povo2.0はオートチャージに対応でLINEMOのミニプランに近づいた?両サービスを選ぶメリットとデメリットを解説。

990円で使えるauとSoftBankの格安プラン!

KDDI沖縄セルラーは、2023年4月11日から『データ容量使い切り』『有効期限切れ』に自動対応するオートチャージ機能の提供を開始しました。オートチャージが適用されるのは『データ追加3GB』のみ。

データ追加3GBの有効期限は『30日間』。料金は『990円(税込)』です。オートチャージ機能の追加により、使い勝手で近づいたのがSoftBankのオンラインブランド『LINEMO(ラインモ)』のミニプラン。2つのサービスにはどういった違いがあるのか、比較してみましょう。

povo2.0、LINEMOの主なサービス内容

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povo2.0(データ追加3GB)LINEMO(ミニプラン)
利用料金990円(30日間)990円(月額)
データ容量3GB3GB
超過後の通信速度128kbps(オートチャージOFFの場合)300kbps
通話料金22円/30秒22円/30秒
5分かけ放題550円550円
無制限かけ放題1,650円1,650円
特典ギガ活LINEギガフリー
留守番電話非対応対応(220円/月)
契約事務手数料0円0円
解約料0円0円
通信回線auSoftBank

povo2.0、LINEMO共通のメリット

povo2.0は『au』、LINEMOは『SoftBank』の格安ブランドです。実店舗の運営費などランニングコストを圧縮して利用料金を格安SIM(MVNO)並みに下げていますが、両サービスは列記とした『MNO』。安定した通信品質と低料金を兼ね備えるのが、大きなメリットの一つと言えるでしょう。

安さでSIMを選ぶなら『格安SIM』。しかし安さだけで選ぶと失敗する可能性も。格安SIM並に安い通信キャリアのオンラインブランド、それがLINEMOです。
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povo2.0(データ追加3GB)を利用するメリット

月間データ通信量が3GBを超えても楽ちん&割安

povo2.0(データ追加3GB)はオートチャージに対応した事で、月契約のLINEMO(ミニプラン)に近づいた印象。LINEMO(ミニプラン)は月の途中で3GB使い終わると、『速度制限』もしくは手動でデータを追加(1GB:550円)する事になります。

1GBで550円は割高なのと、povo2.0で短所となっていた『申込みをする煩わしさ』が発生。povo2.0は3GB使い切った時点で『3GB:990円(30日間)』自動チャージ。速度制限なしで『月に3GB以上必ず使う』という状況であれば、LINEMOのミニプランより料金的に割安です。

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24時間データ使い放題を追加出来る

povo2.0のトッピングには『データ使い放題(24時間)』が330円(税込)で用意されています。家で光回線を契約していなくても、ファームウェアやゲームの大型アップデートに対応可能。普段は課金なし(基本料金0円)の状態で、LINEMO(ミニプラン)と組み合わせて使用するのもアリですね。

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対象店舗で買い物をするとギガがもらえる

povo2.0は、対象店舗で買い物をすると『ギガ(データ量)』をもらえるギガ活に対応しています。『該当ページからエントリー』『一定金額の買い物』『メールを受信する』『コードを入力する』といった一定のハードルや手間は発生しますが、日常的に使っている店が対象の場合は間違いなく恩恵を受けられるでしょう。

ローソン』『デイリーヤマザキ』といったコンビニ以外に、『サンドラック』『ウェルシア』『ダイコクドラッグ』といった薬局。さらには『ドトール』『エクセルシオールカフェ』『カフェ・ド・クリエ』といった喫茶店、『餃子の王将』『すき家』『松屋』『日高屋』といった飲食店が対象店舗に含まれます(詳細はコチラから)。

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povo2.0(データ追加3GB)を利用するデメリット

ギガを使い切った後の選択肢が『トッピング』しかない

povo2.0(データ追加3GB)のオートチャージ機能を使用すると、例えば20日時点でデータ容量が無くなってしまった場合に『990円(税込)』の追加料金が即発生。データを追加しないと通信速度は最大『128kbps』に制限されるので、『ブラウジング』や『ナビ』といった一般的な使い方を続けるには実質『トッピング一択』。

