2021年4月に日本市場に登場し、ミッドレンジながらハイエンド並の『ディスプレイ』『カメラ』性能でコスパ重視のユーザーから絶大な支持を得た『Xiaomi Redmi Note 10 Pro』。
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このスマートフォンを購入した事によって写真を撮るのが好きになったという人は沢山いるはず。私も数え切れないほどの枚数をRedmi Note 10 Proで撮影しました。
信用度の高い海外メディアGSMArenaによると、『Motorola edge 20』のメインカメラが採用するイメージセンサーは、そのRedmi Note 10 Proと同じ『Samsung ISOCELL HM2』。両モデルで実際に撮り比べを行ったところなんと同等の画質。
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これまでMotorolaのスマートフォンは『moto g30』『moto g100』など数台使用してきましたが、その中でMotorola edge 20は間違いなく最上位のカメラ画質。様々な面で同社の本気が伝わる一台に。
Redmi Note 10 Proは総じて満足度の高い端末ですが、物足りない部分があるとすれば『処理能力』。スマートフォンの性能を決めるSocには、4G世代のミッドレンジ用となる『Snapdragon 732G』を採用。
スマートフォンの性能をトータルで示すAntutuBenchmarkのスコアは『343,260』。一度ハイエンドを使用した人であれば、動作速度にもたつきを感じるはず。
Motorola edge 20はRedmi Note 10 Proと同等のカメラ画質を持ちつつ、ディスプレイ性能はさらに上。6.7インチの大型有機ELパネルは10bit(10億色以上)表示に対応。最大リフレッシュレートも『144Hz』とハイエンドモデルさえも上回る本格的な作り込み。
そしてSocにはミッドレンジで最高クラスとなる『Snapdragon 778G 5G』を採用。AntutuBenchmarkのスコアはRedmi Note 10 Proを大きく上回る『529,405』。
16万を超えるCPUスコアはハイエンドに肉薄するもの。CPUはアプリの動作速度にもっとも大きな影響を与えるスマートフォンの核となる部分。
実際に使ってみると分かりますが、ゲームプレイ以外の日常使いにおいては最上位となるSnapdragon 800シリーズ搭載モデルと大きな体感差なし。
重量はRedmi Note 10 Proの『約193g』を30gも下回る『約163g』。Motorola edge 20はパフォーマンスに加えて物理的にも優れます。
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他メーカーながら、Redmi Note 10 Proのアップグレード版とも言えるMotorola edge 20。気になっていたのは無料(Google Play非認証なので使用は自己責任)アプリ『GCam』との相性。
Redmi Note 10 ProはGCamをインストールし、カメラ画質がさらに向上しました。もしかしたらMotorola edge 20でも同様の現象が起きるのでは。
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そこで今回はMotorola edge 20にGCam(8.2.400.377695972.29)をインストールしてデフォルトカメラアプリと撮り比べを行う事に。メーカー、端末によって相性が分かれるGCam。Motorola edge 20の場合はいかに!
オートフォーカスに優れるGCamですが、Motorola edge 20のデフォルトカメラアプリも遜色のない高精度。ピント合わせが難しい小さめの被写体にも素早くフォーカス。色合いはデフォルトカメラアプリの方がくっきりとしていてGCamは淡い印象。
日陰のやや低照度な場所で撮影。デフォルトカメラアプリはGCamより明るい仕上がりに。GCamは光を抑え気味に描写する傾向にあるので、こういった場面では少し露出を上げた方が見栄えが良くなるかもしれません。
この写真で気になったのが『ISO』の値。光が強めの場所でもデフォルトカメラアプリのISO値は『100』。本来もう少し低めの設定でも問題ないです。
しかしマニュアルで数値を設定出来る『Pro』モードでも最低値が『100』なので、デフォルトカメラアプリではISO100以下に設定出来ないという事なのでしょう。ちなみにGCamは『ISO65』まで下げています。
ISOは光の感度を示し、数値を上げるとシャッタースピードが短くなり手ブレを制御。しかし感度を上げすぎるとノイズが発生しやすくなるというマイナスの側面も。
ISO100程度で本来ノイズは目立ちませんが、上の画像を拡大するとデフォルトカメラアプリで撮影した写真にはややザラつきを確認出来ます。GCam側は拡大しても目立ったノイズが見られません。
低照度ではやや暗めな写りとなるGCamですが、光量が満たされていれば陰影がくっきりと出てディテールが立体的に。デフォルトカメラアプリでは花びらに若干の色かぶりが見られます。
他のスマートフォンメーカーのカメラアプリでも色かぶりは珍しくないので、花びらが同色の花を高精細に表現するのはそれだけ難しいという事なのでしょう。
なんとなく適当に撮っても絵になる綿毛。デフォルトカメラアプリはふんわりと柔らかい雰囲気。GCamは色が深く臨場感たっぷり。観る人によって評価が分かれそうな一枚です。
デフォルトカメラアプリで撮影して驚いたのは『夜景』。ご覧の通り空がザラザラです。夜景撮影技術はそれぞれのメーカーにより異なりますが、Motorolaの場合は連写して合成枚数を増やすより、ISO感度を限界まで上げているのかなと。
夜景撮影と言えばGCamの十八番。デフォルトカメラアプリで大量発生した空のノイズが見事に消えています。拡大すると少しブレて見えますが、これは私の腕不足。三脚を使えば精度はさらに向上するはず。
デフォルトカメラアプリはISOの設定が100~。なので撮ってみて明るすぎると感じたりノイズが目立ったら、露出を下げるかGCamに切り替えた方が良いでしょう。
逆に低照度(夜景以外)なシーンではデフォルトカメラアプリが活躍。是非2つのアプリを組み合わせ、大型イメージセンサー採用モデルMotorola edge 20を撮りこなしましょう!
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Motorola edge 20主な仕様
Motorola edge 20 | |
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Soc | Snapdragon 778G 5G(6nm) |
容量 | 6GB/128GB |
電池 | 4,000mAh(最大30W) |
重量 | 163g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
|
オーディオ | シングルスピーカー |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
NFC | 対応 |
位置情報 | GPS、AGPS、LTEPP、SUPL、Glonass、Galileo |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax* (2.4GHz / 5GHz) *Wi-Fi 6E対応 |
SIM | 2スロット、DSDS(5G+4G) |
防水性能 | IP52 |
OS | Android 11 |
Motorola edge 20にお勧めな格安SIM
- 5G: Sub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
- 4G-LTE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66 - 3G: W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)