ゲームをするのに最適なスマートフォンの選び方!なぜ動きがカクつくのか。どうすれば滑らかに表示されるのかを分かりやすく解説

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スマートフォンでゲームをするなら当然フラッグシップモデルがお勧めです。その理由はGPU性能が高いから。ゲーム表示の滑らかさを左右するのは、グラフィックの処理をメインで担当するGPUです。ゲームをしていて動きがカクつくのは、GPUの性能がそのゲームに対して適正では無いから。

GPU性能の低いスマートフォンで負荷の重いゲームをすると、GPUの使用率が100%を超えてしまいます。その状態で起こるのが俗に言われている『フレーム落ち』。表示するフレーム数を減らし、GPUへの負荷を下げた時に起こる現象です。

GPU性能の低いスマートフォンでゲームをすると動きがカクつく

フレームの数が減ると当然動きはカクカクしたものに。逆にGPU性能が適正な場合は、使用率が100%をオーバーする事はほぼありません。つまりカクつきは起こりづらくなります。

高いリフレッシュレートに対応するスマートフォンを使えばゲームの表示がスムーズになると勘違いしている人をたまに見かけますが、それは間違いです。コンテンツが高いフレームレートに合わせて作られていて、スマートフォンがそれに見合ったGPUを搭載していなければ滑らかな表示は不可能。ディスプレイのリフレッシュレートは二の次です。

高いリフレッシュレートに対応するスマートフォン=滑らかにゲームが出来るわけではない

Xiaomi POCO X3のディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応していますが、Socはハイミッドレンジ用のSnapdragon 732G。GPUはRedmi Note 9Sが搭載するSnapdragon 720Gと同じAdreno 618です。

Xiaomi POCO X3は120Hzのリフレッシュレートに対応

POCO X3Redmi Note 9SでAsphalt 9をプレイした場合、表示されるフレームレートはほぼ共通で30~35FPS程度。60FPSを超えていないので、表示されている情報は同じという事になります。

先述している通り、高いフレームレートでゲームを表示するのに必要となるのはそれ用のコンテンツデータ。Asphalt 9は60FPS表示設定が用意されている数少ないゲームの一つです。しかし私が所有する端末の中で60FPSが選べるのは、Snapdragon 855 Plus以上の性能を持つSocを搭載したフラッグシップモデルのみ。ハイミッドレンジ用のSnapdragon 720G、Snapdragon 730G、Snapdragon 732GSnapdragon 760Gでは設定する事が出来ません。

なぜSnapdragon 700シリーズで60FPSの設定が選べないかは、以下の実測データ(Asphalt 9で検証)をご覧いただけば分かります。60FPSの約半分のフレームレートを表示する為に使われているGPU利用率が約7~8割。60FPSに対応したところでフレーム落ちを起こすのはほぼ確実。つまりSnapdragon 700シリーズにとって60FPSはオーバースペックという事です。

Soc(端末) GPU使用率 フレームレート
Snapdragon 662(Redmi 9T 80~100% 21~34FPS
Snapdragon 720G(Redmi Note 9S 50~85% 30~39FPS
Snapdragon 730G(Mi Note 10 Lite 40~55% 29~33FPS
Snapdragon 732G(POCO X3 45~70% 30~37FPS
Dimensity 800U(Redmi Note 9T 不明 28~40FPS
Snapdragon 765G(Mi 10 Lite 50~70% 30~37FPS
Snapdragon 865(Mi 10)※60FPS設定 65~90% 55~61FPS
Snapdragon 888(Mi 11)※60FPS設定 20~35% 58~60FPS

もっとも、60FPSに設定出来てもSnapdragon 865を搭載するMi 10はGPU利用率が90%付近まで上昇。瞬間的にではありますがフレーム落ちも発生しています。つまりSnapdragon 865搭載モデル辺りが60FPSで遊ぶにはギリギリのスペック。

最新モデルとなるMi 11(Snapdragon 888)は、2~3割程度のGPU利用率でフレームレートは最高値を維持。全く無理せず急勾配な坂を登っているイメージ。圧倒的なGPU性能の高さが実証されています。これは凄いですね。

Mi 11MEMCというフレーム補間機能を備えており、動きを予測してさらに表示を滑らかにする事が可能です。MEMCの効果は元データのリフレッシュレートが低いほど顕著になるので、60FPS設定のAsphalt 9では正直あまり体感は出来ません。しかしゲームをするのに優れた環境である事は間違いなし。最大タッチサンプリングレートも最大480Hzと、ゲーミングスマートフォンを超えるレベルですしね。

Xiaomi Mi 11のディスプレイはフレーム拡張機能搭載。タッチサンプリングレートは480Hz

高いリフレッシュレートに対応するミッドレンジに全く価値が無いのかと言えばそうではありません。スマートフォンはスクロールしながら情報を表示します。そのスクロール時の残像を軽減してくれるのが高いリフレッシュレート。

残像が減ると眼が疲れにくくなり、利用時間が長くなるほどその効果は実感出来ます。ゲームをしない人にとっては、むしろ価格が安いミッドレンジの方がお勧め。スマートフォンの特性を知って、適正価格で納得のいくモデルを購入しましょう!

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