格安SIMのOCNモバイルONEでは、『MUSICカウントフリー』という『無料オプション』を提供(契約後に申し込み必要)しています。
2022年10月2日時点で『Amazon Music』『AWA』『dヒッツ』『LINE MUSIC』『Spotify』『TOWER RECORDS MUSIC』『ひかりTVミュージック』といったストリーミング音楽配信サービスが同オプションの対象となり、利用時の通信量が『ノーカウント』に(詳細は公式ページをご覧ください)。
MUSICカウントフリーは、同社の音声対応SIMカードを使用しているユーザー全員が利用可能。最安となる500MB/月コース(月額550円)でも実質ストリーミング音楽が聴き放題に。
音楽は基本的にビットレートを高くするほど『高音質』となりますが、データ通信量が増えた分消費電力が上がり、スマートフォンやBluetooth機器の電池の減りを早めます。
SONYのWF-1000XM4を例にすると、標準的な『SBC』コーデックを使用した際の連続使用時間は最大『11時間』。LDACではそれが『6時間』まで短縮。
Bluetoothは最新音声規格『LE Audio』で、SBCに継ぐ新標準コーデック『LC3』を採用。Bluetooth SIGが公表している情報によると、LC3はSBCよりはるかに低いビットレートで高音質を実現。低消費電力ながら高音質でストリーミング音楽を楽しめるようになるという事です。
LE Audioへの対応は各スマートフォンメーカーの公式発表を待つ事となりますが、OSは『Android 13』以降、Bluetoothは『5.2』以降がサポート条件に。
OCNモバイルONEが取り扱っている端末の中では『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』『Motorola moto g32』『Motorola edge 30 Pro』が該当。著名なメディア『xiaomiui.net』によると、『Xiaomi Mi 11 Lite 5G』もAndroid 13にアップデート。同端末のBluetoothバージョンは『5.2』です。
今後LC3をサポートする端末が増えるほどOCNモバイルONEのMUSICカウントフリーはその価値を高める事となるでしょう。
OCNモバイルONEは運用開始月の基本料金が『無料』なので、最大容量となる『10GB/1,760円コース』に申し込むのがベスト。余ったデータ量は翌月に繰り越しが可能です。
無料期間中に『10GBも不要』と感じたら、低容量のコースにプランダウンすればOK。『500MB/月コース』に切り替えれば、はじめて発生する基本料金は『550円(税込)』となります。
コースの変更はOCNモバイルONEのアプリもしくはOCNマイページから。
アプリはモバイル項目から『コース変更』を選択。
マイページの場合は『TOP』の中にある『サービスの追加/変更/解約』を開き、『契約コース』項目内から『変更』を行います。
国内通話料金は専用アプリ不要で『11円/30秒』と割安ながら、通話品質にも優れる(NTTドコモ回線)OCNモバイルONE。ahamoやLINEMOは通話料金が22円/30秒なので、それらの通話用サブSIMにも最適です。
OCNモバイルONEについて
- 音声対応SIM基本料金:550円(税込)〜
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:11円/30秒
- 10分かけ放題:935円(税込)
- 無制限かけ放題:1,430円(税込)
- データ容量:500MB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応
- eSIM:非対応
- 通信回線:NTTドコモ
- 公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
格安SIMの音声対応SIM利用料金一覧(税込)
OCNモバイルONE | IIJmio | BIGLOBEモバイル | mineo |
---|---|---|---|
0.5GB:550円 | 2GB:850円 | 1GB:1,078円 | 1GB:1,298円 |
1GB:770円 | 4GB:990円 | 3GB:1,200円 | 5GB:1,518円 |
3GB:990円 | 8GB:1,500円 | 6GB:1,870円 | 10GB:1,958円 |
6GB:1,320円 | 15GB:1,800円 | – | 20GB:2,178円 |
10GB:1,760円 | 20GB:2,000円 | – | – |