ストリーミングでYouTubeの動画を再生している最中は、『データ通信量』『電力消費量』がどちらも増えます。長時間視聴する程『速度制限』と『電池切れ』に近づくという事です。
速度制限を回避するには、『データ通信し放題』のSIMを選ぶのがベスト。mineoの『マイそく(スタンダード)』であれば、月額『990円(税込)』で実質データ通信し放題(最大速度1.5Mbps。3日間で10GB以上通信すると速度制限)。
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月から金の午後0時~1時の間は最大速度を32kbpsに制限されますが、『通勤・通学』『帰宅後』『土・日曜日』はYouTube動画を存分に楽しめます。
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『データ通信量』の部分はmineoで回避出来るとして、消費電力の増加による『電池切れ』はどう対処すれば良いのか。『有機ELディスプレイ』を採用しているスマートフォンであれば、とっておきの方法があります。
有機ELは素子を発光させて表示を行うので、『黒』部分は消灯状態に。消費電力が発生しません。黒が主体となる『ダークモード』が一般化されたのは、有機ELディスプレイを採用するスマートフォンが増えたから。
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最近はスマートフォンの『大画面化』が進み、端末を縦に持った状態でも、YouTube動画を字幕付きでしっかりと観られる様に。ダークモードに設定すれば、それだけで消費電力をある程度抑えられます。
ただし、消費電力効果としてはまだ弱いです。長めの動画再生時は下部分だけ表示が変わらないので、『焼き付き』の原因にもなりかねません。では一体どうすれば良いのか。
やり方はとても簡単。Android 9以降のスマートフォンで使える『画面分割機能』を活用します。YouTube動画をダークモードで上部分に、続けて下部分に『真っ黒な画像』を表示させれば完了。
手動で画面の下部分だけ『消えた状態』にするのです。消費電力が発生するのは、YouTube動画が表示される上部分のみ。実際にどの程度電池の減りが変わるのかを試してみました。
端末は5,000mAhの大容量電池を搭載する『Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G』を使用。電力消費の差をハッキリさせる為、輝度は『最大』に設定。
まずは下部分にWEBページを表示させた状態でテスト。
YouTubeで動画を1時間再生したところ、電池残量は『75%』から『62%』まで減りました。『-13%』です。輝度を最大に高めているので、いつもより減りが早い印象。輝度を上げた方が綺麗に観れるんですけどね。屋外では特に。
再び同じYouTube動画を最大輝度で1時間再生。下部分にはファイルマネージャーから『真っ黒な画像』を開きました。電池残量は『61%』から『54%』に減少。WEBページを表示していた時と比較して『+6%』。明らかに消費電力が減っています。輝度を下げれば更なる省電力化も可能。
アナログではありますが、このやり方はYouTube動画の再生以外にも有効です。劇的に電池もちが良くなるので、消費電力を出来る限り抑えたい時には是非ご活用ください!
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