Ankerが日本発売を開始したばかりの『Soundcore Liberty Air 2 Pro』。同社では初となるANC(アクティブノイズキャンセル)搭載のTWSです。グラミー賞を受賞した10名のアーティストが開発に参加して作られた音にも興味がわき悩む間もなくAmazonで注文。2,596ポイントのポイントが付与され、実質1万円程度で買う事が出来ました。この価格で最上位モデルが買えるとは嬉しすぎ。
注文の翌日、実機が届いたので早速レビューを行いたいと思います!パッケージからも感じられるAnkerの並々ならぬ意気込み。低価格モデルとは明らかに作りが違います。
側面には『RECOMMENDED BY 10 GRAMMY WINNING ARTISTS & MUSICIANS』というキャッチコピー。音への期待をせずにはいられません。
パッケージの中身はSoundcore Liberty Air 2 Pro本体、充電ケース、説明書、USB充電ケーブル。
そして本体に装着されているモノも含め、イヤーチップは全部で9種類同梱されています。3種類くらい試せば、自分にベストなサイズが見つかるはず。イヤーチップ選びは重要です。
TWSは単色のシンプルなデザインが多い中、Soundcore Liberty Air 2 Proはシルバーとブラックの2トーン。シンボルマークとロゴが綺麗にレイアウトされており、安っぽさは一切感じられません。
充電ケースのフタはスライド式。前面にLEDランプ、後面にはUSB Type-C充電ポートとON/OFFボタンを備えます。ケーブルを使わない置くだけ充電にも対応。
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マットな質感で指紋が目立たないのが特長です。フタ部分にシンボルマークが入っているのもアクセントになっていて好印象。
続いてSoundcore Liberty Air 2 Proの試聴を行います。まずはPlay Storeから専用アプリ『Soundcore』をダウンロード。
『Soundcore』に対応する製品を買った事がなかったので、このアプリを使うのは初めて。オマケ程度のものかと思いきや、それがとんでもない勘違い。一番感動したのはAnkerの独自開発機能『HearID』。『右耳』『左耳』別々に高音から低音まで様々な音を流し、聴こえ方を細かく確認していくというもの。指紋ならぬ聴紋です。
耳の特性に合わせて音を微調整してくれるので、HearIDを有効にした後に聴いた音は完全に別物でした。低価格モデルはHearIDに非対応。この機能を使う為に上位モデルを買う価値あり。凄い機能です。
ノイズキャンセルは『ノイズキャンセリングモード』『外音取り込みモード』『標準』の3種類から選択する事が可能。YouTubeで電車の音を大音量で流し、各モードで聞こえ方の違いを検証してみました。
Soundcore Liberty Air 2 Proはイヤーチップ型なので、『標準モード』でもそれなりの遮音効果があります。『外音取り込みモード』ではその遮音効果を弱める事が可能。周囲の音がはっきりと聴こえるようになります。『全ての外音』と『音声フォーカス』をシーンに合わせて使い分けられるのも便利。
『ノイズキャンセリングモード』は『交通機関』『屋内』『屋外』『カスタム』に4分類されており、それぞれ異なるノイズキャンセル効果を得る事が出来ます。Youtubeから流れる電車音には、『交通機関』と『屋内』が最も有効でした。
ノイズキャンセルの効果はハッキリと違いを認識出来るレベルのもの。外音が低減されるので、音楽を無理に大音量で流す必要が無くなります。長時間音楽を聴く場合は、耳にも優しい設定であると言えるでしょう。個人的にはHuawei のFreeBuds 3よりもノイズキャンセリング効果が明らかに高いと感じました。
Soundcore Liberty Air 2 Proの音質
低音:TWSとは思えないくらい、かなりしっかりと出ていて驚きました。無理やりなつぶれ気味の低音ではなく、キレが良いので聴き疲れを起こしません。ハウスやテクノといった低音重視のジャンルを聴くのにも最適。『ノイズキャンセルモード』をONにすると低音がさらに強みを増しました。
ボーカル音:『ノイズキャンセルモード』ではやや音がくもり気味。しかし『標準』に切り替えるとくもりが無くなりクリアに。高音域までしっかりと伸びのある、美しいボーカル音を聴かせてくれます。
楽器音:ピアノのソロ演奏など、アナログ楽器のシンプルな音を聴くのにはあまり向いていない印象。逆に低音重視のジャズベースや、電子楽器との相性は良好です。
Soundcore Liberty Air 2 Proで聴くのに適していると感じたジャンル
ダンス、エレクトロニカ、ポップス、ヒップホップ、ジャズ・ロック、R&B、ハウス、テクノ、EDM
Soundcore Liberty Air 2 Proで聴くのはイマイチだと感じたジャンル
クラシック、オペラ、吹奏楽
TWSに音質を求めるのはナンセンスかもしれませんが、グラミー賞アーティストが監修しているだけあり、抑揚とメリハリがしっかりしていて『音楽が聴けるクオリティ』に仕上がっています。イヤーチップ型はしっかりと耳にフィットし、音を逃さないのも良いですね。そして何より『HearID』最高!これが1万円で買えたのは本当にラッキーでした。駆動時間も長目なので、ガンガン使っていきたいと思います!
製品仕様 | |
再生可能時間 | ・通常モード:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大26時間 (充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大21時間 (充電ケース使用時) ・外音取り込みモード:最大6.5時間 (イヤホン本体のみ) / 最大23時間 (充電ケース使用時) |
充電端子 | USB Type-C |
充電時間 | 約1時間 (イヤホン) / 約1.5時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) / 約2.5時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時) |
重さ | 約62g (充電ケース含む) |
防水規格 | IPX4 |
通信方式 | Bluetooth 5 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC / AAC |
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