Amazonの『Prime Video』には、『見放題』『レンタル』『購入』の3種類が用意されています。『見放題』の場合は、プライム会員であれば追加料金なしで、映画やテレビコンテンツをいつでも気兼ねなく観る事が出来ます。作品数も多いので、基本的に大満足なのですが、あえて短所を挙げるとしたら、、最新作を観れるのがやや遅れるところでしょうか。
最新作を観るのであれば、『レンタル』か『購入』の2択です。しかし、『Prime Video』の『見放題』に慣れてしまっていると、お金を出して動画を観る事にかなり躊躇してしまいます。なぜかと言えば『見放題』の満足度が高すぎるから。しかし、映画好きであれば、どうしても早くに観たい作品は当然ありますよね。今だったら『パラサイト』『天気の子』『アナ雪の女王2』『カイジファイナルゲーム』などがランキング上位に。
レンタルする場合、新作は『500円』料金が発生します。購入すれが『2,500円』。何度も観たいような作品なのであれば、購入してしまった方が良いでしょう。しかし、繰り返しになりますが、『見放題』ばかり観ていると、『500円』も『2,500円』も高く感じてしまいます。高いと感じる料金を支払ってまで観たい映画。用意すべきは『最高の環境で映画を観る事の出来るディスプレイ』です。そこで最もオススメしたいのは、Amazonが販売している『Fire HD 10』。
『Fire HD 10』は、同じ価格帯では群を抜いてコスパの高いタブレット『Fireタブレット』の中で、唯一FHD解像度に対応しています。『Prime Video』がタブレットに対応する最高解像度は『HD(1080P)』。HDという表示になっていますが、1080PはフルHDの事です。
つまり、最高の解像度で映画を観る為には、『Fire HD 10』が必要になります。イマイチなディスプレイで10回映画をレンタルして観るのと、最高のディスプレイで10回観るのとでは、どちらが満足度が高いでしょうか。それは間違いなく後者です。
7月26日23時59分まで開催されている『Amazonタイムセール祭り』では、最高の環境で映画を観る事の出来る『Fire HD 10』がセールの目玉商品に。32GBモデルが15,980円から10,980円に。64GBモデルは19,980円が14,980円と大幅な割引が行われています。割引額となる5,000円があれば、最新の映画を10本レンタルする事が可能。どう考えても、映画好きが『Fire HD 10』を購入するなら『今』です。
Fire 7とFire HD 10をどっちも買わないと最高の動画視聴環境は得られない!今なら2台買ってもお値段1台以下!
私が提案したいのは、『Fire 7』と『Fire HD 10』の『2台買い』です。タイムセール祭りで価格がありえない安さになっているというのは勿論一つの理由としてありますが、それだけではありません。『Fire 7』と『Fire HD 10』では、画面のサイズが3インチ以上違います。ディスプレイ解像度もに関しても、『Fire 7』が『1024 x 600』なのに対し、『Fire HD 10』は『1920 x 1200』。普通に考えれば、『Fire HD 10』を購入すれば、『Fire 7』は不要な気がするかもしれません。しかし、両モデルが活躍するシーンは異なります。
『Fire 7』の特長は、スマートフォンより一回り大きい画面サイズ、さらに手に持った時の圧倒的な軽さです。そして何より、価格が安いので扱う時に神経質にならずにすむのです。例えばiPhoneの場合、電池の容量が少ないので、動画を観ているとすぐに電池が減ってしまいます。電池が無くなり、充電を繰り返すことでいつの間にか電池は劣化。しかも画面サイズが小さいので、動画視聴に適しているとは言えません。
『Fire 7』ならどうでしょう。iPhoneの電池を交換する費用より遥かに安い販売価格で、しかも大画面で動画を思う存分楽しむ事ができます。最新モデルはAlexaに対応するので、スマートホーム用家電のコントローラーとしても利用可能です。洋服で言えば普段気感覚で使いまくれるタブレット、それが『Fire 7』です。
『Fire HD 10』はというと、やはりFHD解像度の圧倒的な画面の美しさが魅力です。フルHD解像度を備えつつ、1万円程度で買えるというだけでコストパフォーマンスは高すぎ。しかも、デュアルステレオスピーカーを備えるので、同じ価格帯のタブレットとは比較にならないほ音質に優れます。ハッキリ言ってしまえば、映画を観る用のタブレットであれば、画面表示が美しく、音響に優れていれば他には何もいらないような気がします。
それだけで良い筈なのに、『Fire HD 10』の場合は前モデルから30%も処理速度が向上。さらにAlexaがShowモードに対応する事で、スマートディスプレイとしても利用可能。それでいてAmazonのタイムセール祭りなら価格は1万円程度。もうコスパが良いどころの話ではありません。特等席で映画を楽しませてくれつつ、スマートディスプレイとして外部との連絡をとったり、必要な情報を流してくれる秘書的な役割も果たす高機能デバイス。それがワンランク上の『Fire HD 10』です。
プライムビデオを観る為にFireタブレットを購入する人には、尚更『2台買い』をオススメします。それは、プライムビデオの動画コンテンツが『映画』と『テレビ』に分かれているから。
