最近購入したスマートフォンで『当たり』だったのが『TCL』の『TCL 10 Lite』。はじめてのメーカーというのは購入する時に『ワクワク』と『不安』が共存します。『無難』と『安定』を求めるのであれば、世界トップメーカーとなる『Xiaom』や『OPPO』のスマートフォンを買うべき。ただし、たまには冒険をしたくなりますよね。そして『TCL』で冒険した結果が『成功』でした。
本体のデザインがとても格好良いので、所有欲を満たしてくれるのが第一ポイント。そして私が所有する『Snapdragon 665』搭載モデルの中で最高のAntutuベンチマークスコアを記録。つまり処理能力に優れているという事です。ディスプレイ品質が高いのは当たり前。なぜなら『TCL』は世界第2位のテレビメーカーだから。そしてそのテレビメーカーの作る『TCL 10 Lite』はカメラ画質も中々のものでした。『とりあえず』でスマートフォンを作っていない事をしっかりと体感出来て、『TCL』の企業イメージを爆上げしてくれるのが『TCL 10 Lite』です。
現在格安SIMの『OCN モバイル ONE』は2020年度最後の『大感謝スマホSALE』を開催中。『TCL 10 Lite』は目を疑う安さに。なんと『1,500円(税込:1,650円)』で販売されています。『1,500円(税込:1,650円)』で購入するには『OCN モバイル ONE』の音声SIMと同時に購入する必要あり。しかし『OCN モバイル ONE』の通信サービスは『利用料金』『通信速度』共に格安SIM業界最高クラス(記事の後半で詳しく説明)。SIMのみでの契約もお勧め出来るレベル。
それでもSIMは必要無いという人にも朗報です。楽天市場の『スーパーDEAL』に『TCL 10 Lite』が登場!しかも同時にポイント還元最大『44倍』の『ブラックフライデー』も開催中。楽天ポイントの還元が尋常じゃない事になっています。前回は『スーパーDEAL』に登場して即日売り切れてしまった『TCL 10 Lite』。今日が『ブラックフライデー』本番なので、高い確率でまた売り切れとなるでしょう。夜には注文が殺到するはずなので、チャンスは動きが少ない日中!今回こそお買い逃し無く!
シャオミ、OPPOに思わぬ伏兵!?TCL 10 Liteが予想外にめっちゃ良かった!このスマホ、ディスプレイだけじゃない
買う前から安心出来るスマートフォンメーカーは『Xiaomi』と『OPPO』です。しかしスペックの高いモデルを他メーカーが低価格でリリースすると、どうしても気になってしまいます。そしてあまりに気になり購入に至ったのが『TCL 10 Lite』です。
『TCL』は世界第2位のシェアを持つ巨大なテレビメーカーで、最近では日本のスマートフォン市場にも力を入れています。『TCL 10 Lite』『TCL 10 Pro』に続き、11月24日には『5G』に対応する『TCL 10 5G』が発売開始(+Styleでは11月10日から先行発売)に。
『TCL 10 5G』はハイミッドレンジ用の『Snapdragon 765G』を搭載しつつ、価格は『39,800円(税込)』と破格。しかし購入した事の無いメーカーのスマートフォンに『39,800円(税込)』を出すのはやや躊躇してしまいます。まずはお手軽な『TCL 10 Lite』で『TCL』のクオリティをチェックしてみる事に。
まずは本体の質感から。基本的に、『2万円台』で購入出来るスマートフォンの見た目に何かを期待してはいけません。しかし完全にこれは予想外。『ホワイト』はメーカーによって質感が大きく分かれるのですが、これは間違いなく『当たり』な出来栄え。カメラデザインもバランスがとれていて格好いいです。指紋認証が『不要』と思っていた時期もありますが、今は無くてはならない存在に。認証部分が同色系で凹凸が目立たないのもナイスです。
『TCL』は世界を代表するテレビメーカーなので、独自の『NXTVISION』というディスプレイ技術を採用しています。コントラストや彩度を自動調整して画質を鮮明にし、さらにSDR(通常画質)をダイナミックレンジの広いHDR(ハイダイナミックレンジ)品質にアップコンバートしてくれる機能も。
大体コレ系は効果がイマイチの場合が多いのですが、流石テレビメーカーです。しっかりと色が変化していますし、その変わり方がとても自然。このクオリティはテレビの画面で研究をし尽くした成果なのでしょう。『TCL 10 Lite』はSDRからのコンバートだけでなく、HDRコンテンツ自体の動画再生にも対応。液晶というよりやや『有機EL』に近いクッキリとした色合いで、個人的にはかなり好みですね。
