処理能力、デザイン、価格をトータルで見た時に、『最強』と言っても過言ではないXiaomiの『Redmi Note 9S』。先日『Redmi Note 9S』の唯一の弱点とも言える『音』を改善すべく、USB Type-Cポートに『USB DAC』を追加して検証を行いました。これは『Redmi Note 9S』がUSB Type-Cポートからの音声出力に対応していたからこそ出来た事。拡張性にも優れる『Redmi Note 9S』、流石です。
『USB DAC』にが選んだのはiBasso Audioの『DC01』。極小サイズながら旭化成エレクトロニクス(AKM)の『AK4493EQ』を採用。これはベストセラー『AK4490EQ』のアップグレードモデルとなり、回路設計の最適化に加え、6種類の32bitディジタルフィルタを搭載する事で、ノイズの低減や音質の向上が行われています。主な仕様は以下の通り。
- 最大サンプリング周波数/分解能:PCM 768kHz/32-bit DSD 22.4MHz/1-bit
- S/N比 (SNR):123dB
- 歪み (THD+N):-113dB
『DC01』を追加した事で、『Redmi Note 9S』の音は劇的に進化しました。目的は達成出来たので、そこで満足してしまっても良かったのですが、拡張する機器によって音がここまで変わるのだという事に驚き、さらに『Redmi Note 9S』から出る音を深堀りしてみたいという欲求が止められなくなりました。
『DC01』は直径2.5mm(4極)に対応しているので、通常のイヤフォンを使う場合は3.5mmへの変換が必要に。前回は変換アダプタを使っての検証でしたが、まず見た目がイマイチですし、『変換アダプタが無ければ音がさらに良くなるのでは?』という疑問も生じます。
また、『USB DAC』の検証は『DC01』のみで行っているので、他の『USB DAC』の音も気になります。極端に安いものは、やはり音質が悪いのか。そこで今回は、『千円程度のUSB DAC』『2.5mmに対応するケーブル&イヤフォン』という2つを用意して、新たに『Redmi Note 9S』の音を検証してみる事に。
千円程度の『USB DAC』など本当に存在するのか?と思って探してみたら、すぐに見つかりました。流石何でも屋のAmazonです。検証するのは『Beyeah』というメーカーの『USB-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ』。説明画像にしっかりと『DAC内蔵』と書いています。しかもハイレゾ音源にも対応。すごいですね。
価格は千円程度なので、正直全く期待していませんでした。しかし、実際に接続して聴いてみると、明らかにイヤフォンジャックからの音とは違う!全体的に音が増幅されている感じです。単純に音が大きくなっているという訳でもありません。『Redmi Note 9S』の足りない音を補う要素としては十分かもしれません。ちょっと意外でした。ただの変換アダプタを購入するよりなら、断然この『USB-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ』をオススメします。ただし、音質では『DC01』の方が上ですね。
続いて2.5mm対応のリケーブルとイヤフォン。リケーブルは『YYX4849』という製品番号のものをセレクト。コネクタの形状が色々とあるので、自分のイヤフォンに合っているかをしっかりと確認しましょう。『YYX4849』の価格は3千円くらい。
イヤフォンはAmazonで大人気の『CCA C12』。SHUREの『SE215』と悩みましたが、スペックでは『CCA C12』の方が明らかに上。一か八かで5千円台の『CCA C12』を購入する事に。価格では『CCA C12』の方が圧倒的に安いので、これで音が良ければコスパ最強という事に。
『CCA C12』が届いたので早速開封。価格的にコテコテのイマイチなパッケージかと思いきや、普通にクールで格好良い。これならプレゼントにあげても間違いなく喜ばれますね。
本体がコチラ。メタリックとスケルトンのコントラストが男心をくすぐるデザイン。青ベースなので『YYX4849』との相性はバッチリです。
『CCA C12』には3.5mm対応のリケーブルが付属。折角なのでまずはこのケーブルを使い、『Redmi Note 9S』のイヤフォンジャックに接続して聴いてみました。
正直あまり他のイヤフォンと変わらないような。イヤフォンの音が良くないというより、『Redmi Note 9S』のイヤフォンジャックから出力されている音の限界値が低いだけのような気がします。これはやはり、『DC01』に接続して覚醒した音を確認しなければ!