映画の場合は、『2時間程度しっかりと時間をとって、集中して観る』時が多いでしょう。しかしテレビコンテンツは違います。私のお気に入り『いろはに千鳥』は、ベッドやソファに寝転びながら観るのに最適。しっかり身構えて観るのとは少し目的が違います。
また、『映画』と『テレビ』のコンテンツで一番大きく違うのが『画面比率』です。映画の場合は『21:9』というシネ比率を採用。この比率を10.1インチで観るのと、7インチで観るのとでは大きく視野が異なります。そして極めつけは、『Fire HD 10』は『HD(1080p)』というフルHD画質をサポートしているので、他のFireタブレットと比較して、画面の広さに加えて表示する美しさも圧倒的。映画を観るなら間違いなく『Fire HD 10』がベストです。

Fire HD 8とFire HD 10の比較
では、テレビコンテンツの場合はどうでしょう。シネ比率では無いので、『Fire 7』でも、しっかりと全画面で表示する事が出来ます。つまり、映画ほど視野の狭さを感じる事はありません。さらにバラエティ番組などは、映像の美しさよりも内容を重視するので、尚更『Fire 7』で十分だという事になります。
『Fire HD 10』と『Fire 7』を『2台買い』する事で、どんなコンテンツでも、どんな場所でも最適な環境でプライムビデオを楽しむ事が出来るようになります。Fireタブレットに関して言えば、大は小を兼ねません。サイズの違う『2台』だからこそ得られる最高の動画視聴環境。Amazonのタイムセール祭りなら、『Fire HD 10』1台分以下のお値段で整います。
この3つを知れば、Amazon Fire HD 10が確実に欲しくなる
Amazon Fire HD 10が絶対に欲しくなる理由その1『Fireタブレットで唯一フルHD(1080p)表示に対応している』
『Fire HD 10』は、Amazonプライムビデオを最高の環境で楽しめるタブレットです。そう言い切れるのは、『Fire 7』『Fire HD 8』『Fire HD 10』と3モデル存在するFireタブレットの中で、FHD(1080p)解像度の表示に対応するのは『Fire HD 10』だけだから。
私は最初、プライムビデオがタブレットに対応する最高解像度は『HD(720p)』だと思っていました。確か公式の情報にも『HD』と表記されていたような。しかし、『Fire HD 10』で動画を観ていて、明らかに綺麗すぎるので不信に思っていました。
スマートフォン程度のサイズであれば、『HD』と『FHD』の違いは動画だと分かりづらいです。しかし、10.1インチであれば話は別。やはり何かがおかしい。そして、気づいてしまったのです。『Fire HD 10』で映画を観ている時、左下に『HD(1080p)』と表示されている事に。
『Fire HD 8』の場合、『HD 高画質』と表示されます。つまり、『HD画質』には『2種類』あるという事。
なぜFHDという表示に変えないのか謎ですが、『1080p』というのは紛れもなく『FHD解像度』です。FHDは、一般的なパソコンのディスプレイや大型テレビと同じレベルの解像度。その高解像度が10.1インチサイズに凝縮されているのです。
これは流石に気づきます。せっかく映画を観るのであれば、やはり最高の画質で観たいですよね。『Fire HD 10』であれば、最高の画質で、しかもデュアルステレオスピーカーで映画を思う存分楽しめます。高精細な『FHD解像度』に対応する『Fire HD 10』で、思う存分大好きな映画を楽しみましょう。
Amazon Fire HD 10が絶対に欲しくなる理由その2『Playストアを入れてAndroidタブレットとして利用出来る』
なぜFire HD 10にPlayストアを入れる事が出来るのか
まず、どうして『Fire HD 10』にPlayストアを入れる事が出来るのか。それは、Fireタブレットが使用しているFire OSが、Androidベースで開発されているからです。しかしデフォルトでインストールされているのは、Fireタブレット専用のアプリストアのみ。そこに、普段スマートフォンで使っている、Playストアを追加し、Playストアの中にある『サブディスプレイ化用アプリ』をインストールする事が今回の目的です。
Fire HD 10にPlayストアを入れる前に準備するもの
必要なのは、『Fire HD 10』本体とインターネット接続環境のみ。パソコンを使った複雑な作業は不要です。ただし、リスクを考えて、『Fire HD 10』は初期状態のままで作業は行ってください。Micro SDカードを挿入したり、他のアプリは入れずに、まずはPlayストアをしっかりと導入します。
Fire HD 10に必要なファイルをダウンロードする
ダウンロード先に移動してダウンロードボタンを押す
下記のダウンロードリンク1~4に移動すると、『DOWNLOAD APK』と書かれた赤か青のボタンが出てくるので、選択してください。
ブラウザがストレージにアクセスする事を許可する
『DOWNLOAD APK』を選択すると、最初だけ『ファイルをダウンロードするには、Silkがストレージにアクセス出来るようになっている必要があります』と表示されるので、『続行』を選択。
ブラウザがファイルにアクセスする事を許可する
『Silkブラウザがデバイスの写真、メディアおよびファイルにアクセスすることを許可しますか?』と表示されるので『許可』を選択。
ファイルのダウンロードを許可する
『この種類のファイルはお使いのデバイスに悪影響を与える可能性があります。保存しますか?』という警告文が表示されるので『OK』を選択。
