SIMには『音声対応』と『データ通信』の2種類が存在します。音声対応は『電話番号を使った通話』と『データ通信』の両方に対応しています。『データ通信』はその名の通りモバイル通信のみ。利用料金は基本的に後者の方が安いです。
安く快適に使える『音声対応』の大容量モバイル通信サービスと言えば『ahamo』『LINEMO』『donedone』あたりが思い浮かかびます。ahamo、LINEMOの通常プランは『20GB』、donedoneには『50GB』の通信容量が付与されます。利用料金は2千円台。
ahamoを例にすると、月額利用料金が『2,970円(税込)』なので1年にかかる通信コストは『35,640円(税込)』、2年で合計71,280円(税込)の出費となります。7万円のスマートフォンを24回払いで購入する時、結構悩みませんか?通信料金の支払いは半永久的に続くもの。スマートフォン選びよりも本来は慎重に行うべきなのです。
月の通信料金を『千円台』に抑えつつ、快適な『大容量通信環境』を構築するには『2種類のSIM』を使い分ける必要があります。『データ通信』用のSIMでお勧めしたいのは『mineo』。『docomo』『Softbank』『au』の中から所有するスマートフォンに合わせて回線を選ぶ事が出来ます。
データ通信プラン単体では割高なmineoですが、月額『385円(税込)』で追加出来る『パケットPlusオプション』を組み合わせればコスパが大幅にアップ。最大『1.5Mbps』の速度で実質通信し放題に(3日間以内に10GB以上通信すると速度制限を受ける可能性あり)。
月額880円(税込)のシングルプランと組み合わせれば月額1,265円(税込)で自由度の高い実用的なデータ通信環境を得られます。私は実際mineoでパケットPlusオプションを使用していますが、『動画視聴』『音楽鑑賞』『ブラウジング』『SNS』と万能。最大『1.5Mbps』の使い勝手の良さは想定以上でした。
『音声』の部分に関しては、『LINE』で通話を行っているという人が今は殆どでしょう。なので『データ通信で十分』と感じている人も多いのでは。しかし身分証明やSNSを登録する際に求められるのが『電話番号』です。SMSメッセージの受信も必要になりますね。
月の維持費『0円(申し込み手数料まで0円)』で『電話番号』が付与され、SMSメッセージの受信も『無料(180日以内にトッピングの購入もしくは660円以上の課金がないと契約が解除される場合あり)』という無敵の通話対応SIM、それが『povo2.0』。
povo2.0はauの回線を使用しているので電波環境は勿論良好。ただし電話をかける時は一般的な通話料金(22円/30秒)が発生します(月額550円で5分かけ放題のオプションあり)。
通信料金を節約したいけど、普段観ている『動画』大好きな『音楽』を聴くのは止められない。2020年まではそんなワガママ通用しませんでした。しかし2021年には『mineo』と『povo2.0』を組み合わせる事で不可能が可能に!
2種類のSIMを使えるスマーフォンは、SIM情報に『1』『2』と番号がふられています。
1種類のSIMしか使えない場合は下画像の通り『1』のみ。複数のSIMに対応しているかはメーカーサイトの仕様ページでも確認出来るので、申し込み前に必ずチェックしましょう!