2.5mm対応のリケーブル『YYX4849』に『CCA C12』を接続した状態がコチラ。ブルーで色が統一され、付属のケーブルより明らかに一体感が増しました。
接続部分もご覧の通りすっきり。これなら日常的に使っていても邪魔には感じません。どちらもアルミ製なので、見た目の相性も抜群。
『CCA C12』の音を聴く前に、スマートフォン側の設定を終える必要があります。『DC01』には専用のアプリが用意されているので、まずはそれをインストールしていきます。アプリの名前は『iBasso UAC』。一見ただ音量を微調整するだけのアプリに見えますが、音質自体も変わるので必ず入れましょう。
インストールが終わったら、『DC01』を接続する前に、スマートフォン側の音量をMAXにしてください。この作業をしないと、『iBasso UAC』で調整出来る音量の幅がかなり限られてしまい、ベストなパフォーマンスを発揮できません。
音量をMAXにしたら、『DC01』を『Redmi Note 9S』に接続。すると下記のメッセージが表示されるので、どちらもOKを選択。『iBasso UAC』のアプリが起動します。
音量の調整はこの『iBasso UAC』で行う事になります。『64段階』に分かれた微調整が可能で、シンプルながらかなり使いやすいです。
それではいざ本番。音源はAmazonのハイレゾストリーミング『Amazon Music HD』の『UHD』音質を利用しています。これは・・・まだ上があったとは。『DC01』に変換プラグを利用して聴いた音より、明らかに音の解像度が上がっています。ピアノやギターの響き渡る音、ボーカルの伸び、そして低音のキレの良さ。高解像度化した事により、それぞれの音の輪郭がハッキリと見えるようになりました。『Amazon Music HD』でハイレゾ音源を聴くメリットが、更に増した様な気がします。
今回は『Redmi Note 9S』と『DC01』の潜在能力に加え、『CCA C12』の音質についてもも同時に検証する事が出来ました。『CCA C12』に関しては、とても5千円程度のイヤフォンの音ではありません。『解像度の高い音』というのは数万円するイヤフォンを買わなければ聴けないと思っていましたが、『CCA C12』はその常識を覆してくれます。やはりブランドコストをかけていない、品質のみで勝負している製品のコストパフォーマンスは尋常じゃなく高いですね。
最後にオマケとして『YYX4849』と『CCA C12』の組み合わせも検証してみました。コストを抑えて良い音を求めるなら間違いなくコレですね。普段使っている1万5千円程度のイヤフォンより、この組み合わせの方が音が良いというのは一体どういう事なのか。
格安SIMでRedmi Note 9S『6GB/128GB』モデルの取り扱いを開始!9月8日11時まで4,800円~の激安SALE開催中!品切れ注意!
8月17日、ついに量販店以外でも『6GBモデル』の取り扱いが開始されました。『正規日本代理店』がAmazonで取り扱いを開始したのではなく、なんと先陣を切ったのは『格安SIM』の『OCN モバイル ONE』。しかも、『インターステラーグレー』という限定カラー(4GB/64GBモデルにもインターステラーグレーを追加)です。限定カラーの発売を記念して、『OCN モバイル ONE』ではいきなり激安セールがスタート。音声SIMと『Redmi Note 9S』を同時購入する事で、4GB/64GBモデルが『9,800円(税込:10,780円』 、6GB/128GBモデルが『14,800円(16,280円)』に値下がりします。
他社からの乗り換えであれば、ここからさらに『5,000円OFF』というサプライズ。4GB/64GBモデルが『4,800円(税込:5,280円』 、6GB/128GBモデルが『9,800円(10,780円)』に。6GBモデルが1万円以下で買えるんです。これはもう悩む余地はありませんよね。
しかし、『インターステラーグレー』というのは一体どんな色なのでしょうか。レンダリング画像を見る限り、やや深みのあるシルバーといった感じ。実はこの色、グローバル市場ではすでに発売されています。Xiaomi創設10周年を記念して発売された限定モデル『Redmi Note 9S MFF 2020 Limited Edition』がそれに該当。

Xiaomi Redmi Note 9S goo Simseller限定カラー

Xiaomi Redmi Note 9S MFF 2020 Limited Edition
そして『Redmi Note 9S MFF 2020 Limited Edition』、私実は所有してるんです。
実際の『インターステラーグレー』は単なるグレースケールではなく、やや青みがかった上品な色。ご覧の通り、フラッグシップモデルと見間違える程度の高い質感です。私はもう一台『Redmi Note 9S』の『ホワイト』を所有しているのですが、高級感で言えば圧倒的に『インターステラーグレー』が上。同じ価格とは思えません。
神々しささえ感じてしまう『Redmi Note 9S』の限定カラー。背面に施された立体加工との相性もバッチリ。希少な限定カラーの価値を高めます。すでに発売されている『グリーンはちょっと派手すぎる』『ホワイトはちょっと安っぽい』と感じていた人は、ぜひ『インターステラーグレー』をセレクトしましょう。
『Redmi Note 9S』のセール期間は9月8日(火)11時まで。前回のセールでは、セール期間終了前に在庫が無くなって『品切れ』状態に。油断していると買えなくなってしまいます。この価格帯でこれほど高性能なスマートフォンは他になし。万人にオススメ出来る超ハイコスパモデル。無くなる前に、出来れば『6GBモデル』をゲットしてください!