気づくと割高になっている可能性がある

オートチャージ機能は確かに便利ですが、チャージされるタイミングを自身でしっかり把握しておかないと、気づいたら請求額がとんでもないことに。一ヶ月に2回オートチャージが行われたら、合計支払額は『2,970円(税込)』。それでいて使えるデータ容量は『9GB』と少なめ。これはかなり割高です。

povo2.0について

LINEMO(ミニプラン)を利用するメリット

3GBを超えた後も最大300kbpsでデータ通信し放題。月額990円に抑えられる

LINEMOのミニプランは月間データ容量が『3GB』。3GBを超過すると速度制限がかかります。ただし制限時の最大速度はpovo2.0(最大128kbps)の2倍以上となる最大『300kbps』。

最大128kbpsでは一般的な使い方を出来なくなるので、データの追加が必須。しかし最大300kbpsでは『ストリーミング音楽』が聴けて、少し読み込みに時間はかかっても『ブラウジング』『ナビ』『SNS』などが利用可能。『残り数日で月が変わる』といったタイミングであれば十分凌げます。

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最大300kbpsの通信環境で実際に検証した結果

問題なく利用出来る(IIJmioギガプラン音声SIM低速)
多少読み込みに時間がかかっても利用出来る(IIJmioギガプラン音声SIM低速)
利用するのが難しい(IIJmioギガプラン音声SIM低速)
  • YouTube
  • Amazon Prime Video
  • データ容量の大きいファイルの送受信
  • 高解像度ストリーミング動画・音楽の再生
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LINEギガフリーで離れた友達や家族とビデオ通話し放題。速度制限で連絡が途切れる心配なし

LINEMOのミニプランは格安ながら、LINEアプリ対象サービス利用時のデータ消費が『ゼロ』になる『LINEギガフリー(追加料金なし)』に対応しています。メッセージのやりとりや音声通話に加え、『ビデオ通話』『データの送受信(1日1.1GBまで)』といった大容量通信までがギガフリーの対象に。

新生活が始まり、友達や家族と離れて暮らす様になった人が多いはず。ビデオ通話をする機会が増えると、あっという間に数GBを消費して速度制限に陥ります。LINEMOのミニプランなら月額990円(税込)で顔を見ながら話し放題。LINEギガフリーの対象サービスは、3GBを使い切った後も速度制限がかかりません。

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ahamo、povoといった競合の中で唯一留守電オプションに対応。ビジネス用途でも安心して使える

ahamopovo2.0では提供のない留守電オプション。LINEMO月額220円(税込)で『留守番電話サービス』『着信転送サービス』『着信お知らせ機能』がセットになった留守電パックを追加出来ます。

伝言メッセージは30件まで最大72時間保存。電話が『圏外』もしくは『電源OFF』の場合は、電波が入った時点で着信があった事を知らせてくれます。ビジネス用途であればこの機能は必須ですね。

LINEMO(ミニプラン)を利用するデメリット

月の半ばで3GB使い果たすと厳しいかも

LINEMOのミニプランは、月間データ容量3GBを超過した後も最大『300kbps』で通信を行うことが可能です。さらに『LINEギガフリー』も備えるので、『スマートフォンを全く使えない』という状況は回避。ただし月の半分を最大300kbpsで過ごすのは、恐らくストレスになるはず。

1GB追加すると『550円(税込)』の料金が発生。2GBで1,100円。povo2.0は1GB(7日間)を390円(税込)で追加出来るので、デュアルSIM運用は一手。auとSoftBank回線だから通信の保険としても有効です。

2つのSIMを同時に運用すれば片方で通信障害が発生しても連絡がとれる
au、UQモバイルユーザー以外も『月額500円以内』で使える副回線候補。普段はサブSIMとして有効活用出来るのが理想!

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家に光回線を契約していないと大型アップデートを単体でこなせない

povo2.0はトッピングメニューに『データ使い放題(24時間)』が用意されているので、光回線が無い環境においてもファームウェアやゲームの大型アップデートに対応出来ます。LINEMOには同様のサービスが用意されていません。

対処策はpovo2.0mineo(24時間データ使い放題をマイそく専用オプションとして198円で提供)とのデュアルSIM運用。もしくは安全な無料Wi-Fiスポットの利用など。

mineoがマイそく専用のオプションサービス『24時間データ使い放題』の利用料金を330円から198円に大幅値下げ。遅いから安くしたんだと思ってました。
【使ってみた】mineoマイそく専用『24時間データ使い放題』の通信速度を時間別に実測。え、コレで『198円』なの?

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LINEMOについて

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