あらゆる物価が立て続けに上がり、今まで通りの生活を維持するのが難しくなってきた昨今。しかしその流れに逆行しているのが『通信料金』です。通信料金は毎月必ず発生するものなので、真っ先に見直さなければ貧乏まっしぐら。
ただし単純に『安さ』だけで通信業者やプランを選んでしまうと、後から高い確率で『後悔』します。スマートフォンは『毎日』使うもの。安かろう悪かろうだと日常的にストレスを感じる事に。それは絶対に避けなければなりません。
まずそれなりの頻度で『通信制限』にかかるという人は『データ量を増やす』必要があります。ただし高速通信とデータ大容量をどちらも求めてしまうと、本格的な節約はまず不可能。欲は出し過ぎずに『動画を観たり音楽を聴ける程度の速度』とデータ大容量であれば、月額『990円(税込)』で実現可能。
mineoの『マイそく(スタンダード)』は月~金の午後0時~13時以外の時間帯であれば最大『1.5Mbps』の速度で実質データ通信し放題(3日間で10GB以上通信した場合は速度制限)。
mineo(マイそく:スタンダード)
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒(無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒)
- データ容量:無制限(月~金の12時~13時を除く。直近3日間で10GB以上通信を行うと速度制限される場合あり)
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:非対応
- 節約モード:非対応
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- お勧め用途:動画視聴、音楽鑑賞、オンラインショッピング、オンラインゲーム、ネットサーフィン、SNS、LINE、ナビ
- 公式サイト:https://mineo.jp/
お昼休みが午後0時からで『絶対にスマートフォンでインターネットしたい!』という人にはお勧め出来ませんが、お昼はご飯をのんびり食べながら、ダウンロードした本や動画を観て過ごすというのもアリでは。
スマートフォンでYouTubeをあまり観ない、調べ物をしたり必要に応じてスポットで使うという人は『速度』と『安さ』を優先しましょう。混雑した時間帯(平日のお昼12時台)に実測して、10Mbpsを上回っていたのが『OCNモバイルONE』と『LINEMO』。
投稿が見つかりません。『OCNモバイルONE』は『MUSICカウントフリー』という無料オプションに対応しており、『Amazon Music』『ANiuta』『AWA』『dヒッツ』『LINE MUSIC』『Rec Music』『Spotify』『ひかりTVミュージック』といった対象サービスがデータの消費なしで聴き放題。
OCNモバイルONE(3GB/月コース)
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:11円/30秒
- データ容量:3GB
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応
- 通信回線:NTTドコモ
- お勧め用途:音楽鑑賞、オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
『LINEMO』はLINE使用時の『トーク』『通話』『データ通信』がデータ消費ゼロ。消費の大きい『ビデオ通話』も対象となるので、頻繁に利用している人は迷う余地なし。
LINEMO(ミニプラン)
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- お勧め用途:オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://www.linemo.jp/
加えて通話料金を『0円』に抑えたい人には『楽天モバイル』とのデュアルSIM運用がお勧め(楽天モバイル対応端末の確認はコチラから)。
楽天モバイルは月におけるデータ通信量が1GBまでは基本料金が『0円』。Rakuten Linkアプリを使用すれば『国内通話かけ放題(ナビダイヤルなど除く)』。契約事務手数料や解除料金も『0円』なので、節約目的の通話用SIMに最適です。
『節約=しんどい』というイメージの人が大半だと思いますが、スマートフォンに関しては適正なSIMを選択すれば良いだけ。高額な通信料を支払い続ける方が今は余程しんどいはず。通信環境を見直して不安を軽減しましょう!