先日、久々にグローバルモデルを購入しました。XiaomiのサブブランドPOCOの『POCO X3』です。Socにはハイミッドレンジ用のSnapdragon 732Gを搭載し、スマートフォンの性能を示すAntutuのベンチマークスコアは『281683』とかなり高め。

Snapdragon 732Gを搭載するPOCO X3(4GBモデル)のAntutuベンチマークスコア

Snapdragon 665を搭載するTCL 10 LiteのAntutuベンチマークスコア

Snapdragon 665を搭載するOPPO Reno3 AのAntutuベンチマークスコア

Snapdragon 665を搭載するXperia 10 IIのAntutuベンチマークスコア
日本で発売されているミッドレンジのAntutuスコアは上記の通り20万弱程度。『POCO X3』の性能は遥かにその上をいき、3Dゲームもサクサク余裕でこなします。
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzに対応。このハイスペックで価格は2万円台前半。もし日本で発売していたら、Redmi Note 9Sと同様に売れまくるはず。
-
-
Xiaomi Redmi Note 9Sのカメラは同じ場所で全く異なる画像が撮れる。情報をしっかり伝える高画質4眼カメラ
最近発売されているスマートフォンは背面に複数のレンズを搭載しているので、1台で様々なシーンを撮り分けることが可能です。Xiaomiの『Redmi Note 9S』は『メインカメラ』『超広角カメラ』『マ ...
続きを見る
一点心配だったのはバンドです。POCO X3はRedmi Note 9Sの様に日本モデルが存在しません。よって対応するバンドがやや異なります。POCO X3が対応するバンド(周波数帯)は下記の通り。
記事に書かれている内容
POCO X3の対応周波数帯(4G)に関する情報
B1、B2、B3、B4、B5、B7、B8、B20、B38、B40、B41
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
B1(◎)、B3(◎)、Band19(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
B1(◎)、B3(◎)、B8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(×)、Band28(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(×)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
通常グローバル端末はdocomoかSoftbankの回線で利用します。Softbankであればプラチナ回線までフルに使えるので相性はバッチリ。逆に相性が悪いとされるのはauと楽天回線です。今回は楽天モバイルとUQモバイル(au回線)のSIMを使い、POCO X3でどこまで利用出来るかを検証してみました。
POCO X3で楽天回線、au回線を利用する方法
VoLTEを開放する
まず最初にすべき作業はVoLTEの開放です。やり方はとても簡単。ダイヤルアプリを起動し、*#*#86583#*#*と入力するだけ。この作業を行わなければ楽天モバイル、UQモバイルのSIMを利用する事は出来ません。
楽天回線を利用する方法&通信状況
楽天モバイルの場合はSIMを差し込んだら接続完了。APNの設定は自動的に行われます。楽天回線エリア内であれば通信、通話が可能でした。驚いたのは、以前までパートナー回線エリアだった場所がすべて楽天回線に切り替わっていた事。地域によるとは思いますが、思いの外エリアの拡大は素早く進んでいるようです。
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
UQモバイル(au回線)を利用する方法&電波受信状況
楽天モバイルと違い、UQモバイルの場合はSIMを差し込むだけでは通信は開始されません。下記の通り操作を行って設定してください。
データ通信用のSIMをUQモバイルに切り替える
操作手順:『設定』→『SIMカードとモバイルネットワーク』
データ通信用のSIM設定をUQモバイルに切り替えます(SIMスロット2を利用している場合はデータカードを2に設定)。
『au』→『アクセスポイント名』と選択。
一番下にある『+新しいAPN』を選択し、APN情報を下記の通り入力。
- 名前:UQモバイル(自分が分かる名前でOK)
- APN:uqmobile.jp
- ユーザー名:uq@uqmobile.jp
- パスワード:uq
- 認証タイプ:CHAP
- APNタイプ:default,mms,supl,hipri,dun
- APNプロコトル:IPv4/IPv6
入力が終わったら、一番下にある『その他』から『保存』を選択。
APNの一覧にUQモバイルが追加されるので、選択すると設定は完了です(接続されない場合は再起動)。
複数のバンドを切り替えながら電波を受信。途切れる事はなし
場所によってB1、B28、B41と切り替わりました。電波が途切れる事はなし(すべてのバンドで通信、通話ともに可能)。プラチナ回線のB18を使えないのはデメリットですが、au回線がここまで実用的に使えたのは意外でした。無理にau回線に固執する必要は勿論ありませんが、UQモバイルは2月1日から利用料金が引き下げられるので、選択肢の一つとしてはアリですね。
au回線が使えるお勧め格安SIM
関連するカテゴリー
格安SIMに関連する記事
-
-
【超節約術】値下げしたBIGLOBEモバイルと楽天モバイルを組み合わせれば1,480円で最安の放題環境が構築出来る!
2月19日、格安SIMのBIGLOBEモバイルが新料金プランを発表。従来と比較して音声通話SIMの月額利用料金が15%~20%値下げされました。そして音声通話SIMよりさらに大きく値下げされたのが、同 ...
-
-
格安SIMが他社から乗り換えで1万3千円OFFのキャンペーン開催中!AQUOS、シャオミ、OPPO、ZenFoneが安い
格安SIMのOCN モバイル ONEでは3月5日(金)午前9時30分までの期間限定で、他社から乗り換えの場合は対象端末が13,000円割引になるキャンペーンを開催中。 OCN モバイル ONEでは通常 ...
-
-
格安SIMのBIGLOBEモバイルが新料金発表!音声通話SIMが980円~!エンタメフリーオプションは280円に値下げ!
記事に書かれている内容1 BIGLOBEモバイルが音声通話SIMの月額利用料金を15%~20%大幅引き下げ!1GB980円~2 動画配信、音楽配信サービスの通信がノーカウントになるエンタメフリーオプシ ...
-
-
【節電】Bluetoothでテザリングする方法!Redmi 9TとiPhone、Androidスマホ、パソコンを接続
スマートフォンをルーター代わりにしてテザリングする方法はWi-Fi、USB、Bluetoothの3種類。殆どの人は普段Wi-Fiでテザリングを行っていると思います。私もそうです。 Wi-Fi接続は通信 ...
-
-
Xiaomi Redmi 9TでUQモバイル(au回線)と楽天モバイルのSIMが使えるか検証!設定方法から通信状況まで
1万円台で購入出来る超激安スマートフォンXiaomi Redmi 9T。開封レビュー、写真撮影など色々と行っていますが、国内で購入出来る1万円台のSIMスマートフォン(大手メーカーではほぼ無いと思いま ...