スマートフォンの性能を決めるSoc(System on a chip)には、『CPU』『GPU』といった主要なプロセッサが集積されています。そのSoc性能に合わせて『エントリー』『ミッドレンジ』『ハイエンド』と区分けがされています。少し前までミッドレンジとハイエンドには明確な差がありました。しかし最近ではハイエンドのCPU性能が高止まりし、ミッドレンジがそれに迫るカタチに。
ミッドレンジ最高クラスのSocとなるQualcommの『Snapdragon 780G 5G』『Snapdragon 778G 5G』はCPU性能を高めた代表格。Snapdragon 780G 5Gは『Xiaomi Mi 11 Lite 5G』、Snapdragon 778G 5Gは『motorola edge 20』といった各メーカーいち押しのスマートフォンがそれぞれ搭載しています。
アプリの動作速度は基本的に演算処理を行うCPU性能に依存。GPUは主にグラフィックの処理を担当するので、影響を与えるのはゲームプレイです。Antutuベンチマークスコア(下画像)をご覧いただけば分かる通り、ミッドレンジとハイエンドで大きく差がついているのはGPU性能。
ゲームをあまりしない人にとって高性能なGPUは無用の長物。ハイエンドよりミッドレンジを選んだ方がコストパフォーマンスは確実に上がります。使わなければ高性能である必要は無いですからね。
日常使いであればハイエンドに引けをとらないレベルで快適に使える『Mi 11 Lite 5G』と『motorola edge 20』。近いのはSoc性能だけでなく『重量』も。Mi 11 Lite 5Gが約159gなのに対しmotorola edge 20は約163g。最近は200gを超える重めなスマートフォンが増えているのでこの部分はかなり貴重。それでいて6.5インチ以上の大画面を維持しているのだから驚きです。
液晶ディスプレイは『カラーフィルター』『液晶』『バックライト』を使用して画面表示を行うのに対し、両モデルが採用している有機ELディスプレイは有機ELが単体で発光して直接表示。内部パーツを減らす事で薄型軽量化に大きく寄与。
さらにこの有機ELはハイエンドでも珍しい『10bit(10億色以上)』表示に対応。ダイナミックレンジの広さを活かしたワンランク上の高精細な描写を実現しています。
Mi 11 Lite 5Gとmotorola edge 20、どちらを購入するか悩んでいるのであれば、『おサイフケータイ』と『カメラ』を基準にしてみては。Mi 11 Lite 5GはFeliCaに対応しているので『おサイフケータイ』が使えます。
motorola edge 20はFeliCaに非対応ですが、メインカメラに大型イメージセンサーを搭載し、ミッドレンジを明確に超えた高画質を得る事が可能。コスパ最強のカメラスマホとして名高いRedmi Note 10 Proと撮り比べして同等の画質だったので、期待して損はありません。
楽天市場や格安SIMのキャンペーンを利用すれば市場販売価格より遥かに安く購入出来る『Mi 11 Lite 5G』『motorola edge 20』。ハイエンドはもう不要と感じさせてくれる5G世代のニューミッドレンジを是非体験してみてください!
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 780G(5nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gにお勧めな格安SIM
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Motorola edge 20主な仕様
Motorola edge 20 | |
---|---|
Soc | Snapdragon 778G 5G(6nm) |
容量 | 6GB/128GB |
電池 | 4,000mAh(最大30W) |
重量 | 163g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
|
オーディオ | シングルスピーカー |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
NFC | 対応 |
位置情報 | GPS、AGPS、LTEPP、SUPL、Glonass、Galileo |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax* (2.4GHz / 5GHz) *Wi-Fi 6E対応 |
SIM | 2スロット、DSDS(5G+4G) |
防水性能 | IP52 |
OS | Android 11 |
Motorola edge 20にお勧めな格安SIM
- 5G: Sub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
- 4G-LTE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66 - 3G: W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)