大手グローバルメーカーOPPO(オッポ)が、薄型軽量タブレット『OPPO Pad Air(オッポパッドエアー)』を日本市場に向けて投入しました。2022年9月26日(月)から予約を受け付け、発売開始は9月30日(金)。詳細は以下の通り。
OPPO Pad Airの価格について
OPPO Pad Airの販売価格は4GB/64GBモデルが『37,800円(税込)』です。競合メーカーXiaomiの『Xiaomi Pad 5』は6GB/128GBモデルが『59,800円(税込)』。AppleのiPadは64GBモデルが『49,800円(税込)』。3モデルの中ではOPPO Pad Airが最廉価となります。
OPPO Pad Airのディスプレイについて
OPPO Pad Airのディスプレイ解像度は2K(2,000×1,200ピクセル)。一般的なフルHD(1,920×1080ピクセル)より表示が高精細。サイズは10.3インチ。Xiaomi Pad 5は『11インチ』、iPadは『10.2インチ』です。iPadとはアスペクト比が異なります。
色彩深度は『10bit(10億色以上)』に対応。同社のハイエンドFind X3 ProやXiaomi 11T Pro、Xiaomi 11Tのカメラは10bitで保存可能な『HEIF(.HEIC)』形式に対応。OPPO Pad AirはHEIFやRAWで保存した画像のビューワとしても活躍してくれそう。
現在サポートに確認中ですが『Dolby Vision』『HDR 10+』といった10bit動画コンテンツを再生出来る可能性も。仮に対応していれば、HDR 10+、Dolby Visionで動画が撮れるXiaomi 11T Pro、Motorola edge 30 Pro、iPhoneとの親和性がとても高くなりますね。
OPPO Pad Airのサイズ・重量について
OPPO Pad Airのサイズは縦『約245.1mm』、横『約154.8mm』、厚さ『約6.9mm』です。Xiaomi Pad 5は縦『約254.69mm』、横『約166.25mm』、厚さ『約6.85mm』。iPadは縦『約250.6mm』、横『約174.1mm』、厚さ『約7.5mm』。
重量はOPPO Pad Airが『約440g』。Xiaomi Pad 5は『約511g』、iPadは『約487g』。全体のサイズ・重量を踏まえれば、OPPO Pad Airが3モデルの中で『一番持ちやすいタブレット』という事になるでしょう。
OPPO Pad Airの処理能力(Antutu Benchmark)について
タブレットの処理能力を決めるのは『Soc』です。OPPO Pad AirはSocに『Snapdragon 680』を採用。スマートフォンのエントリーモデル『Xiaomi Redmi Note 11』『Motorola moto g32』が同じSocを搭載しています。
処理能力がどの程度なのかと言えば、Redmi Note 11のAnTuTu Benchmark(Ver.9)を参考にすると『243,862』。この数値はXiaomi Pad 5、iPadを下回り、ゲームをプレイするには適しません。ただしAmazonのタブレット『Fire HD 10 Plus(同スコア101,603)』よりは遥かに高速。一般的な使い方であれば、ストレスを感じない程度に動きます。
OPPO Pad Airの電池もち・充電速度について
OPPO Pad Airの電池容量は『7,100mAh』です。タブレットの電池もちは電池容量とSocの電力効率に大きく左右されます。Snapdragon 680は『6nm』という微細なプロセスサイズで製造された低消費電力重視のSoc。処理能力は控えめですが、Redmi Note 11では安定した長時間駆動を実現しています。公式情報によると動画の連続再生時間は『約12時間』。
充電速度は『18W』。OPPO Pad Airは電池容量が大きいので『あっと言う間に充電完了』とはいかないかと。ただしFire HD 10 Plus(9W)よりは2倍程度速いです。
OPPO Pad Airのスピーカーについて
OPPO Pad Airは1W出力のフルレンジ(低音から高音までを1ユニットで出力)スピーカーを『4つ』搭載しています。一般的なステレオスピーカーは『2つ』なのでその物理的にその2倍。それらのスピーカーは『Dolby Atmos』をサポート。映画鑑賞時には臨場感溢れる立体的な音響を期待出来るでしょう。
OPPO Pad Airのメモリ・ストレージ容量について
OPPO Pad Airのメモリ容量は『4GB』、ストレージ容量は『64GB』です。メモリは『拡張RAM』機能に対応しており、ストレージ『3GB』をメモリとして仮想的に使用(合計7GB)する事が可能。ストレージにはUFS2.1の上位規格となる『UFS 2.2』を採用しています。
メディアプレーヤーとしてOPPO Pad Airを使用する場合はMicro SDカード(512GBまで)で容量を拡張すればOK。外出先で高解像度動画を観たり、ハイレゾ音源を思う存分楽しめます。
OPPO Pad AirのBluetooth環境について
Bluetoothのバージョンは『5.1』。対応コーデックは『SBC』『AAC』『aptX』『aptX HD』、そしてハイレゾ対応の『LDAC』。映画を観る時は『aptX HD』、音楽を聴く時は『LDAC』など使い分けが可能です。
OPPO Pad Airに対応するケースについて
純正のスマートカバーが『2,680円(税込)』で用意されています。2022年9月26日(月)~10月31日(月)までにOPPO Pad Airを購入した人には同スマートカバーをプレゼント(無くなり次第終了)。Amazonでもサードパーティが千円程度からケースの販売を開始しています。
OPPO Pad Airを購入出来る店舗について
OPPO Pad Airのスペック
OPPO Pad Air | |
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Soc | Snapdragon 680(6nm) |
容量 | 4GB/64GB
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電池 | 7,100mAh(最大18W急速充電)※充電機同梱なし |
重量 | 約440g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
フロントカメラ
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Bluetooth | 5.1 |
センサー | 地磁気センサー、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
顔認証 | 対応 |
Micro SDカード | 対応(512GBまで) |
OS | ColorOS 12 based on Android™ 12 |