ここまでは完全にお値段以上の『TCL 10 Lite』。しかし問題は『カメラ』です。『Xiaomi』と『OPPO』は世界TOP5のスマートフォンメーカーです。『TCL』が世界第2位のテレビメーカーだとしても、両社に敵う筈はありません。ましてや『TCL』は外観デザインとディスプレイのクオリティが非常に高いので、カメラは普通に撮れれば満足出来るレベル。しかしどの程度の写真が撮れるのかはやはり気になるので、早速試写を行ってきました。
先日『ZenFone 7』で撮影を行ったので、比較すると流石に物足りなさは感じます。しかしミッドレンジの画質としては上々なのでは。もっとも、スマートフォンのカメラはアルゴリズムの開発がかなり難しいはず。これは日本のスマートフォン市場に『TCL』というとんでもない伏兵が現れました!
カメラ画質も上々の『TCL 10 Lite』。しかし実機を操作していて1点気になる点が。それは『動作が軽すぎる』という事。これは同じ『Snapdragon 665』を搭載している『OPPO A5 2020』や『Xperia 10 II』と比較して体感的に感じられるレベル。これはAntutuのベンチマークを測定し、『Snapdragon 665』搭載モデルとスコアを比較するしかありません!

OPPO Reno3 AのAntutuベンチマークスコア

OPPO A5 2020のAntutuベンチマークスコア

Xperia 10 IIのAntutuベンチマークスコア
これまで計測した中では、メモリ6GBを搭載する『OPPO Reno3 A』が最もハイスコアで『183,203』。そういえば『TCL 10 Lite』もメモリは『6GB』。もしかするとこれは高いスコアを期待出来るかもしれません。計測結果がコチラ。

TCL 10 Liteのベンチマークスコア
なんと『TCL 10 Lite』のAntutuベンチマークスコアは『187,472』。『OPPO Reno3 A』を抜いてしまいました。世界の『Xiaomi』『OPPO』も驚かせる圧巻の処理能力。これはとんでもないミッドレンジが現れました!
格安SIMのOCNモバイルONEがお勧めな理由
MM総研が2020年5月20日に発表した調査結果(2020年2月時点のもの)によると、スマートフォンユーザーの大部分は月々の通信容量が『5GB以内』。つまり、通信容量『5GB』程度のSIMを契約すれば十分だという事です。『OCN モバイル ONE』の利用料金がどの程度かを知る為に、『5GB』を目安(5GBが無い場合は最も近いプランを適用。)として他社と比較を行いました。利用期間は『2年』を想定。
docomoの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:ギガライト(5GBまで)
月額利用料金:5,665円(税込)×24カ月=135,960円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,700円(税込:1,870円) 5分以内何度でも=700円(税込:770円)
2年間の通信コスト=135,960円(税込)
auの通信料金
回線:au回線
契約プラン:データMAX 4G LTE
月額利用料金:7,650円(税込:8,415円)×18カ月=151,470円(税込)
最初の6カ月間:6,650円(税込:7,315円)×6カ月=43,890円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,800円(税込:1,980円) 5分以内何度でも=800円(税込:880円)
2年間の通信コスト=195,360円(税込)
Ymobileの通信料金
回線:Softbank回線
契約プラン:スマホベーシックプランM(10GB)
月額利用料金:3,680円(税込:4,048円)×18カ月=72,864円(税込)
最初の6カ月間:2,980円(税込:3,278円)×6カ月=19,668円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:10分以内何度でも=無料
2年間の通信コスト=92,532円(税込)
IIJmioの通信料金
回線:docomo回線/au回線
契約プラン:音声通話SIM 6GB
月額利用料金:2,220円(税込:2,442円)×24カ月=58,608円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【みふぉんダイヤル使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:誰とでも3分以内/家族10分以内何度でも=600円(税込:660円) 誰とでも10分以内/家族30分以内何度でも=830円(税込:913円)※11月4日までキャンペーンで0円
2年間の通信コスト=56,608円(税込)
OCNモバイルONEの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:通信6GB音声対応SIM
