DAZNグループが運営するスポーツ動画配信サービス『DAZN（ダゾーン）』。2022年2月22日に月額料金が『1,925円（税込）』から『3,000円（税込）』に大きく引き上げられました。
ただし、競合となる『スカパー！サッカーセット（2,480円）』『WOWOWオンデマンド（2,530円）』も月額料金は2千円台半ば（2022年5月現在）。スポーツに特化したコンテンツ数ではDAZNがリードしている事を鑑みれば、多少高くとも『DAZNを選ぶ』というスポーツ愛好家は大勢いるでしょう。
ただし値上げが行われたのは事実。値上げ前より沢山動画を観なければ勿体ない。DAZNが推奨する『動画は観るのに適した視聴環境』は下記の通り。
| 画質 | 標準画質 | HD画質 | HD画質（高フレーム） | 最高品質 |
| 通信速度 | 2.0Mbps | 3.5Mbps | 6.0Mbps | 8.0Mbps |
家では光回線を使用してテレビで観ることを前提とすれば、あとは通勤・通学などの空き時間をどうするか。この時間を『DAZN鑑賞』に充てられたら、恐らく値上がり分の元がとれるはず。
外出先でオンライン動画を視聴するには『動画を観られる程度の安定した通信速度』に加えて『大きな通信量』が必要になります。DAZNには『データセーブモード』が用意されており、『設定』から『3G/4G/LTEの通信量を節約』のチェックをONにすると、1時間あたりのデータ量を『450MB』程度に制御する事が可能。
データセーブモードをONにした状態で動画を再生すると、スマートフォンの小さめな画面サイズでも文字の滲みが目立ちます。全体的な画質もやや粗い印象。
DAZNより（データセーブモードON）
再生自体はスムーズですが、あくまで『データ量の消費を最低限に抑えながら動画を観るモード』といったところ。データセーブモードなので当然です。
そこまで消費を抑えても、2時間で『900MB』程度のデータ量が必要に。低用量プランを契約していればあっという間に速度制限でしょう。それだとDAZN鑑賞どころでは無くなってしまいます。
『楽天モバイル』は楽天回線エリア内で『高速データ通信し放題』。NTTドコモの『ahamo』に『大盛りオプション』を追加すれば、月に『100GB』の大容量を使用可能。タブレットやiPadなど大画面でDAZNを観たかったり、高画質に拘るのであれば両サービスを検討するのもアリかと。
ただし、月額料金が『1,075円』値上げされたDAZN。その上で通信環境にさらなる投資をするなど『許されない』という場合も多いでしょう。もしそうなのであれば、動画の視聴に合った『超激安SIM』に乗り換えしてみてはいかがでしょう。
mineoは最大『1.5Mbps』で『データ通信し放題』という動画再生に適したサービスを提供している通信業者。同サービスを利用するのにお勧めなのが下記の組み合わせ。
| コース | タイプ | データ量（速度制限なし） | オプション | 月額合計利用料金（税込） |
| マイピタ | シングル1GB（データ通信） | 1GB | パケット放題Plus | 1,265円 |
| マイピタ | デュアル10GB（音声+データ通信） | 10GB | パケット放題Plus | 1,958円 |
| マイそく | スタンダード（990円） | – | – | 990円 |
| 基本データ容量 | 音声+データ通信（デュアルタイプ） | データ通信のみ（シングルタイプ） |
| 1GB | 1,298円 | 880円 |
| 5GB | 1,518円 | 1,265円 |
| 10GB | 1,958円 | 1,705円 |
| 20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイピタのシングルタイプは『データ通信専用』。月額『385円（税込）』のオプションサービス『パケット放題Plus』に申し込む事で、節約モード時の最大速度が200kbpsから『1.5Mbps』にアップ。基本料金『0円』の『povo 2.0』とデュアルSIM運用すれば、最低限の出費で通話環境を追加出来ます。
デュアルタイプは通話も可能な音声対応。データ量10GB以上には『パケット放題Plus』が無料で付帯（申込みは必要）します。シングルタイプと同様に、mineoスイッチで節約モードのON/OFF切り替えが可能。
一番お勧めなのが、最大『1.5Mbps』通信に特化したマイソク（スタンダード）。月から金曜日の午後0時から13時までは最大速度が32kbpsに制限されますが、それ以外の時間帯は最大『1.5Mbps』の通信速度で通信し放題（3日間で10GB以上通信すると速度制限）。音声対応ながら月額料金はたったの『990円（税込）』。これならDAZNの値上げも相殺されるはず。
