通信キャリアが提供している格安サービス『ahamo』『LINEMO』『povo 2.0』。ahamoはNTTドコモ、LINEMOはソフトバンク、povo 2.0はauの回線を直接利用する事の出来るMNO。利用料金が安いだけでなく、通信品質に優れるのが一番の特徴です。
ahamo(NTTドコモ) | LINEMO(Softbank) | povo 2.0(KDDI) | |
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3GB | なし | 990円(税込) 低速:最大300kbps | 990円(税込) 低速:最大128kbps(使用期限30日) |
20GB | 2,970円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,728円(税込) 低速:最大1Mbps | 2,700円(税込) 低速:128kps(使用期限30日) |
国内5分以内かけ放題 | 無料 | 550円(税込)※契約から1年間無料 | 550円(税込) |
国内無制限かけ放題 | 1,100円(税込) | 1,650円(税込) | 1,650円(税込) |
通話料金 | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) | 30秒あたり22円(税込) |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
解約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
LINEMOとpovo 2.0でもっとも回線の混雑が予想される平日のお昼時に速度を実測してみましたが、なんとどちらも『50Mbps』超え。モバイル通信で混雑時にここまで速い速度が出せるとは驚き。家で光通信を利用している時と体感的には大差なく使えます。
まだ唯一試せていないahamoですが、NTTドコモユーザーから回線品質について不満を聞いた事はありません。
MMD研究所が2021年8月30日に発表した『2021年夏の大手4キャリアの満足度と契約状況調査(2021年8月4日~8月6日の期間中に18歳~69歳の男女40,000人を対象に調査)』によると、通信品質のカテゴリーで第1位は『docomo』。そして第2位が『ahamo』となっています。
どちらもdocomo回線なので、総じて回線品質が優れているという事が調査結果からも分かります。
ahamoはLINEMOのスマホプランと同じく、月に20GBの容量を使い切っても最大『1Mbps』の速度で継続して通信する事が可能。高速通信時はストリーミング動画をフルHD~4Kの高解像度で観る事も出来ます。
ただし殆どのスマートフォンのディスプレイは解像度がフルHD(正確にはフルHD+)止まり。しかもHD以上の解像度で動画視聴を続けた場合、かなり早い段階で20GBの容量を使い果たしてしまいます。
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実用的なのはSD(480p)解像度。SD解像度はスマートフォンの画面サイズに適しており、かつ最大1Mbpsの速度でも比較的安定して観られます。
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格安プランのahamoやLINEMOなら『20GB』使い終わった後でもYouTubeを観たり音楽を聴き続けられる理由。
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月々2,970円(税込)でdocomoの高品質回線を使え、大好きなYouTubeチャンネルも月を通して観続けられるahamo。しかも『国内5分かけ放題』までついてきます。
LINEMO、povo 2.0の場合は国内5分かけ放題がオプションとなるので、ahamoは基本的に『電話を使う人』に向いているサービスと言えるでしょう。
ただし5分を過ぎてしまうと『22円/30秒(税込)』の通話料金が別途発生。OCNモバイルONEやIIJmioの通話料は『11円/30秒』なので正直割高です。全ての通話を5分以内に終えられれば月に支払う料金は2,970円(税込)ですみますが、全ての相手に『もうすぐ5分たつから切るね』とは言えないはず。
通話時間を気にしないで好きなだけ電話をしつつ、月の利用料金を2,970円(税込)におさめられる最良な方法がahamoと楽天モバイルの組み合わせ。楽天モバイルは月のデータ通信量1GBまでは基本料金が『0円』。0円なのにRakuten Linkのアプリを使えば国内通話はなんと『かけ放題』。
ただし楽天モバイルは通信キャリアに参入したのがかなり遅かったので、利用出来る4Gの周波数帯(通信バンド)が『3』のみ。バンド3は周波数が『1.7GHz』と高めなので通信速度には優れますが、建物の中や山間部で電波を受信しづらいのが難点。
もともと楽天回線エリア外ではauの『バンド18』をパートナー回線として利用可能でしたが、楽天回線の人口カバー率70%を超えた地域では両社協議の元パートナー回線の提供を段階的に打ち切っています。現在楽天回線エリアは着実に広まっており、バンド『3』のみの地域が時間の経過と共に増加。
最低利用料金0円なので文句が出る筈もありませんが、いざという時に『かけ放題』が使えないというのはやはり不便。しかしその状況は回避出来るんです。
Rakuten Linkは他社回線でも通話可能(Wi-Fi接続では非通知になる場合あり)。つまりahamoを『データ用のSIM』、楽天モバイルを『通話用のSIM』に指定しておけば圏外になる事はありません。
- docomoが対応するバンド:1、3、16、19、21、26、28、42
- Softbankが対応するバンド:1、3、8、11、28、41、42
- auが対応するバンド:1、3、11、18、26、28、41、42
- 楽天モバイルが対応するバンド:3
長電話するのが大好き、インターネットするのが大好きというスマートフォンヘビーユーザーにこそお勧めしたいahamoと楽天モバイル。通信コストを3千円以内に節約しつつ、これまで以上にスマホライフを満喫しましょう!
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