スマートフォン、もとよりガラケーが流通する前、一般的に使われていたのは『SIMカード』に対応しない『PDA』でした。その代表格と言えるのがSHARPの『ザウルス』です。『ザウルス』は『ビジネスツール』として利用する人が殆どで、本体にはとあるアイテムが標準搭載されていました。それが『スタイラスペン』です。
スマートフォンが主流となり、『ザウルス』と共に『スタイラスペン』も姿を消しました。貴重なスタイラスペン搭載モデルと言えば『Galaxy Note』シリーズですが、価格が高額なので『スタイラスペンを使う為』に購入するのは正直言って勿体ない。『メモ』をとったり『資料』を作成するのに高い処理能力は必要としませんからね。フラッグシップモデルの『Galaxy Note』シリーズだとコストパフォーマンスがとても悪いのです。
しかしついに『ザウルス』ユーザーにお勧めしたい『スタイラスペン搭載モデル』が現れました。それがモトローラの『moto g pro』です。『moto g pro』のディスプレイ解像度は『フルHD+』なので、『ザウルス』の画面とは比較にならない程表示が綺麗です。
さらに『2年間』の『メーカー修理』と『セキュリティアップデート』に対応。OSも『Android 12』までの更新が約束されているので、ビジネス端末としての『安全』が保証されているのも特長です。Android OSなので『Playストア』から好きなアプリをダウンロードして利用する事も可能。色々な意味で『ザウルス』とは比較にならない進化を遂げています。
手軽に購入出来るスタイラスペン搭載スマートフォン『moto g pro』。メーカー販売価格は『35,800円(税込)』とかなり控えめ。しかし『OCN モバイル ONE』が開催している『大感謝スマホSALE』では、『moto g pro』がこの価格からさらに大幅プライスダウン。
音声SIMとの新規契約の場合は『14,000円(税込:15,400円)』。他社から乗り換えの場合は『9,000円(税込:9,900円)』という圧倒的な安さに。『大感謝スマホSALE』は12月23日(火)が最終日ですが、それまで在庫が残っているとは限りません。貴重なスタイラスペン搭載モデル『moto g pro』。出来るだけ早めの購入をお勧めします!
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Motorola moto g proを買うべき10の理由。スタイラスペンにアクションカメラ搭載で仕事と日常を自由自在!
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モトローラのスマートフォンを買ってみた。気になる品質とは
日本市場でも徐々に人気を拡大中の『Motorola』。実はまだ使った事がありませんでした。日本で発売されているモデルは『Snapdragon 665』を搭載するミッドレンジモデルがメイン。1台購入すれば共通した特性が分かるはずなので、一番気なっていた『moto g8 POWER』を購入する事に。
『Motorola』と言えば『M』をモチーフにしたシンボルマーク。スマートフォンメーカーでここまでシンボルマークが格好良いメーカー、すぐには思い浮かびません。個人的にはAppleのリンゴマークより好きですね。どことなく海外の車メーカーを感じさせる雰囲気。パッケージにも一番目立つところに入ってます。
本体のデザインはスポーツテイストが強め。写真には写りづらいのですが、光に当たると同色の細かいストライプ模様が浮かび上がります。鏡面仕上げが増えている中『Motorola』は独自路線。『NIKE』や『UNDER ARMOUR』の様なスポーツブランドと相性が良さそうです。
指紋認証はもう不要かもしれないと感じていた時期もありましたが、それはとんでもない事でした。マスク着用時でも素早くロック解除が出来るのは原状でこの『指紋認証』のみ。そして『指紋認証』を格好良くデザイン出来るのは『M』のシンボルマークありき。このマークが入っていなければ全然印象が変わりますよね。存在感絶大です。
スマートフォンの処理能力を示すAntutuのベンチマークは『174,492』。『Xperia 10 II』と同等のスコア。極一般的なミッドレンジですね。エントリーモデルとは違うので、一般的な操作で使いづらさは感じません。
『Snapdragon 665』は最高設定でゲームをするには不向きなスペックですが、『PUBG』であればグラフィックのクオリティを『標準』、フレーム設定は『中』で快適に遊ぶ事が出来ました。
実機を使うまでわかりませんでしたが、『moto g8 POWER』のディスプレイはとにかく画面が広く見えます。それにはパンチホールのサイズと位置が大きく関係。『moto g8 POWER』のパンチホールはサイズが小さく、位置は横向きにした状態で左下。左下だとゲーム中は指で隠れてほぼ視界に入らないので、ホールの存在自体を忘れてしまった程。
画像や動画のプレビューにも最適です。『Motorola』のスマートフォンに搭載されているディスプレイには『Max Vision』という名称がつけられていますが、なぜ『MAX』なのかを理解。色合いもかなり忠実(撮影した写真は色がおかしいです)で、ディスプレイ品質自体が高い事も確認出来ました。
