Xiaomiのサブブランド『Redmi』は、先週インド市場においてTWS『Redmi Earbuds S』をリリースしました。価格はわずか2,600円(24ドル)程度で、5月27日のリリース以降、販売台数が10万台を超える、大きなヒット商品となっています。Xiaomiはこの販売台数につき、インドTWS市場の四半期ベースで、『約15%』に相当するとしており、大きな手応えを見せています。
TWSはインド市場でも着実にユーザー数を伸ばしており、出荷台数は前年比で700%程度にまで成長。IDCが2020年第1四半期に発表したデータによれば、市場でトップのシェアを持つのは現在Samsung。しかし、Xiaomiの本格参入により、インドTWS市場の構図は短い期間で大きく変わるでしょう。
『Redmi Earbuds S』は2,600円(24ドル)という低価格ながら、低遅延モードを搭載。防滴設計が施されているので、トレーニングをする時の利用にも最適。また、Bluetooth5.0を採用した事により、データ伝送速度と通信範囲をが向上。Google音声アシスタントにも対応し、より利便性を高めています。単体での連続駆動時間は4時間程度と、TWSにしては長めで、充電ケースを利用すれば12時間の電池持ちを実現します。
スマートフォンにおいては、コストパフォーマンスの高さが認められ、インド市場でシェア1位を獲得しているXiaomi。すでにブランドとしては認知されているので、今後はスマートフォンとセットで購入するユーザーが増えるかもしれませんね。あっという間にTWS市場でも、トップシェアをSamsungから奪還しそうです。