OCNモバイルONEのSIMは激安なのに激速だった!さらに対応する音楽配信サービスが通信ノーカウント、Wi-Fiスポットが使い放題になる無料オプションあり!
激安でスマートフォンを販売している『OCN モバイル ONE』。実は、利用料金も安いんです。あまりに安いので、肝心の『通信品質』は大丈夫なのかと、やや心配になります。『格安SIM』はキャリアから回線(帯域)をレンタルして通信環境を提供しているので、コストを削減すると通信速度が遅くなります。せっかく安い通信料金設定でも、速度が遅くては意味がありません。そこで、実際に『OCN モバイル ONE』のSIMを使って、混雑が予想される時間帯に速度を計測してみました。

20時50分にOCNモバイルONEの通信速度を計測
20時からのバラエティ番組を見終わり、21時から始まるドラマに備えてSNSなどをチェックする『20時50分』という時間帯。測定結果は下り『38.86Mbps』上り『9.35Mbps』と申し分なし。

22時31分にOCNモバイルONEの通信速度を計測
次に一日のすべき事を終え、ベッドでくつろぎながらスマートフォンを操作する人が増える『22時31分』に計測。下り『52.72Mbps』、上り『23.82Mbps』という、キャリアも真っ青のスピード違反レベルの速さ。これで文句をつけてしまったらただのクレーマーになってしまいます。
通信量を節約する為の『低速』時のスピードもあわせてチェック。『OCN モバイル ONE』が公表している速度は最大200Kbpsなのですが、なんとこちらもスピードオーバー。下りで『260Kbps』、上りで『370Kbps』という結果となっています。通信速度に関しては、ユーザーからすると『どんどんスピードオーバーしてください!』って感じですよね。
通信品質はどう見ても『超高品質』。さらに驚く程安い利用料金がコチラ。分かりやすくdocomoの料金と比較しています。
docomoの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:通信1GB音声対応SIM
月額利用料金:3,150円(税込:3,465円)
通話料:30秒/20円(税込:22円)※家族間無料
最低契約期間:なし
かけ放題:時間制限なし=1,700円(税込:1,870円) 5分以内何度でも=700円(税込:770円)
OCNモバイルONEの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:通信1GB音声対応SIM
月額利用料金:1,180円(税込:1,298円)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【OCNでんわアプリ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=850円(税込:935円) 通話料上位3番号への通話=850円(税込:935円) 10分以内何度でも+通話料上位3番号への通話がセット=1300円(税込:1,430円)
月額料金、通話料金共に圧倒的な安さ。通信速度の速さも実証されたので、乗り換えない理由が分からないレベルです。しかも『OCN モバイル ONE』、『MUSICカウントフリー』という無料オプションを提供しています。対応している音楽配信サービスの通信がなんとノーカウントに。つまり、容量を気にせず音楽を聞きまくれるということ。通勤や通学で音楽を聞き続けると、凄い通信量になりますよね。それが全くカウントされなくなるんです。しかも無料で!夢のようですね。
『無料のオプション』は『MUSICカウントフリー』だけではありません。さらに『OCN モバイル ONE』は、全国80,000箇所以上のWi-Fiスポットを利用可能。大容量のデータ通信をそのWi-Fiスポットで行うようにすれば、月々の通信量を大幅に抑える事が出来ます。ユーザーによってコストパフォーマンスをどこまでも高められる『OCN モバイル ONE』。数ある『格安SIM』の中でもダントツでお勧めです。
神スマホXiaomi『Redmi Note 9S』のコスパがどれほど高いか検証してみた。
高い性能を持つスマートフォンの選び方は、ある意味簡単です。それは『Antutuのベンチマークスコアが高いモデル』を選べば良いだけ。しかし、中にはスコアだけに特化したモデルも。例えるなら、馬力はすごいけど燃費が悪く、故障率も高いアメリカメーカーの自動車。
そんなスマートフォンはあまり使いたくないですよね。それ以外にも、ソフトウェアの開発やアップデートがしっかり行われていないと、カメラの画質が悪かったり、不具合が中々改善されなかったりと、購入してからストレスを感じる事になります。