また、『moto g8 POWER』は2チャンネルの本格的なステレオスピーカー搭載。しかもこのスピーカー、あの『DOLBY』の技術を採用しています。『Motoオーディオ』からは様々な設定が可能。音を自動的に識別して最適化してくれる『スマートオーディオ』『音楽』『映画』『ゲーム』『カスタム』からモードを選ぶ事が出来ます。私は『スマートオーディオ』に設定して『PUBG』をプレイしてみましたが、不思議な事に音が離れた場所から聞こえてきました。一体どんな仕組みなのか。さすが『DOLBY』ですね。
ちょっと期待していたのは『カメラ画質』。家の中を軽く撮影しただけでも『そこそこ撮れそう』というのは感じていました。外で試し撮りしてみると、結果は思った通り。スマートフォンのカメラはアルゴリズムが大きく作用するので、大手メーカー以外は画質を向上させるのが困難。『Motorola』(モトローラ・モビリティ)は『Lenovo』という超巨大企業の子会社なので、資金、開発力については潤沢。カメラ画質からもそれがしっかりと伝わってきました。『ポートレートモード』では『ボケの種類』『照明効果』を複数から選択する事が可能。完全オートではなく、ややマニュアル的な撮影も出来るので、カメラ好きにも好印象だと思います。
また、『moto g8 POWER』はミッドレンジながら『光学2倍ズーム』カメラを搭載しています。日が暮れ始めていたので光学ズームで撮影するには不向きな環境でしたが、その割にかなりしっかりと撮れています。光学ズームカメラには『PDAF(高速自動フォーカス)』が採用されているので、それがうまく機能しているという事でしょう。

moto g8 POWER 0.5倍で撮影

moto g8 POWER 等倍で撮影

moto g8 POWER 光学2倍ズームで撮影
画質に関してはかね満足度の高い『moto g8 POWER』のカメラでしたが、1点どうしても許容出来なかったのが『ウォーターマーク』。ONにすると『moto g8 powerでのショット』という文字が左下に入ります。文字サイズが小さいので最初気づかなかったのですが、『でのショット』ってなんでしょう。レイアウト自体は格好良いのにとても勿体ない。この部分は設定でカスタムも出来ないので、早急に修正していただきたいですね。それまでウォーターマークは『OFF』にします。
『Motoアクション』を使いこなせばスマートフォンの操作がより快適に。『3本指でのスクリーンショット』『持ち上げて消音』『下向きでマナーモード』は一度使ったら無しには戻れないレベルに便利。
今回はじめて『Motorola』のスマートフォンを利用しましたが、『カメラ』『スピーカー』『ディスプレイ』に関してはかなり品質が高いと感じました。UIもクセが無くてかなりシンプル。『Motoアクション』を使いこなせば無駄な操作を減らせます。トータルでとてもバランスがとれているので万人にお勧めできますね。ミッドレンジのお手本の様なスマートフォンでした。
格安SIMはOCNモバイルONEがお勧めな理由
MM総研が2020年5月20日に発表した調査結果(2020年2月時点のもの)によると、スマートフォンユーザーの大部分は月々の通信容量が『5GB以内』。つまり、通信容量『5GB』程度のSIMを契約すれば十分だという事(最近各社が発表している20GBプランは容量が多すぎ)です。よって、利用料金を比較する上では『5GB』を目安に各社の料金プランは選ぶ(5GBプランが無い場合は近い容量のプラン)事に。利用期間は『2年』とします。
docomoの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:ギガライト(5GBまで)
月額利用料金:5,665円(税込)×24カ月=135,960円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,700円(税込:1,870円) 5分以内何度でも=700円(税込:770円)
2年間の通信コスト=135,960円(税込)
auの通信料金
回線:au回線
契約プラン:データMAX 4G LTE
月額利用料金:7,650円(税込:8,415円)×18カ月=151,470円(税込)
最初の6カ月間:6,650円(税込:7,315円)×6カ月=43,890円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,800円(税込:1,980円) 5分以内何度でも=800円(税込:880円)
2年間の通信コスト=195,360円(税込)
Ymobileの通信料金
回線:Softbank回線
契約プラン:スマホベーシックプランM(10GB)
月額利用料金:3,680円(税込:4,048円)×18カ月=72,864円(税込)
最初の6カ月間:2,980円(税込:3,278円)×6カ月=19,668円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:10分以内何度でも=無料
2年間の通信コスト=92,532円(税込)
IIJmioの通信料金
回線:docomo回線/au回線
契約プラン:音声通話SIM 6GB
