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2022年インドのスマートフォン出荷台数は-27%のブレーキ。覇権Xiaomiがシェアを落とす中OPPOは微成長遂げる

2023年2月11日

2022 Indian smartphone market brakes -27%. OPPO achieves slight growth while hegemony Xiaomi drops market share

IDC(International Data Corporation)は、世界第2位のスマートフォン市場となるインドに関する2022年度マーケットシェア率を発表しました。

インド市場スマートフォン出荷台数

IDCより

2022年第4四半期は出荷台数が3,000万台減少(-27%)。2022年全体を通しても1億4,400万台とふるわず、2019年以降で最低の出荷数を記録。

2022年は供給不足が改善されたものの、インフレが起こり出荷台数の落ち込みに拍車をかけました。平均販売価格は前年比で18%も上昇(244米ドル)。市場の成長を著しく止める大きな原因となりました。

2022年度インドスマートフォン市場
Company2022 Shipments2022 Market Share2021 Shipments2021 Market ShareYear-over-Year Unit Change
1. Xiaomi30.321.0%40.425.1%-25.0%
2. Samsung26.118.1%27.917.4%-6.6%
3. vivo22.915.9%25.115.6%-8.7%
4. realme20.914.5%24.215.0%-13.5%
5. OPPO17.111.9%17.811.1%-4.0%
Others27.018.6%25.315.8%6.7%
Total144.3100.0%160.7100.0%-10.2%
出典:IDC Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker, February 2023

年間でシェア率を4.1%落としたのは、インド市場で覇権を持つXiaomi(シャオミ)。かろうじて1位の座を維持するも、0.7%シェアを広げたSamsungが拮抗。Xiaomiはオンラインチャネル依存がマイナス要素に転じた模様。

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OPPOは0.8%シェアを伸ばして『11.9%』。オンライン専用のKシリーズが一定のボリュームを獲得し、2022年第4四半期にリリースした廉価なAシリーズもヒット。インドでは日本市場と異なる流れが起きていたようです。

IDCでデバイスリサーチを担当するNavkendar Singhは、2023年前半までは価格の上昇と過剰在庫が続くと予想。そこからスマートフォン市場が回復するには長い時間を要するので、エントリーレベルのリリーススケジュールは再考すべきとしています。

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