Counterpointoの調査結果によると、最新Androidバージョンへのアップデートをいち早く提供しているのは『Nokia』で、2番目が『Xiaomi』、3番目が『Lenovo』となっています。これらのメーカーは、アップデートをしっかりと行っているということに。しかし、『Nokia』と『Lenovo』は『Xiaomi』と比較すると販売しているモデル数が少なく、アップデート後の不具合も多いイメージ。『Xiaomi』の場合は発売しているモデル数が多いにも関わらず、更新スピードが早く、かつ品質にも優れています。つまり、Xiaomiのスマートフォンであれば、Antutuのベンチマークスコアでスマートフォンを選んでも安心して使えるということ。
Antutuのスコアが高く、最もオススメなXiaomiのスマートフォンが『Redmi Note 9S』です。『Redmi Note 9S』のメーカー販売価格は4GB/64GBモデルが24,800円(税込)、6GB/128GBモデルが29,800円(税込)となっています。しかし、この2万円台の『Redmi Note 9S』を、他のミッドレンジは超える事ができません(ミッドレンジの価格一覧は記事内で後ほど)。そして困ったことに、それらにはXiaomiの上位モデルも該当しているのです。
実際に『Redmi Note 9S』の処理能力がどれ程優れているかは、Antutuのベンチマークを比較すればすぐに分かります。まずは『Snapdragon 720G』を搭載している『Redmi Note 9S』と、『Snapdragon 730G』を搭載している『Mi Note 10』の比較。『Snapdragon 730G』搭載モデルは、他に『Mi Note 10 Lite』『Mi Note 10 Pro』、そして間もなく発売される『Google Pixel 4a』が該当します。番号的に『Snapdragon 730G』の方が性能は上と判断されがちですが、測定結果はご覧の通り。『Snapdragon 720G』は『Snapdragon 730G』より世代が新しいので、番号では下ながら、スコアでは上回る結果となっています。
そして次に、『OPPO Reno3 A』『Xperia 10 II』『moto g8 POWER』といった、最近リリースされたミッドレンジに多く搭載されている『Snapdragon 665』。同じSocを搭載した『Redmi Note 8』と『Redmi Note 9S』の比較がコチラ。ここまで大きく差が開くと、流石にもう同じランクとして扱う事は出来ません。『ミッドレンジ』と『ハイミッドレンジ』の差が明確になりました。
『Snapdragon 720G』『Snapdragon 730G』『Snapdragon 665』搭載端末の発売価格を並べてみると、『Redmi Note 9S』の圧倒的なコストパフォーマンスの高さが浮き彫りに。
【Snapdragon 720G搭載モデル販売価格一覧】
- Xiaomi Redmi Note 9S 4GB/64GB 22,546円(税込:24,800円)
- Xiaomi Redmi Note 9S 6GB/128GB 27,091円(税込:29,800円)
【Snapdragon 730G搭載モデル販売価格一覧】
- Xiaomi Mi Note 10 Lite 6GB/64GB 36,182円(税込:39,800円)
- Xiaomi Mi Note 10 Lite 6GB/128GB 40,728円(税込:44,800円)
- Xiaomi Mi Note 10 6GB/128GB 52,800円(税込:58,080円)
- Xiaomi Mi Note 10 Pro 8GB/256GB 64,800円(税込:71,280円)
- Google Pixel 4a 6GB/128GB 39,000円(税込:42,900円)
【Snapdragon 665搭載モデル販売価格一覧】
- OPPO Reno3 A 6GB/128GB 36,182円(税込:39,800円)
- Xperia 10 II(SO-41A) 4GB/64GB 39,273円(税込:43,200円)
- moto g8 plus 4GB/64GB 35,273円(税込:38,800円
上記の価格をご覧いただければ分かる通り、『Snapdragon 730G』搭載モデルはもとより、明らかに下位スペックとなる『Snapdragon 665』搭載端末より低い価格設定の『Redmi Note 9S』。これだけ違いがあると、Soc以外の部分が全て低スペックなのでは無いかと勘ぐってしまいますが、それが間違いである事は、この記事の後半でしっかりとお伝えしています。
