KDDIが4月20日から事務手数料を『3,850円』に改定。au格安プラン基本『0円』のpovo2.0は一体どうなる?

2023年4月9日

ランニングコスト実質0円のpovo2.0も事務手数料が上がってしまうのか?

2023年4月20日(木)より、KDDI株式会社は『au』『UQモバイル』『povo2.0』の事務手数料をそれぞれ『3,850円(税込)』に改定。改定内容の詳細は下記の通り。

KDDIの事務手数料改定について

au/UQ mobile(KDDIより)

手続き内容事務手数料
改定前改定後
新規契約3,000円 (税込3,300円)3,500円 (税込3,850円)
機種変更3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (※1)
SIMカードの再発行・eSIMからの切替3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (※1)
eSIMの再発行・SIMカードからの切替 (※2)3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (※1)
電話番号の変更 (※3)2,000円 (税込2,200円)
一時休止 (※3)2,000円 (税込2,200円)
譲渡 (※3)2,700円 (税込2,970円)

※1:通信方式の変更を伴わない場合の手数料。UQ mobileのくりこしプラン+5G以外の料金プラン利用の場合、SIMカードの再発行は3,000円 (税込3,300円) 。
※2:My auおよびMy UQ mobileでの手続きかつ通信方式の変更を伴わない場合を除く。
※3:UQ mobileでは受け付けていない手続き。

povo(KDDIより)

お手続き内容事務手数料
改定前改定後
新規契約

  • 過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだユーザーのみ
3,000円 (税込3,300円)3,500円 (税込3,850円)
SIMカードの再発行・eSIMからの切替2,000円 (税込2,200円)

  • 当面無料
3,500円 (税込3,850円)

  • povo2.0は当面無料

個人的に気になったのはオンライン専用ブランド『povo2.0』。事務手数料や月額基本料金『0円』が同ブランドの大きな魅力。事務手数料が『3,850円(税込)』に引き上げられたら、他のオンラインブランドと差が生まれて契約のハードルが一気に上がるのは間違いなし。

povo2.0、UQモバイルと他社サービスの比較

※右にスクロール可

ahamoLINEMOpovo2.0楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VII)ワイモバイル(シンプルS・M・L)UQモバイル(くりこしプランS/M/L)OCNモバイル
ONE(新コース)
IIJmio(ギガプラン)イオンモバイル
契約事務手数料(通常時)0円(ドコモショップで手続きの場合は3,300円)0円0円(4月20日以降
過去1年以内に同一名義で
povo2.0を累計5回線以上
申し込んだユーザーのみ3,850円)
0円3,300円(SoftBank、LINEMOからの乗り換え、WEBから手続きの場合は0円)3,300円(4月20日以降3,850円。au、povo1.0、povo2.0からの乗り換えの場合は0円)3,300円3,300円3,300円
SIMカード発行手数料0円0円0円0円0円0円433.4円タイプD:433.4円
タイプA:446.6円
0円
eSIM発行手数料0円0円0円0円0円0円-220円-
SIMカード再発行手数料1,100円
(故障の場合は0円。チャットで申込みは2,200円)
0円0円0円3,300円3,300円(4月20日以降は3,850円)SIMカード変更手数料:1,980円
SIMカード手配料:433.4円
SIMカード変更手数料:2,200円
発行手数料:
タイプD:433.4円
タイプA:446.6円
eSIM(音声/データ):220円
3,300円
eSIM再発行手数料0円
(ドコモショップで手続きする場合は3,300円)
0円0円0円0円
(店頭で手続きする場合は3,300円)
0円
(店頭で手続きする場合は2,200円※4月20日以降は3,850円)
-220円-
解約金0円0円0円0円0円0円0円0円0円
転出手数料0円0円0円0円0円0円0円0円0円

povo2.0は『過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだユーザーのみ』に契約事務手数料が発生。この部分は基本的に変わりません。よって通常の『新規契約』では従来通り『0円』が継続。

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また、『SIMカードの再発行』『eSIMからの切替』時に発生する手数料に関しても、povo2.0は『当面無料』。つまり4月20日以降も『急にこれまでと異なる支払いが発生する』といったことはありません。

先述している通り、povo2.0は事務手数料だけでなく月額基本料金が『0円』。無課金の状態でも最大『128kbps』の通信速度でデータ通信し放題、電話番号を使用した通話が行えるサービス精神旺盛ぶり。

2つのSIMを同時に運用すれば片方で通信障害が発生しても連絡がとれる
au、UQモバイルユーザー以外も『月額500円以内』で使える副回線候補。普段はサブSIMとして有効活用出来るのが理想!

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必要な時だけデータ容量を『トッピング』すれば良いので、無駄なランニングコストが発生しません。スマートフォンを日常的に使わない人や、いざという時の副回線に最適。

無駄に高性能なスマートフォンを選ぶべきではありません。無駄な高速通信も必要なし。スマートフォンがガラケーの代わりなら、月額料金を500円以内に抑えることも可能です。
【月額500円以内のSIM】povo2.0やmineoはスマートフォンをガラケー的に使ってる人にお勧め。高速通信不要!

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また、先日『ネットワークカメラ』とpovo2.0を組み合わせて使用したところ、外出先から『動体検知の通知』に加えて『通知時に撮影した画像を確認』することまで出来ました。基本料金『0円』でホームセキュリティを組めてしまうとは驚き。

ホームセキュリティシステムの導入でネックとなるのが『インターネット環境』。光回線を契約すれば維持費は月額5千円以上に。
auのpovo2.0と3千円台のカメラで『月額基本料金0円』のホームセキュリティ&見守りシステムを構築してみた結果。

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トッピングメニューには『24時間データ使い放題(330円)』も用意されています。光回線を契約していないと、ファームウェアやゲームの大型アップデートに即時対応出来ません。NetflixAmazonプライムビデオをまとめてダウンロードすることも実質不可能。

24時間データ使い放題を申し込んだら何をしますか?すべきことはあっという間に終わってしまうはず。折角だからミニPCに高解像度動画をたっぷりDLしましょう!
ミニPCがmineo、povo2.0のコスパを爆上げる。24時間データ使い放題でネトフリやアマプラDL→後日大画面出力

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24時間データ使い放題は高速大容量通信をスポットで使用出来るのが大きな特長。私がはじめて同サービスを使用した時は、30GB以上通信していました。それだけ高いポテンシャルを持っているのです。

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povo2.0には『SIMを有効化した日から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合順次利用停止(通知あり)』という規約があります。もし180日が迫り通知が来てしまったら、1回330円の『24時間使データ使い放題』をお試しください。

mineoがマイそく専用のオプションサービス『24時間データ使い放題』の利用料金を330円から198円に大幅値下げ。遅いから安くしたんだと思ってました。
【使ってみた】mineoマイそく専用『24時間データ使い放題』の通信速度を時間別に実測。え、コレで『198円』なの?

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家にパソコンを所有する人が減った昨今。なぜならそのかわりをスマートフォンがはたしているから。
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povo2.0について

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