通信業者によっては契約時に『契約事務手数料(3,300円程度)』が発生します。しかし通信キャリアNTTドコモが提供している『ahamo』、Softbankの『LINEMO』、KDDIの『povo 2.0』は共通して契約事務手数料が『無料(2回線目からは手数料が発生する場合あり)』。さらに解約手数料も『無料』なので、実際に使っみて『イマイチ』だった場合は簡単に他社に移行する事が可能です。
ahamo(NTTドコモ) | LINEMO(Softbank) | povo 2.0(KDDI) | |
---|---|---|---|
3GB | なし | 990円(税込) 低速:最大300kbps | 990円(税込) 低速:最大128kbps(使用期限30日) |
20GB | 2,970円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,728円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,700円(税込) 低速:128kps(使用期限30日) |
国内5分以内かけ放題 | 無料 | 550円(税込)※契約から1年間無料 | 550円(税込) |
国内無制限かけ放題 | 1,100円(税込) | 1,650円(税込) | 1,650円(税込) |
通話料金 | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
解約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
『ahamo』『LINEMO』『povo 2.0』は通信キャリアが直接回線を提供している格安プラン。つまり『docomo』『Softbank』『au』の回線をレンタルしてユーザーに提供している『MVNO』ではなく、高品質な『MNO』にカテゴライズされます。
MVNOは『docomo』『Softbank』『au』から回線をレンタルしているので基地局の設置や管理が不要。また、基本は実店舗を持たずオンラインを窓口とすることでランニングコストを削減。低料金設定でMNOと差別化を図っています。
ただし利用者がかぶりやすい朝の通勤通学時、お昼休み、帰宅時になると、レンタルしている回線とユーザー数のバランスがとれなくなり『速度の低下』を引き起こしやすいのが最大のデメリット。WEBページの読み込みが遅くなったり、動画の解像度が極端に落ちるのは誰でもストレスですよね。
『ahamo』『LINEMO』『povo 2.0』は、MNOながらMVNOの様に受付窓口やサポートをオンラインに切り替え(一部有償サポートあり)。販売及び運営コストを大幅に削減する事に成功し、MVNO並みの低料金を実現しました。
『docomo』『Softbank』『au』と同じ周波数帯を利用出来るので電波が途切れる心配はなく、かつ直接回線を提供する側なので混雑時も通信速度が安定。通信キャリアの標準プランから乗り換えれば通信料金を大きく節約。MVNOからであれば通信品質が改善。『ahamo』『LINEMO』『povo 2.0』は様々な不満を解消してくれるコスパ最強のモバイル通信サービスなのです。
個人的にお勧めしたいのは、月に定められた『20GB』の通信量を超えても最大『1Mbps』で通信出来る『ahamo』と『LINEMO』のスマホプラン。最大1Mbpsであれば動画を観たり音楽が聴けるので、例えデータ通信をし過ぎたとしても月を通して『いつも通り』スマートフォンが使えます。
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実際に使ってみて、もし『20GBも使わない』と分かったら『LINEMO』のミニプランか『povo 2.0』の出番。LINEMOのミニプランは通信容量3GBと少なめですが、月額990円と激安。povo 2.0は月額基本料金『0円』で必要な時だけデータを『トッピング』。低速時の速度はLINEMOのミニプランが最大300kbps、povo 2.0が最大128kbpsと実用的ではありませんが、通信料金を抑えつつ要所でMNOの高速通信を使いたいという人にとってはこれらがベストな選択肢と言えるでしょう。
『ahamo』『LINEMO』『povo 2.0』ともにeSIMをサポートしているので、PixelシリーズやiPhoneの様に物理的なSIMカードスロットが1つしか無い端末でも『Dual SIM運用』出来るのもポイント。色々な意味で自由度が高い通信キャリアの格安プラン。SIM選びに迷っているならとりあえずお試しあれ。3つの内必ず一つは『大正解』があるはずですよ!
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