テレワークにも大活躍のラップトップ。HP(ヒューレット・パッカード)は、6月8日、『HP Chromebook x360 14c』『HP Chromebook 11a』の2モデルをリリースしました。
HP Chromebook x360 14cは、14インチのFHD(1920 x 1080px)タッチスクリーンを搭載。『3面マイクロエッジベゼル』を採用する事で、画面占有率は88%まで拡大。ガラスには、スマートフォンでもお馴染みの、コーニング社の『Gorilla Glass』を使用し、耐久性にもしっかりと配慮。
厚み17.95mm、重さは1.58kg程度と、14インチのラップトップとしては、薄型軽量設計で持ち運びに最適。
キーボードにはバックライトが備えられ、両側面にはデュアルスピーカーを採用。さらに右のパームレスト部分には、指紋認証キーを搭載し、セキュリティを向。
本体左面にはUSB Type-Cポート×1、電源スイッチ、音量調整ボタンに加え、Webカメラ専用のプライバシースイッチが搭載されています。女性ユーザーにとっては安心して使える要素の一つですね。
右面はUSB-Aポート×1、USB Type-Cポート×1、イヤフォンジャック×1、Micro SDカードスロット×1といった構成に。
CPUは第10世代のIntel Pentium Gold 6405U、Intel Core i3-10110UとCore i5(詳細不明)の3モデルを用意。メモリは4GB/8GB、ストレージはeMMCで容量は64GB/128GBとなっています。
電池容量は60.9 Whで、連続駆動時間は13.5時間と長め。最大45Wの急速充電機能も備え、45分で約50%、90分で約90分程度の充電を完了。先日発売されたAnkerの薄型軽量充電器Anker PowerPort Atom lll 45W Slimとの相性も良さそうですね。最新通信規格Wi-Fi 6、Bluetooth5.0にも対応します。価格は54,000円程度(499ドル)~となっており、Windowsの同スペック帯と比較すると、買いやすい設定。
『HP Chromebook 11a』は『HP Chromebook x360 14c』と比較して一回り小さくなり、ディスプレイサイズは11.6インチ。タッチ式と非タッチ式の2タイプが用意されます。ベゼルはかなり太めになり、上位モデルと比較すると少し野暮ったい印象に。解像度もFHDからHD(1366 x 768px)にスペックダウンしています。
CPUには第10世代のCeleron N3350を搭載。重量は1.35kgと『HP Chromebook x360 14c』より軽めですが、ディスプレイのインチ差を考えると、重量によるメリットはあまり無い様な気が。メモリは4GBで、ストレージはeMMC 32GB。『HP Chromebook 11a』を選ぶ理由はやはり価格。23,500円(219ドル)程度~と、かなりお手頃です。とりあえずChromebookを使ってみたいという人にとっては、ありな選択肢かもしれません。