2021年8月4日にSoftbankは決算説明会を開催。そこで同社が提供するオンライン専用ブランド『LINEMO』の契約数を問われ、代表取締役社長を務める宮川潤一氏は『50万にも満たない』と回答しました。8月4日時点で競合となるNTTドコモの『ahamo』とKDDIの『povo』は申し込みが100万件を超えており、両社との開きは2倍以上。
ahamo(NTTドコモ) | LINEMO(Softbank) | povo(au) | |
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3GB | なし | 990円(税込) 低速:最大300kbps | 990円(税込) 低速:最大128kbps(使用期限30日) |
20GB | 2,970円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,728円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,700円(税込) 低速:128kps(使用期限30日) |
国内5分以内かけ放題 | 無料 | 550円(税込)※契約から1年間無料 | 550円(税込) |
国内無制限かけ放題 | 1,100円(税込) | 1,650円(税込) | 1,650円(税込) |
通話料金 | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
LINEMOは7月15日に月額990円で利用可能な『ミニプラン』を導入。レンタルではないMNOの回線が使えて月額『990円(3GB)』というMVNO並の低価格。さらにLINE利用時(メッセージ送受信、ビデオ通話、音声通話、ファイル送受信)の通信がノーカウントになるLINEギガフリーにまで対応する無双ぶり。
サービス内容を掘り下げるほど、なぜ契約者が増えないのかが理解出来なくなりました。とりあえずサブ回線として運用してみようと、実際LINEMOに申し込み。私が実際に行った手順がコチラです。
公式ページからLINEMOに申し込みを行う手順
LINEMOの公式サイトにアクセスする
今すぐ申し込むボタンを選択
今の番号をそのまま使用する(MNP)、新しい電話番号で契約する(新規)のどちらかを選択
利用するSIMの種類を選択する
ミニプラン(月額990円)、スマホプラン(月額2,728円)のどちらかを選択する
通話オプションの有無を選択する
スマートフォンで本人確認を行う為の内容を確認する
『本人確認書類の撮影』『顔写真の撮影』『顔動画の撮影』
本人確認を行う為の書類を選択する
日本国籍の場合
『運転免許証』『マイナンバーカード』『パスポート(住所記載)』『運転経歴証明書』
外国籍の場合
『在留カード(永住者のみ』『特別永住者証明書(特別永住者のみ)』
スマートフォンのカメラで本人確認書類の撮影を行う
スマートフォンのカメラで顔写真の撮影を行う
スマートフォンのカメラで顔動画の撮影を行う
契約者の情報を入力する
メールアドレスを認証してワンタイムパスワードを取得する
認証を行うと登録したメールアドレスにパスワードが届くのでその番号を入力。
支払い方法を登録する(クレジットカード・口座振替)
申し込み内容を確認する
重要説明事項を確認する
申し込みが完了して受注番号が発行される
LINEMOから申し込み完了のメールが届く
LINEMOから審査結果に関するメールが届く
申し込み完了から要した時間は30分~1時間程度だったでしょうか。まさかの『審査落ち』の連絡!就職活動中に『お祈りメール』が届いた時の感覚を思い出しました。これまで通信業者の審査に落ちた事は無く、利用料金やクレジットカードの未払いを起こした事も勿論ありません。それなのに一体なぜ。
ダメ元で理由を問い合わせてみましたが、AIが判別しているので詳細は分からないとの事でした。通信キャリアが提供しているサービスとあって、MVNOと比較して審査基準が厳し目になるのは理解出来ます。しかし契約数が極端に少ない現状を鑑みると、少し基準が厳しすぎるのかなという気がしないでもありません。
とりあえずサブ回線として使おうと気軽に考えていたLINEMO。いざ使えないとなると、益々使ってみたくなりました。審査に通った人羨ましい。私もLINEMO使いたいです!