巷では『価格が安い』『電池持ちが良い』『カメラ画質が良い』スマートフォンが人気らしい。価格は販売価格を、カメラ画質は試し撮りを見れば分かります。しかし『電池持ち』は単純に電池容量が大きければ駆動時間が長いというわけではありません。
電池もちを決めているのは『電池容量』と『Soc』です。大容量電池に加えて電力効率の高いSocを使用している事が『電池もちの良い』条件に。
最近主流となっている高いリフレッシュレートや5G通信に対応するスマートフォンは、高いリフレッシュレートでの動作時、5G通信時に電力消費量が増えます。よって電池もちの良さはこれまで以上に重視すべきポイントに。
実際に使ってみて『電力効率がとても高い』と感じたSocは『Snapdragon 480 5G』。同Soc搭載モデルとなるRedmi Note 10 JEを使用して、PC Markというアプリのbattery lifeで電池もちを検証。
battery lifeは『Webブラウジング』『動画編集』『文字打ち』『画像編集』『データ編集』といった作業を仮想的に繰り返し、電池容量が100%から20%まで減る時間を計測してくれます。電池もちを検証する上での精度はかなり高め。
battery lifeの結果はなんと『25時間42分』。輝度を一番低く設定した状態で計測しているのであくまで最高値となりますが、それでも徹底して節電をすれば、1日以上操作し続けられるという結果に。この長さはこれまで私がbattery lifeで実際に検証を行った数あるスマートフォンの中で最長でした。
Redmi Note 10 JEはauとUQモバイルの専売となり、購入出来るのはどちらかのショップのみ。また、au回線に最適化されているので、他の回線では十分な通信環境を得られない点がネックとなります。逆にau回線を使用している人にはかなりお勧めなスマートフォンです。
ちなみに同端末の電池容量は4,800mAh。Redmi Note 10 JEと同じSnapdragon 480Gを搭載しつつ、さらに大きな5,000mAhの電池容量を持つSIMフリースマートフォンがOPPO A54 5Gです。
OPPO A54 5Gでも同様にbattery lifeの計測を行おうとしたのですが、アプリとの相性が悪く途中でエラーに。しかし実際に使ってみて電池もちが抜群に良いのは明らか。
先述している通り、電池もちの良さを主に決めるのは『電池容量』と『Soc』なので、Redmi Note 10 JEと同等もしくはそれ以上の電池もちと考えるのが妥当。別途行ったストレステストでも抜群の安定性を発揮したので間違いないでしょう。
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Redmi Note 10 JEと同じSocを搭載するOPPO A54 5Gでストレステストしたらとんでもない結果に!
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Snapdragon 480G 5Gはエントリークラス用のSocですが、5G世代ではエントリークラスの性能が大幅に向上。4G世代のミッドレンジレベルまで引き上げられました。
スマートフォンの性能を数値化してくれるAntutuのベンチマークスコアは30万弱。GPU性能はやや低めなのでゲームプレイをメインに購入するには適していません。ただし日常的な使い方でもっとも重要となるのは演算処理を行うCPUの性能。OPPO A54 5GはCPUスコアが10万程度。日常使いには十分な処理能力を持つという事が数値で実証されています。
カメラに関しては、XiaomiやOPPOといったグローバルメーカーを選べばそれなりの画質で撮れるのが当たり前。OPPO A54 5Gのカメラは超高解像度モードを備え、『1億画素相当』で撮影出来るのも特徴の一つ。夜景モードにも対応しているので、大部分の人は満足できるかと。
OPPO A54 5Gはdocomo、Softbank、auと幅広い回線に対応。5Gネットワークもサポートしているので、通信が普及したら機種変なしですぐに高速回線が使えます。
色々な意味で長く使えるスマートフォンOPPO A54 5Gのメーカー店舗価格は31,800円(税込)。5G対応のスマートフォンとしてはかなり控えめな設定。格安SIMのOCNモバイルONEでは2月25日(金)の午前11時まで限定セールを開催中。期間中は『2,800円(税込)』で同端末を購入する事が可能です。
セール価格で購入するには音声対応SIM(月額770円~)の契約が必要になりますが、ランニングコストを更に下げる裏技があります。OCNモバイルONEは10月21日から月額550円の新プランをスタート。
OPPO A54 5Gの購入時にこのプランを選択する事は出来ません。しかし770円から550円のプランに切り替える事は可能。この方法をとればOPPO A54 5Gをセール価格で購入し、月額550円でOCNモバイルONEの音声対応SIMを維持出来ます。
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【裏技】OCNモバイルONEで『1円スマホ』を買って月額550円で運用する方法。ミュージックカウントフリーも使えるぞ!
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550円プランの通信容量は0.5GBと少なめですが、データ通信はmineoのパケット放題 Plusで行えば問題なし。しかもOCNモバイルONEは通話料金が11円/30秒とかなり割安で、同プランには10分相当の無料通話もついてきます。通話用のSIMとして最適ですね。
OPPO A54 5Gの主な仕様
OPPO A54 5G | |
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Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB
|
電池 | 5,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 190g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |
OPPO A54 5Gにお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)