この尋常じゃなくコストパフォーマンスの高い『Redmi Note 9S』が、現在『限定SALE』で『4,800円(税込:5,280円』~という驚きの安さに。早い段階での品切れが予想されるので、1秒でも早くご購入される事をお勧めします。
Redmi Note 9S『6GB/128GB』モデルを購入すると得られる4つのメリット
高速処理出来るデータ量が1.5倍増える
スマートフォン内でデータの読み書きを行っているのが『メモリ』と『ストレージ』です。メモリはストレージと比較して読み書きのスピードが速いので、メモリの容量が増えると操作をしている時に速度の向上を体感出来ます。
また、複数のアプリを同時に使う『マルチタスク』利用時は、特に消費するメモリが大きくなるので、頻繁にマルチタスクを使っている人は『大容量メモリ』搭載モデルがオススメです。4GBと6GBではメモリ容量が1.5倍違うので、普段使用しているメモリの量が多い人ほど、動作がより快適になるでしょう。
低消費電力化する事で端末の動作がより安定する
『Redmi Note 9S』はMicro SDカードによるデータ容量の増設が可能です。しかし、6GBモデルのストレージは『128GB』。別途Micro SDカードを購入する必要はありません。また、一般的に内部ストレージはMicro SDカードと比較して一度にやりとり出来るデータ量が大きいので、少ない読み書き回数でデータの送受信を完了します。
読み書きの回数が増えると消費電力が増えるので、長時間データの読み込みを行う動画再生時などはその影響を大きく受ける事に。Micro SDカードに入っている動画を再生した時、電池の持ちが悪くなったと感じるのはこのためです。『128GB』の大容量内部ストレージに動画を保存すれば、電池や端末への負荷が減り、これまで以上に動画鑑賞が快適に。
4,800万画素の超高解像度写真を沢山撮れる
『Redmi Note 9S』のカメラは4,800万画素の超高解像度撮影に対応しています。超高解像度で撮影すると、実用サイズで必要な部分だけトリミング出来るという大きなメリットがあります。
しかし4,800万画素に設定して撮影すると、一枚のデータ量が10MB以上に。ストレージの容量が『64GB』だと、頻繁に撮影するのをためらってしまいます。2倍の『128GB』であれば余裕が出来るので、超高解像度撮影も容易に。折角の高性能カメラ、使わなければ勿体ないですからね。
限定カラー『インターステラーグレー』が使える
日本市場で発売されている『Redmi Note 9S』のカラーは『グレイシャーホワイト』と『オーロラブルー』です。そこに新たに加わるのがgoo Simseller 限定カラーとなる『インターステラーグレー』。
日本市場未発表カラーなので、当然持っている人が少なく、他のカラーには無いプレミア感を得る事出来ます。また、『インターステラーグレー』はXiaomiの創設10周年を記念して発売された『限定モデル』と同じ色になるので、『特別』の要素は尚強いです。
Amazonで複数販売されているRedmi Note 9S、『日本モデル』と『グローバルモデル』の違いとは
Redmi Note 9Sがオススメな理由は、単純に安いからというだけではありません。Redmi Note 9Sは、Amazonで正規代理店が直接販売を行っています。しかし、『Redmi Note 9S』で製品検索をかけてみると、正規代理店が販売している以外に、沢山のRedmi Note 9Sが表示されます。ケースではありません、本体です。
正規代理店が販売している以外の端末は『グローバルモデル』といって、海外市場で販売されているものです。Xiaomiが日本市場にはじめて投入した『Mi Note 10』に関しては、『グローバルモデル』と『日本モデル』に大きな違いがありませんでした。というのも、日本のスマートフォンに必要な『技適マーク』がアップデートで追加され、通信するのに必要な『周波数帯』も、『グローバルモデル』と『日本モデル』は同じ。『docomo』『Softbank』『au』『楽天モバイル』、全ての通信業者の回線を使えます。
『Redmi Note 9S』の場合も同じ流れになると思っていたのですが、現時点(6/17)でグローバルモデルにアップデートは行われていません。つまり、今回においては『グローバルモデル』と『日本モデル』が明確に分けられている可能性があるのです。
『グローバルモデル』と『日本モデル』の違いは、対応している『バンド』の種類にあります。メインで見るべきなのが、『FDD LTE』という項目。グローバルモデルは『B1』『B2』『B3』『4』『5』『7』『8』『20』『28』。日本モデルは『B1』『B2』『B3』『4』『5』『7』『8』『18』『19』『20』『26』『28』というバンドに対応。
