シンガポールの市場アナリスト『Canalys』が、2021年第2四半期グローバル市場におけるスマートフォンの出荷台数ベンダー別シェア率を公開しました。
Canalysによると、前年同期比で世界のスマートフォン出荷台数は12%増加。Androidスマートフォンメーカーの勢いが止まらず、Samsungは年間成長率+15%で世界第1位となる19%のシェアを堅持。OPPO+28%、Vivo+27%と2社も高い成長率となり、世界シェアはそれぞれ10%。4位と5位にランクインしています。
中でも最も大きな成長を遂げたのがXiaomi。年間成長率は+83%とダントツ。シェアも17%を獲得し、遂にAppleを抜いて初の世界第2位に。1位のSamsungをもとらえる勢いです。
Androidスマートフォンメーカーが勢いを増す中、年間成長率が僅か1%に留まり第2位の座をXiaomiに譲ったApple。iPhone 13シリーズでどこまで巻き返す事が出来るのか。
Canalysでリサーチマネージャーを務めるBenStantonによると、Xiaomiはラテンアメリカで+300%、アフリカで+150%、西ヨーロッパで+50%の成長を記録。ただし売れているのはSamsungやAppleと比較して約40%~75%平均価格が安い廉価モデルが中心との事。今後は市場の成長と共に、高価格帯への移行を進められるかが命題になりそうです。
2019年に日本市場に参入したXiaomi。初号機となるMi Note 10では正直そこまで大きなインパクトを残せませんでした。しかし価格帯を落としコストパフォーマンスを上げたRedmi Note 9Sが大ヒット。そこから風向きが大きく変わりました。
SIMフリー市場ではOPPOと並び国内トップシェアを独占。たった1年でSamsung、SHARP、Huaweiを見事に抜き去りました。最新モデルとなるMi 11 Lite 5Gは各店舗で品切れになるほどの凄まじい売れ行き。勢いは加速する一方です。
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Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
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Soc | Snapdragon 780G(5nm)
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容量 | 6GB/128GB
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電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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NFC | 対応 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)