格安SIM『OCNモバイルONE』の通信速度が速すぎた！お昼に30Mbps超えを記録。某MNOより速いんですけどぉ！

格安SIMの『OCNモバイルONE』は、通信キャリアから回線・帯域をレンタルして通信サービスの提供を行っている『MVNO』に分類されます。

MVNOは通信キャリアと異なり基地局の設置や管理が不要に。また、申込みやサポートがオンライン主体となるのでランニングコストを最小限に抑える事が可能。それにより利用料金が低く設定されているのが最大の特徴です。

ただし投じる予算が少ないと、その分一度に通信可能なデータ量が減少。混雑時に速度の著しい低下を引き起こしやすくなるという弱点も。通信速度を優先するなら、回線や帯域を自ら提供している『MNO』を選ぶのが一般的。

LINEMOはSoftbankが提供する格安MNOサービス。以前は混雑時も『50Mbps』超えの通信速度を維持していましたが、最近はユーザーが一気に増えた影響か速度がすこし落ちてる印象。

2022年2月7日午前11時35分に実測してみると『32Mbps』。

Xiaomi 11T ProでLINEMOの速度を実測（2月7日午前11時35分）

さらに同日の午後0時9分（混雑するお昼時）に再計測すると『13Mbps』まで速度が低下。MVNOであれば十分と言えますが、MNOとしてはやや残念な結果。

Xiaomi 11T ProでLINEMOの速度を実測（2月7日午後0時9分）

MNOのLINEMOに迫る通信速度を記録したのがMVNOの『OCNモバイルONE』！2022年2月7日午前11時49分の実測結果はなんと『31Mbps』。LINEMOとの差はわずか『1Mbps』。

Motorola moto g31でOCNモバイルONEの速度を実測（2月7日午前11時49分）

さらに驚いたのは、MVNOにとっては魔の時間帯となるお昼。同日午後0時10分の計測で『29Mbps』。LINEMOに2倍以上の差をつけています。まさかのMNO超え！

Motorola moto g31でOCNモバイルONEの速度を実測（2月7日午後0時10分）

次に通信距離を短くすることで、メイン端末の消費電力削減を実現する『テザリング』時の速度を検証。OCNモバイルONEは通信速度を優先するのでBluetoothではなく『Wi-Fi』で接続。

2月7日午前11時51分の計測で『23Mbps』。Wi-Fiテザリング時も十分な速度を得られています。

テザリング先のXiaomi 11T ProでOCNモバイルONEの速度を実測（2月7日午前11時51分）

続けて午後0時4分に再計測すると、同日最高速度となる『34Mbps』をマーク！MVNOなのにまじっすか！

テザリング先のXiaomi 11T ProでOCNモバイルONEの速度を実測（2月7日午後0時4分）

OCNモバイルONEのSIM利用時は『待機時の電力消費がやや大きくなる』と複数メディアが報告していますが（moto g31では10時間に6％減る程度。個人的には気になるレベルではありません）、その原因とされる『グローバルIPアドレス（動的）』接続が2022年3月末から順次他社同様の『プライベートIPアドレス（静的）』に切り替わる予定（公式発表あり）。

また、Xiaomi Redmi 9TやMotorola moto g31の様な電池大容量モデルをルーター兼サブ端末として用意（OCNモバイルONEでどちらも激安販売中）し、Wi-Fiテザリングすればメイン端末では電池の減りを気にせず『高速通信』の部分に特化してOCNモバイルONEを利用出来ますね。タブレット使いには最適かも！

OCNモバイルONE新旧料金比較

OCNモバイルONEより

格安SIMの音声対応SIM利用料金一覧（税込）

OCNモバイルONEをお勧めしたいポイント

• 音声対応SIMの利用料金が550円（0.5GB）～
• 対応する音楽配信サービスの通信が追加料金無しでノーカウントに（MUSICカウントフリー）
• 容量128GBで月額330円（税込）のオンラインストレージマイポケットの通信がカウントフリー
• SIMの契約時にスマートフォンを同時購入すると大きな割引を受けられる
• 余ったデータを翌月に繰越し出来る
• 専用アプリなしで通話料金が半額に
• 高速/低速（一定容量まで高速通信するバースト転送対応）の切り替えが可能
• 最低契約期間無し、解約金及びMNP転出手数料0円

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