本日(5/19)、Xiaomiの関連会社『Huami』は、スマートウォッチのニューモデル『Amazfit Ares』を中国市場にリリースしました。同社のT-Rexと同様に、見た目はG-SHOCKライクで男らしいデザイン。やや珍しいテイストです。
スマートウォッチは通常、円形か四角いディスプレイを採用しているのに対し、Amazfit Aresは八角形を採用(表示領域は恐らくUIが表示されている箇所のみ)。この形状は見たことがないので、着けているとかなり目立ちますね。シリコン製のバンドは、一体型で交換不可能。
ディスプレイサイズは1.28インチで、周辺光に合わせて明るさを自動調整してくれます。ガラスには強化ガラスの『Gorilla Glass 3』を採用。防水性能は5気圧で、最大水深50mの水圧まで耐える事が可能。
計測機能はランニング、水泳、サイクリングといった基本的なものに加え、ボクシング、テコンドー、ボウリング、スカッシュといった、他のスマートウォッチでは測定不能な運動にも対応。種類は全部で70種類。今自分が行っている運動がAmazfit Aresに対応しているか、興味がある方は是非調べてみましょう。
運動中は心拍、速度、高度といった、40項目をトラッキングしてデータを記録。心拍の測定には、同社が独自開発したBioTracker PPG光学センサーを採用。健康評価システムhuami-PAIと連携する事で、心臓病、2型糖尿病、高血圧の予防に役立てます。
また、記録したデータは、プロのアスリートが使用するFirstBeat社のアルゴリズムが解析を行い、VO2max(最大酸素摂取量)、疲労からの回復にかかる時間、運動時にかけた負荷、運動により得られた効果を算出。解析された内容を元に、改善方法を提供したり、オーバーワークの警告を行います。
位置情報の取得にはGPSとGLONASSといった2つの衛星を使用。ランニングやサイクリング時の経路記録をより正確に行います。気圧計を内蔵する事で、高度などの細かい情報を記録、表示させる事も可能です。
200mAhの大容量バッテリーを搭載する事で、24時間の心拍測定、睡眠も追跡、1日150件の通知、GPS機能ON(1日30分)、週3回のエクセサイズといったハードな使い方をしても、1度の充電で連続駆動時間は最長13日間程度。さらに、低消費電力の時計モードでは、最長90日間という、圧倒的な長時間駆動を実現しています。
Amazfit Aresはロックブラックとアーミーグリーンの2色展開で、販売価格は7,500円(70ドル)程度と、高機能からは考えられない安さ。すでにTmall、JD.com、Xiaomi Mallでは先行販売が開始されています。正式な販売開始は6月1日から。