mineoの最大『1.5Mbps』で実際に利用出来たサービス
- オンラインゲーム（原神、PUBGモバイル、Asphalt9）
- YouTube（解像度：SD 480p）
- Amazon Music HD（ストリーミング設定：標準）
- フリマアプリ（メルカリ、ラクマ）
- ネットサーフィン（Chromeで調べ物など）
- 買い物（Amazon、楽天市場）
- SNS（Instagram、Twitter）
- LINE（メッセージの送受信、通話）
- 支払い（PayPay、楽天ペイ）
[youtube id=TG_SonnPCyo]
では『最大1.5MbpsでDAZNは観られるのか』。実際に試してみると、データセーブモードでは全く問題ありませんでした。再生が途中で止まる事も勿論ありません。これでデータ容量に関してはクリア。これでもう少し綺麗に観られたら。
DAZNより（データセーブモードOFF）
そこで思い切ってデータセーブモードを解除。DAZNが推奨する速度は『2.0Mbps』以上。最大『1.5Mbps』のmineoだと途中で止まってしまう可能性も。データセーブモードOFFの状態でいざ再生開始。驚いたことにとてもスムーズ。しかも画質が確実に上がっている！
DAZNより（データセーブモードOFF）
DAZNより（データセーブモードON）
たまに画質が落ちる時はありますが、再生が止まりはしませんし、利用料金の安さを考えれば完全に許容範囲内。結論から言えば、mineoの最大『1.5Mbps』でDAZNを観られます！しかもデータセーブモードより間違いなく綺麗に。
mineoでは通信回線を『NTTドコモ』『SoftBank』『au』の3種類から選べるので、どのスマートフォンとの相性もバッチリ。10分かけ放題も『550円（税込）』と圧倒的な安さ。出費を減らしてDAZN鑑賞する時間を増やしましょう！
mineoについて
- 音声対応SIM基本料金：990円（税込）～
- 契約月の基本料金：日割り
- 10分かけ放題（専用通話アプリ不要）：550円（税込）
- 無制限かけ放題（専用通話アプリ不要）：1,210円（税込）
- 通話料金：22円/30秒（無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒、10分かけ放題時間超過後は11円/30秒）
- データ容量：1GB～（マイピタ）
- 翌月くりこし：対応（マイピタ）
- 5G：対応（マイピタ）
- 低速切り替え：対応（マイピタ）
- 通信回線：NTTドコモ、SoftBank、au
- 公式サイト：https://mineo.jp/
mineoのSIMカードをスマートフォンで設定する方法（メーカー別）
※Softbank回線での契約を例としています。一部端末によって異なる場合あり。
OPPOのスマートフォンでmineoのSIM（データ通信専用シングルタイプ）を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- ホーム画面から『設定』を選択
- 『SIMカード及びモバイルデータ』からmineoのSIMを選択
- 『アクセスポイント名』から『Mineo（ソフトバンクプラン）』を選択
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
XiaomiのスマートフォンでmineoのSIM（データ通信専用シングルタイプ）を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
MotorolaのスマートフォンでmineoのSIM（データ通信専用シングルタイプ）を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
GoogleのスマートフォンでmineoのSIM（データ通信専用シングルタイプ）を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- ホーム画面から『設定』を選択
- 『ネットワークとインターネット』から『モバイルネットワーク』を選択
- 『詳細設定』から『アクセスポイント名』を選択
- 画面右上から『新しいAPN』を選択して下記の通り情報を入力して右上から『保存』。
- 名前：任意
- APN：mineo-s.jp
- ユーザー名：mineo@k-opti.com
- パスワード：mineo
- 認証タイプ：CHAP
※通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動。