月額利用料金:2,220円(税込:2,442円)×24カ月=58,608円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【みふぉんダイヤル使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:誰とでも3分以内/家族10分以内何度でも=600円(税込:660円) 誰とでも10分以内/家族30分以内何度でも=830円(税込:913円)※11月4日までキャンペーンで0円
2年間の通信コスト=56,608円(税込)
OCNモバイルONEの通信料金
回線:docomo回線
契約プラン:通信6GB音声対応SIM
月額利用料金:1,980円(税込:2,178円)×24カ月=52,272円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【OCNでんわアプリ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=850円(税込:935円) 通話料上位3番号への通話=850円(税込:935円) 10分以内何度でも+通話料上位3番号への通話がセット=1300円(税込:1,430円)
2年間の通信コスト=52,272円(税込)
mineoの通信料金
回線:au回線、docomo回線、Softbank回線
契約プラン:デュアルタイプ6GB
契約プラン:Mプラン 7GB(音声通話つき)
月額利用料金:au回線=2,190円(税込:2,409円)×24カ月=57,816円(税込) docomo回線=2,200円(税込:2,420円)×24カ月=60,192円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【mineoでんわ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=850円(税込:935円) 定額30分=840円(税込:924円) 定額60分=1,680円(税込:1,848円)
2年間の通信コスト:au回線=57,816円(税込) docomo回線=60,192円(税込)
nuro mobileの通信料金
回線:au回線、docomo回線
契約プラン:Mプラン 7GB(音声通話つき)
月額利用料金:au回線=2,800円(税込:3,080円)×24カ月=73,920円(税込) docomo回線=2,280円(税込:2,508円)×24カ月=58,080円(税込) Softbank回線=2,800円(税込:3,080円)×24カ月=73,920円(税込)
通話料:【通常】30秒/20円(税込:22円) 【nuro mobileでんわ使用】30秒/10円(税込:11円)
かけ放題:10分以内何度でも=800円(税込:880円)
2年間の通信コスト:au回線=73,920円(税込) docomo回線=58,080円(税込) Softbank回線=73,920円(税込)
UQ mobileの通信料金
回線:au回線
契約プラン:スマホプランR(10GB)
月額利用料金:2,980円(税込:3,278円)×24カ月=78,672円(税込)
通話料:30秒/20円(税込:22円)
かけ放題:時間制限なし=1,700円(税込:1,870円) 10分以内何度でも=700円(税込:770円) 60分定額=500円(税込:550円)
2年間の通信コスト=78,672円(税込)
上記の一覧から、『OCN モバイル ONE』の通信料金が最も安い事が分かると思います。しかし、『OCN モバイル ONE』は通信キャリア(MNO)から回線をレンタルしてサービスを提供している『格安SIM(MVNO)』に属します。『格安SIM』は通信業者によってレンタルしている回線数が異なるので『通信速度』がバラバラ。よって、契約する前に必ず実用的な『通信速度』が出ているかを確認する必要があります。
『OCN モバイル ONE』は『格安SIM』で『利用料金』の次に気になる『通信速度』において、MM総研が2020年2月に発表した調査結果(docomo回線通信速度)では6社中ダントツの『第1位』を獲得。私はすでに『OCN モバイル ONE』を契約していますが、速度に関して不満を感じた事はありません。
つまり、『OCN モバイル ONE』で『スマートフォンを安く買う』という選択肢は、長い目で見ても間違いなく『超お得』という判断で間違いなし。スマートフォン本体料金と通信料金を大幅に節約出来ます。
しかも『OCN モバイル ONE』、『MUSICカウントフリー』という無料オプションまで提供しています。『MUSICカウントフリー』を利用すれば対応している音楽配信サービスの通信がなんとノーカウントに。つまり、容量を気にせず音楽を聞きまくれるということ。通勤や通学で音楽を聞き続けると、凄い通信量になりますよね。それが全くカウントされなくなるんです。しかも無料で!夢のようですね。
『無料のオプション』は『MUSICカウントフリー』だけではありません。さらに『OCN モバイル ONE』は、全国80,000箇所以上のWi-Fiスポットを利用可能。大容量のデータ通信をそのWi-Fiスポットで行うようにすれば、月々の通信量を大幅に抑える事が出来ます。ユーザーによってコストパフォーマンスをどこまでも高められる『OCN モバイル ONE』。数ある『格安SIM』の中でもダントツでお勧めです。