Redmi Note 9S グローバルモデルの対応バンド
Redmi Note 9S 日本モデルの対応バンド
日本モデルには『18』『19』『26』という3つのバンドが追加されています。この3つのバンドを解析すると、『18』と『26』はau用のバンド、そして『19』はNTTドコモ用のバンドになります。バンド『19』は山間部や郊外用のバンドになるので、日常的に使う上で殆どの人は大きな影響は受けません。
しかし問題となるのが『au』です。バンド『18』はauの必須バンド。つまり、au回線でSIMを契約している場合は、グローバルモデルでの利用は諦めた方が良いです。また、バンド18は『Rakuten UN-LIMIT』のパートナーエリア(au回線)にも対応しています。『Rakuten UN-LIMIT』を利用する場合も、グローバルモデルの利用はNGです。逆に、日本モデルであれば、auも『Rakuten UN-LIMIT』も、問題ありません。
両モデルがどの通信業者に対応しているか、ざっくり分けると以下の通りに。
Redmi Note 9S日本モデルの通信業者対応状況
【docomo】◎【Softbank/ワイモバイル:】◎【au】◎【楽天アンリミット】◎
Redmi Note 9Sグローバルモデルの通信業者対応状況
【docomo】○【Softbank/ワイモバイル:】◎【au】△【楽天アンリミット】△
また、技適マークもグローバルモデルは取得していないので、利用に関してはあくまで自己判断となります。
OCNモバイルONEで発売されている『Redmi Note 9S』は勿論『日本モデル』。つまり、実際に販売されている価格以上に価値が高いという事です。
Xiaomi Redmi Note 9Sはスタミナスマホを超える長時間駆動を実現した
『カメラ画質』『ゲーム性能』において、日本のミッドレンジスマートフォン市場でトップクラスの性能を持つ、Xiaomiの『Redmi Note 9S』。もはや向かう所敵無し状態になりつつあるハイミッドレンジの、さらにとんでもない一面を発見してしまいました。
『Redmi Note 9S』の電池容量は『5,020mAh』。大容量バッテリーを搭載している事は、その数字からみても明らかです。しかし、最近では大容量化が進み、5,000mAhを超える電池容量を搭載するスマートフォンも、チラホラ見られるようになりました。しかし、電池の容量が大きくても、SocやAIの性能差で、『連続駆動時間』は大きく変動します。
では、連続駆動時間を知るにはどうすれば良いのか。まさか、一日中『Redmi Note 9S』を操作し続ける訳にはいきません。それを代わりにやってくれるのが、PCMarkの『battery life』です。battery lifeは、ウェブブラウジングや動画視聴を行っている事を想定し、電池の容量が100%から20%に減少するまで、勝手に動作し続けます。『Redmi Note 9S』でもそのbattery lifeを使って、連続駆動時間を検証してみました。
すると、信じられない事態に。夜の0時くらいに計測をはじめ、次の日の0時になっても、まだ計測が終了していないんです。これまで、さまざまな端末をbattery lifeで検証してきましたが、こんな事は勿論初めてです。壊れてしまったのではないかと心配になりましたが、そもそも壊れて入ればもうとっくに動きが止まっているはず。過去最高を大幅に更新した、『Redmi Note 9S』のbattery life計測結果がコチラ。
『25時間31分』。なんと、1日を超えてしまいました。ぶっ通しで使っていても、1日以上電池が持つという事です。20%電池が残っている状態なので、単純計算で、電池切れまでは30時間以上使えるという事に。『Redmi Note 9S』の電池が切れる前に、こっちが倒れてしまいます。
では、他の端末の連続駆動時間はどれくらいなのか、PCMarkが公開しているbattery lifeのランキングを見てみましょう。
ランキング1位は『Xiaomi Mi Max 2』で『23時間5分』。スタミナスマホというカテゴリーを定義した『Mi Max』シリーズ。旧モデルながら、素晴らしいパフォーマンスです。そして2位には同じくXiaomiの最新モデルとなる『Mi 10 Pro』。連続駆動時間はは『21時間8分』。
『Redmi Note 9S』は、Mi Max 2を2時間半程度、Mi 10 Proを4時間以上上回る、圧倒的な連続駆動時間を実現。『カメラ画質』『ゲーム性能』に加え、『スタミナスマホ』としての性能がここまで高いとは。
Xiaomi Redmi Note 9Sはゲームに特化したハイスペックモデル
