au回線が再び楽天モバイルを救う。『ローミング終了エリア』では『povo2.0』を使おう。維持費0円でサポート継続!

povo2.0

2020年4月から『第4の通信キャリア』としてサービスの提供を開始した楽天モバイル。私は初期の頃から使ってしますが、当時は楽天回線に繋がるエリアが殆どなく、パートナー回線(au)でばかり通信を行っていました。しかし2021年6月時点で4G回線の人口カバー率90%を超え、2022年3月には96%まで拡大予定。

楽天モバイル4GLTEエリア

楽天モバイルより

ただし人口カバー率が7割を超えた地域では楽天モバイルKDDIが協議を行い、段階的にau回線の提供を停止する事が取り決められています。楽天回線エリアの拡大と共に、パートナー回線は使えなくなるという事です。

スマートフォン楽天回線で使える周波数は『1.7GHz(Band 3)』のみ。周波数は数値が低くなるほど障害物に強く繋がりやすいのが特徴。他の通信キャリアでは俗にいうプラチナバンド(700~900MHz)が使えるので、この部分が楽天モバイルの弱みとなっています。

楽天回線エリアにおける通信速度と利用料金は文句のつけようがない楽天モバイル。しかしパートナー回線が打ち切られた地域では、建物内で電波が繋がらなくなったなど一部不満の声があがっているのは事実。

QRコード決済

電波が繋がらないと、『QRコードを使った決済が出来ない』『連絡がとれない』などの不都合が生じます。ブラウジングや動画鑑賞をちょっとの時間我慢するのは容易ですが、実用的な部分で支障が発生するのはよろしくありません。

通信

パートナー回線楽天回線と比較して通信速度は遅いですが、私が利用している限り『電波が繋がらない』といったことは一度もありません。なぜならパートナー回線には『800MHz』のプラチナバンドBand 18』が使用されているから。

プラチナバンド

KDDIより

Band 18の人口カバー率は『99.9%』。山間部や地下鉄、新幹線などでも繋がるプラチナバンド。気づかぬ内に助けられていた事が多々あるはず。使えなくなって不便を感じるのは当然です。

地下鉄

通信環境が悪くなり、楽天モバイルから他社に乗り換えてしまった人もそれなりにいるはず。しかし乗り換える前に一度試していただきたい事があります。

それは『povo2.0』と『楽天モバイル』のDual SIM運用。2種類のSIMを同時に使える端末での利用が前提となりますが、povo2.0は契約事務手数料『0円』、月額利用料金『0円』、解約手数料『0円』のリスクゼロなモバイル通信サービス(180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となる場合あり)。

povo2.0

KDDIより

auのサブブランドなので、従来どおりauの回線を利用する事が可能。しかも『Band 18』以外の周波数にも対応するので、通信環境はより強力に。『4G』に加えて『5G』を使うことも。ただし通信容量をチャージしない場合は最大通信速度が『128Kbps』に制限されるので、『0円運用』はあくまで『通信が繋がる事』を目的とした使い方になります。

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povo2.0をサブ回線に使用すれば、建物内では『QRコード決済』、山間部でも『通話』が使えるようになります。使ってみてもしイマイチだったら使わなければ良いだけ。先述している通りリスクは『ゼロ』なので、是非一度お試しください。au回線が再び楽天モバイルをサポートしてくれますよ!

povo2.0

povoより

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