月額利用料金:1,980円(税込:2,178円)×24カ月=52,272円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【OCNでんわアプリ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=850円(税込:935円) 通話料上位3番号への通話=850円(税込:935円) 10分以内何度でも+通話料上位3番号への通話がセット=1300円(税込:1,430円)
2年間の通信コスト=52,272円(税込)
mineoの通信料金
回線:au回線、docomo回線、Softbank回線
契約プラン:デュアルタイプ6GB
契約プラン:Mプラン 7GB(音声通話つき)
月額利用料金:au回線=2,190円(税込:2,409円)×24カ月=57,816円(税込) docomo回線=2,200円(税込:2,420円)×24カ月=60,192円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【mineoでんわ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=850円(税込:935円) 定額30分=840円(税込:924円) 定額60分=1,680円(税込:1,848円)
2年間の通信コスト:au回線=57,816円(税込) docomo回線=60,192円(税込)
nuro mobileの通信料金
回線:au回線、docomo回線
契約プラン:Mプラン 7GB(音声通話つき)
月額利用料金:au回線=2,800円(税込:3,080円)×24カ月=73,920円(税込) docomo回線=2,280円(税込:2,508円)×24カ月=58,080円(税込) Softbank回線=2,800円(税込:3,080円)×24カ月=73,920円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【nuro mobileでんわ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=800円(税込:880円)
2年間の通信コスト:au回線=73,920円(税込) docomo回線=58,080円(税込) Softbank回線=73,920円(税込)
UQ mobileの通信料金
回線:au回線
契約プラン:スマホプランR(10GB)
月額利用料金:2,980円(税込:3,278円)×24カ月=78,672円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,700円(税込:1,870円) 10分以内何度でも=700円(税込:770円) 60分定額=500円(税込:550円)
2年間の通信コスト=78,672円(税込)
上記の比較結果から、『OCN モバイル ONE』の通信料金が最も安い事が分かりました。しかし、『OCN モバイル ONE』は通信キャリア(MNO)から回線をレンタルしてサービスを提供している『格安SIM(MVNO)』に属します。『格安SIM』は通信業者によってレンタルしている回線数が異なるので『通信速度』がバラバラ。よって、契約する前に必ず実用的な『通信速度』が出ているかを確認する必要があります。
『OCN モバイル ONE』は『格安SIM』で『利用料金』の次に気になる『通信速度』において、MM総研が2020年2月に発表した調査結果(docomo回線通信速度)では6社中ダントツの『第1位』を獲得。私はすでに『OCN モバイル ONE』を契約していますが、速度に関して不満を感じた事はありません。
つまり、『OCN モバイル ONE』で『スマートフォンを安く買う』という選択は、長い目で見ても間違いなく『超お得』という判断で間違いなし。スマートフォン本体料金と通信料金を大幅に節約出来ます。
しかも『OCN モバイル ONE』、『MUSICカウントフリー』という無料オプションまで提供しています。『MUSICカウントフリー』を利用すれば対応している音楽配信サービスの通信がなんとノーカウントに。つまり、容量を気にせず音楽を聞きまくれるということ。通勤や通学で音楽を聞き続けると、凄い通信量になりますよね。それが全くカウントされなくなるんです。しかも無料で!夢のようですね。
『無料のオプション』は『MUSICカウントフリー』だけではありません。さらに『OCN モバイル ONE』は、全国80,000箇所以上のWi-Fiスポットを利用可能。大容量のデータ通信をそのWi-Fiスポットで行うようにすれば、月々の通信量を大幅に抑える事が出来ます。ユーザーによってコストパフォーマンスをどこまでも高められる『OCN モバイル ONE』。数ある『格安SIM』の中でもダントツでお勧めです。