアップデートが行われました。
先日リリースされたQualcommのミッドレンジ用最新Soc『Snapdragon 768G』が対応するリフレッシュレートは120Hz。仮にDimensity 800 Plusが144Hzに対応した場合、スペックではSnapdragon 768Gを一歩リードする事になります。ミッドレンジなら120Hzでも十分な気はしますが、後発となるのであれば、ここは負けられないところ。
また、フラッグシップ用の『Dimensity 1000』のクロック周波数を落とし、半ば無理やりミッドレンジ用のSocとして『Dimensity 1000L』をラインナップしているMediaTek。Dimensity 800 Plusではその辺りの状況を踏まえ、どういったアプローチをしてくるのかに注目です。もちろん、リリースされる事が大前提ですが。