これでファイルのダウンロードは完了します。ファイルはまだ開かずに、ひとまず1~4までのファイルをすべてダウンロードしましょう。
Fire HD 10に必要なファイルをインストールする
ダウンロードしたファイルは、『ファイル』アプリの『ダウンロード』項目の中に保存されています。
『com.google』『com.android』の名前がついているファイルを、保存時間の古いものから順(1→4)にインストールしていきましょう。
ファイルを選択すると、『タブレットおよび個人情報は不明アプリからの攻撃に対して脆弱です。あなたはこのアプリをインストールすることで、その使用の結果タブレットに生じた何らかの損害またはデータ紛失に責任を負うことに合意します。』という警告文が出るので『続行』を選択。
右下に『インストール』の項目が出てくるので、選択するとインストールは完了します。同じ工程で1~4のファイルをインストール。ファイルによっては少しインストールに時間がかかりますが、問題なく終了するので焦らず待ちましょう。
4つのファイルをインストールしてホーム画面に戻ると、スマートフォンで見慣れたPlayストアのアイコンが表示されています。
はじめて作業を行った人は感動したのでは!一度この作業に慣れてしまうと、次からは5分もかからないですね。そして後はいつも通り、Googleのアカウント情報を入力すれば、『Fire HD 10』にAndroid用のアプリをインストールする事が可能となります。
Amazon Fire HD 10が絶対に欲しくなる理由その3『パソコンのサブディスプレイとして使える』
パソコンを使っていて『もう少し表示領域が大きければ』と思った事は無いでしょうか。例えば、画面いっぱいにエクセルの表を表示していて、同時に誰かとチャットしている時などは、画面が2つ欲しいと思いますよね。しかし、専用のディスプレイをもう一台買って、デュアルディスプレイ化する程ではない。そんな時に活躍してくれるのが『Fire HD 10』です『Fire HD 10』のディスプレイサイズは10.1インチ。そして解像度もフルHDと、サブディスプレイには正に最適。普段は当然タブレットとして利用する事が出来るので、『Fire HD 10』が手放せない状況になりますね。
※『Fire HD 10』の『サブディスプレイ化』は、『Playストア』をインストールし、『Android化』してから行う必要があります。
Fire HD 10にサブディスプレイ化用アプリ『spacedesk』をインストールする
ホーム画面から『Play ストア』を開き、『spacedesk』をインストールします。このアプリを使うと、ワンタップで『Fire HD 10』をパソコンのディスプレイとして利用する事が可能に。『色々と難しい設定がありそうだから、サブディスプレイ化など無理』と思っている人は、騙されたと思って入れてみてください。勿論『無料』です。『spacedesk』のインストールが終わったら、『Fire HD 10』でやる事は終了。
パソコンに『spacedesk』をインストールする
『Fire HD 10』にインストールした『spacedesk』を、接続するパソコンにも入れていきます。『Windows』と『Mac OS』どちらにも対応していますが、今回はWindows版を使用。サブディスプレイ化までの設定はとてつもなく簡単で、一瞬で終わります。OSを変えても、設定の簡単さは同じでしょう。
まずは『spacedesk』のトップページ右上の『DOWNLOAD NOW』をクリックし、ダウンロード項目に移動します。
対象のOSをクリックすると、ダウンロードが開始されます。殆どの人は『Windows 10 64bit』かと。
『spacedesk』のダウンロードが終わったら、インストールしてください。
インストールが完了すると、『spacedesk SERVER』という項目がメニューに追加されるので開いてください。
『spacedesk SERVER』を開くと、下記の様な画面が表示されるので、ひとまずそのままの状態にしてください。
Fire HD 10で『spacedesk』を開く
パソコンで『spacedesk SERVER』を開いた状態で、『Fire HD 10』側の『spacedesk』を開いてください。画面上に接続するパソコンのIPアドレスが表示されるので、それを選択。パソコンの画面が『Fire HD 10』に表示され、サブディスプレイ化は完了です。
サブディスプレイの解像度設定をフルHDに変更する
パソコンと『Fire HD 10』はすでに接続され、サブディスプレイ化は完了しています。しかし、『Fire HD 10』に表示されている画面が、少し粗くないですか?それは、パソコン側のディスプレイ設定が低い解像度に設定されているから。適正な解像度に設定を変更しましょう。赤枠部分をクリックし、その中から『Display Settings』を選択。
Windowsのディスプレイ設定画面が表示されるので『1』を『2に切り替えます。
『2』を選択した状態で下にスクロールすると、『ディスプレイの解像度』という項目が見つかると思います。この部分を『1024×768』から『1920×1200』に変更しましょう。
これで『Fire HD 10』に表示される解像度が最適化。全ての設定は完了です。『Fire HD 10』をサブディスプレイとして、そして勿論タブレットとして、思う存分活用してください!