2021年XiaomiもFeliCa搭載?便利になるのは良いけど価格が心配。Rakutenシリーズの存在を甘く見てる気も

Counterpoint Researchが公表した2020年第三四半期のスマートフォン出荷台数によると、『Xiaomi』がAppleを抜いて世界第3位に浮上。GMS非対応により失速しているHuaweiの状況を鑑みると、第2位になるのも時間の問題と言えるでしょう。

アジア市場においても販売台数を拡大中の『Xiaomi』。日本市場に参入してからは1年が経過しました。そして1年の内に『Mi Note 10』『Mi Note 10 Pro』『Mi Note 10 Lite』『Redmi Note 9S』『Mi 10 Lite 5G』といった5機種を販売しています。

Xiaomi』は今後の展望として、『FeliCa搭載端末』の発売を予告。しかしそこでネックとなるのが『価格』です。『Xiaomi』が日本に参入してから最初に発売した『Mi Note 10』『Mi Note 10 Pro』は日本ユーザーのカメラ需要を見込んだカメラ特化型。カメラ画質であれば世界トップクラスの同シリーズでしたが、5万円を超える価格が受け入れられず、販売台数は伸びませんでした。

スマートフォン自体が売れないので、口コミを軸とした同社のマーケティング手法も功を奏さず、『Xiaomiは日本市場に合わない』という声もチラホラ。その状況を打破したのが『Redmi Note 9S』です。『Snapdragon 720G』を搭載する高性能モデルながら価格は『2万円台』。この価格帯で『ゲームが快適に遊べるスマートフォン』というのが日本市場には他に存在しませんでした。

圧倒的なコストパフォーマンスの高さから『Redmi Note 9S』は『Mi Note 10』『Mi Note 10 Pro』以上の売れ行きを見せ、日本市場における同ブランドの認知度を確実に高めました。

安くて高性能』だから売れた『Redmi Note 9S』。例えばそこに『FeliCa』が搭載され、価格が5千円~1万円程度高くなったとしたら、『Snapdragon 720G』搭載モデルの『AQUOS sense4』と競合します。さらに『FeliCa』搭載で『2万円』の『Rakuten Hand』には大きく溝を開けられる事に。楽天回線の普及が勧めば『Rakuten』シリーズの価値は確実に高まります。そこに高価格化したXiaomi端末を投入しても、思ったほどの成果を得る事は出来ないのではないでしょうか。

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FeliCaを搭載してコストを最小限に抑えるには、『OPPO Reno A』や『OPPO Reno3 A』の様に日本特化型として開発する必要があります。それでもコストが折り合わないのか、『OPPO Reno3 A』は『OPPO Reno A』からSoc性能をスペックダウン。Xiaomiにも同じ『コストの壁』が待ち受けているのは間違い無いでしょう。『Rakuten』シリーズの登場により、FeliCa搭載端末の価格破壊が進行中。FeliCaを搭載すれば販売台数が伸びるというのは今後傾向として確実に変わるでしょうね。

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