Qualcommが2018年に発表した『Snapdragon Elite Gaming』。フラッグシップモデル用の最新Socに加え、ミッドレンジモデルでも、搭載しているSocに『G』がついている場合は、このSnapdragon Elite Gamingに対応する事になります。
では、Snapdragon Elite Gamingとは一体どんなものなのでしょうか。メインとしては、『グラフィック処理時に20%消費電力削減』『GPUパフォーマンスを最大20%向上』『AI性能を約2倍に強化』『CPU性能が最大45%アップ』『起動時の読込時間を最大10%減少』『オーディオ品質の最適化』などが挙げられます。
そして、新たに追加されたのがGPUドライバ単体でのアップグレード機能。GPUドライバの更新は、これまでパソコン用に行われてきたもの。本来GPUのアップデートは、新しくリリースされたゲームをベストな環境で行う為には必要なもの。高速表示への対応など、スマートフォンでゲームする為に必要なスペックが年々上がる中で、GPUドライバの柔軟なアップグレードは、必要不可避な状態になっていました。
つまり、ゲーム環境に関しては『特別扱い』を受けられるのが、最新のフラッグシップモデルと、Socに『G』のついたミッドレンジモデルです。では、ミッドレンジの場合、『G』のついたSocはどれくらい存在するのでしょうか。『Snapdragon 730G』『Snapdragon 720G』『Snapdragon 765G』『Snapdragon 768G』の4モデル。幸いな事に、『Snapdragon 730G』『Snapdragon 720G』搭載モデルは、すでに日本市場で販売済み。それが『Mi Note 10』シリーズと『Redmi Note 9S』です。
Snapdragon 765G搭載モデルに関しては、Softbankが7月下旬に『OPPO Reno3 5G』を投入予定。SIMフリーとして単体での販売は予定されておらず、格安SIMで気軽に使いたいユーザーからすると、選択肢からは外れる事に。
SIMフリー端末として最も気軽に買えて、価格も2万円台という安さを実現する『G』搭載モデル、それが『Redmi Note 9S』。先日リリースされたばかりの最新モデルで、SocにはSnapdragon 720Gを搭載します。Snapdragon 720Gは、730Gの後発モデルとなるので、モデル名的には下位モデルとして見られがちですが、性能では730Gより上。実際にAntutuとAIのスコアを比較する事で、その性能差は明らかになっています。特にAI性能においては、驚く程の圧倒的な進化。
貴重な『G』の看板を背負った『Redmi Note 9S』で、実際にゲームをして遊んでみました。動作がもたつく事は一切なく、感覚的にはフラッグシップモデルで遊んでいるのと、あまり変わりません。そしてSnapdragon 720Gの処理能力と相性抜群なのが、6.67インチの巨大なディスプレイです。
新型iPhone SEが、A13 Bioniocの処理能力を存分に活かせないのは、ディスプレイが小さめである事が大きく起因。PUBGの様なFPSの場合は、画面サイズの大きさが優位性に直結するので尚更です。Snapdragon Elite Gamingによる高いゲーム適正と、6.67インチの特大ディスプレイを搭載した『Redmi Note 9S』。ゲームに最適な最も安いスマートフォン。やはり今の日本市場では無敵と言わざるを得ないでしょう。
Xiaomi Redmi Note 9Sは防水に対応している
日本のスマートフォンユーザー、特に女性から人気の『防水性能』。スマートフォンメーカーは、この防水性能を分かりやすく示すため、『IP』という規格をとります。しかし、IP規格をとるには、取得料が発生するのも事実。その分コストが上がり、販売価格も高くなります。
一部のメーカーは、IP規格を取得せず、ユーザーにとっての利便性を高めるという目的で、スマートフォンに防水性能を持たせています。コストが抑えられているので価格は安い。それでいて防水性能あり。そんなコスパ最高なスマートフォン、本当に存在するのでしょうか。
Xiaomiの最新モデルとなり、日本のSIMフリースマートフォン市場で、今最も注目されている『Redmi Note 9S』。『Redmi Note 9S』が、まさに、そのコスパ最高モデルに該当します。『Redmi Note 9S』には、『P2iナノコーティング』という撥水加工が施されています。
これはイギリスの企業『P2i』が、10年間という長い期間をかけて開発した新技術。特許を取得した超高精度プラズマ加工による、極薄撥水ナノコーティングにより、最高水準の撥水性能を実現しています。専門分野の知識を存分に活かし、大量生産の分野においても他社を凌駕する高い品質を維持出来るのが、『P2iナノコーティング』の特徴です。
