MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所（モバイルマーケティングデータ研究所）は、18歳～69歳の男女25,000人を対象に2023年1月27日～1月31日の期間で『2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第1弾』を実施。
MMD研究所より
もっとも使われている支払い方法は、手間がかかり衛生面でもお勧め出来ない『現金』で85.6％。2番めがクレジットカードと続き、スマホ決済（タッチ式、QRコード式含む）は49.8％で3番め。
MMD研究所より
全体で見るとまだまだといった印象のスマホ決済ですが、年別で見ていくと上昇率はダントツ。わずか3年程度で29.6％から49.8％へ。頻繁にポイント還元キャンペーンが開催されている事もあり、今後もスマホ決済を利用する人は増え続けていくでしょう。
MMD研究所より
『現在利用しているスマホ決済サービス（複数使用）』『最も利用しているスマホ決済サービス（単数）』でどちらも1位を獲得したのは『PayPay』。2位の楽天ペイを大きく引き離しています。
MMD研究所は第1弾と同期間中（2023年1月27日～1月31日）に『2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第2弾』を実施（18歳～69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人を対象）。各QRコード決済サービスにおける主なチャージ方法、連携方法は下記の通り。
MMD研究所より
調査結果から、PayPayユーザーは残高チャージに『銀行口座』『ATM』を利用している事が分かります。
| PayPay | d払い | 楽天ペイ | auPay | |
| チャージに対応するクレジットカード | PayPayカード | 非対応 | 楽天カード | コチラから |
| 残高チャージポイント付与 | 0％ | – | 0.5％ | 各社で異なる |
もっとも、PayPay残高のチャージに対応するのはPayPayカードのみ。しかもポイント付与率は『0％』。
あなたのまちを応援プロジェクト（PayPayより）
PayPayポイント付与率が飛び抜けて高い『あなたのまちを応援プロジェクト』ですが、『PayPayカード』『その他のクレジットカード』『PayPay商品券』による支払いは付与の対象外。この部分だけ見ると、『クレジットカードとの連携』需要が増えないのはある意味納得。
ただし『PayPayあと払い』を使用すると、PayPayカードで支払いをしつつ『あなたのまちを応援プロジェクト』でポイント還元を受けることが可能。『PayPayあと払い（一括のみ）』であれば、手数料は無料です。
PayPayあと払いは、利用翌月の『27日』に、PayPay（ヤフー）カードの利用料金と同時に引き落としが行われます。残金の管理さえしっかりしておけば、一般的なクレジットカード払いと大差なし。
PayPayあと払いを使用するにはPayPayカードが必要になります。所有しない場合、ホーム画面から『あと払い』を選択し、まずは申込みを行いましょう（審査が通るとバーチャルカードが付与される）。
PayPayより
PayPayカードをすでに所有している場合も、ホーム画面から『あと払い』を選択。ヤフー株式会社からPayPayカード株式会社に対する情報提供許可を求められるので、許可する場合は『次へ』を選択。
利用申し込み画面に移動したら、会員規約等を確認して『上記会員規約等を全て確認し、適用されることに同意します』にチェックを入れ、『あと払いの利用を開始する』を選択。
登録している電話番号に認証コードが記されたSMSメッセージが届くので、コードを確認して入力後『次へ』を選択。
この時点で『あと払い』の利用が可能に。『お支払い画面を確認する』を選択するとホーム画面に戻ります。
『残高払い』をタップすると、背景が青くなり支払い方法が『あと払い』に。
PayPayより（2023年2月時点）
PayPay残高による支払いより最大基本付与率が高く、なおかつ手軽に使える『あと払い』。クレジットカード払いから切り替えれば、ポイントの増え方が体感レベルで変わるでしょう。
注意すべきところは、リボ払いなどを使用すると手数料が発生すること。あとは支払い画面に『PayPayポイントを使う』の項目が無いので、ポイントを使って買い物したい時は『PayPay残高』払いに切り替えましょう。
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