2019年に発売された、Xiaomi Mi 9TことRedmi K20シリーズに、実際P2iナノコーティングを施している映像がコチラ。ポップアップカメラやイヤホンジャック、スピーカーやUSB Type-Cポートにまで、水が入り込まない様にしっかりと加工が施されています。この動画を見ると、『Redmi Note 9S』の防水性能がどの程度のレベルのものなのかが、よく分かります。
IP規格を取得した『Redmi Note 9S』を3万円台で買うのと、IP規格は取得せずとも、P2iナノコーティングが施された『Redmi Note 9S』を2万円台で購入するのと、あなたはどちらを希望しますか?私なら断然後者です。
さらにXiaomi Redmi Note 9Sを詳しく知るにはコチラ
『カメラ画質が超綺麗』『ゲームもサクサクこなす高い処理能力』『スタミナスマホを超える長時間駆動』『超最先端デザイン』『見やすい超大画面』というのが、実際に『Redmi Note 9S』を使った私のイメージです。現在日本のSIMフリースマートフォン市場を見渡して、同じ価格帯で『Redmi Note 9S』に太刀打ち出来るモデルは一つもありません。実際に全ての端末を使って比較する以前に、スペックレベルでかなりの差があるのです。
美しいカメラ画質は、完全にフラッグシップモデル譲り。Xiaomiがリリースしているスマートフォンの中で、最も高画質なのがXiaomi Mi 10 Proです。
Mi 10 Proは、カメラの画質をスコアで表す世界一有名なサイト『DxOMark』にて、現在世界第4位。つまり、Xiaomiのスマートフォンカメラ画質は世界トップクラスということです。
スマートフォンのカメラ画質を左右するのは、物理的なカメラセンサーとレンズだけではありません。同じくらい重要なのがソフトウェア。つまり、ソフトウェア開発技術に長けたメーカーでなければ、スマートフォンのカメラ画質で、世界トップランクになる事は絶対に出来ません。
Mi 10 Proが世界TOP5に入っているのは、Xiaomiのソフトウェア技術が、圧倒的に優れているから。その技術が、『Redmi Note 9S』にも採用されているのです。そのソフトウェアにSnapdragon 720Gの高いAI性能を組み合わせる事で、誰でも簡単に高画質な写真を撮れる、Xiaomi独自の環境が構築されます。
私は、写真撮影に関して専門的な勉強をした事も無いので、素人です。写真を撮るのは好きですが、下手の横好きレベル。『Redmi Note 9S』で試し撮りする時は、今のところ『オート』か『マクロ』設定のみ。つまり、かなり適当に撮っているということです。
今お使いのスマートフォンが、2万円台~4万円台前半の方、同じような構図で、写真を撮ってみてください。そして、画質を見比べてみてください。そうすることで、『Redmi Note 9S』のカメラの実力が見えてきます。
また、『Redmi Note 9S』には、『スカイフィルター』という最新の画像加工技術が搭載されています。AIが空と建物を自動的に識別。スカイフィルターにプリセットされている天候を選択する事で、画像は一瞬にしてその天候に切り替わります。撮影した時はパッとしない画像でも、スカイフィルターを使えば全く違った雰囲気に。それでは、私が実際撮影した画像に、スカイフィルターを適用してみたいと思います。
まずは加工したい画像を選び、下記のアイコンを選択。
次に一覧から、『フィルタ』を選んでください。
フィルタの一番右にある『空』を選択。これが『スカイフィルター』です。
スカイフィルター内には、様々な天候が用意されています。その中から4種類を抜粋し、実際にスカイフィルターをかけてみました。

スカイフィルターで曇りを適用

スカイフィルターで『夕暮れ』を適用

スカイフィルターで『夕焼け』を適用

スカイフィルターで『積雪』を適用
画像をご覧いただけば分かるように、空の色だけでなく、全体の色相・彩度も一瞬で自動調整されています。Photoshopなど、画像編集ソフトを使って同様の加工をした事のある人であれば、この難しさは一目でわかるはず。あまりに短いスピードでこの画像が完成するので、AI技術の進化を体感する事に。
通常、白い雲が青空に変わった場合、画像全体に青の要素を反映させないと、空が完全に浮いてしまいます。夕焼けであってもそれは同じ事。きちんと空の色を反映させる事で、合成とは思えない、高いクオリティを実現しています。初夏ががいきなり冬の景色に変わるのです。はじめてスカイフィルターを使った人は、絶対に驚きますよ。