Amazonや楽天市場で『メモリ10GB超え』の格安タブレットが増殖中。『拡張』はベツモノ。同じ価格ならSoc性能重視

一見お買い得なメモリ16GBで1万円台のタブレット。しかし本当に重要なのはメモリではなくSocです。

Amazonや楽天市場で『タブレット』と検索すると、『12GB+128GB』『16GB+128GB』といったサムネイル画像が飛び込んできます。12GB、16GBは『メモリ(RAM)容量』、128GBは『ストレージ容量』を示しています。

タブレットのメモリは大体が4GB~8GB程度。上記はその数倍の容量を持つことになります。それでいて販売価格は1万円台~。『メモリ大容量=高性能』という誤った認識を持った人に対しては絶大な訴求効果でしょう。

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まず『メモリ大容量=高性能』ではありません。メモリは調理場でいう『まな板』です。メモリが増えれば調理するスペースが増えるので、データを処理する場所に『余裕』が生まれるのは間違いなし。

しかし実際に調理(データ処理)を行うのは主に『CPU』。つまりメモリがいくら大容量でも、CPUの性能が低ければ処理する速度は上がらず『高性能』とも言えません。

そして問題は『12GB』『16GB』の中身です。TECLAST P40HDの製品説明には、『8GB+8GB拡張』と16GBの内訳が補足されています。これは『8GB分はストレージをメモリに代用している』という意味。

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ストレージはメモリと比較して読書速度が遅いです。つまり『16GB』というストレートな表記は、性能を誇張したもので正直胡散臭い。『メモリ8GB』でも容量的には十分なので、16GBと書くことが逆に『マイナス要素になっているのでは』と個人的には思いますね。

先述している通り、性能に直結しているのは『Soc』です。私が実際に使用して『ソコソコ快適だな』と感じたのは、XiaomiRedmi Padが搭載している『Helio G99』。

Fire HD 10やiPad Airより軽いRedmi Padレビュー

Soc性能がイマイチな『メモリ16GBモデル(拡張含む)』ではなく、Soc性能がソレナリな『メモリ6GBモデル(拡張含まず)』を購入した方が間違いなく快適なパフォーマンスを得られます。

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ALLDOCUBEのiPlay 50 ProはHelio G99に2K高解像度ディスプレイの組み合わせ。メモリ8GB(拡張含めず)にLTE通話機能GPSまでついて2023年8月19日現在『21,999円(税込)』。さらに2,000円割引クーポン配布中!

ただし万能ではなく、デジタル著作権管理法(DRM)に基づいたセキュリティレベルについて『Widevine L1(高解像度対応)』の表記が無いので、ストリーミング動画鑑賞を目的として購入するには不向き。

The tablet (Redmi Pad) supports horizontal screen display. Adding a Bluetooth mouse and keyboard greatly improves operability

Redmi Pad(Helio G99搭載)は3GB/64GB(Micro SDカード対応)モデルが大幅に値下がりしており、2023年8月19日時点でなんと『21,808円(税込)』。こちらはXiaomiの国内モデルなので、当然の如く『Widevine L1』に準拠。NetflixやAmazonプライム・ビデオを高解像度で観られます。

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アプリを一度に複数立ち上げるといったマルチタスク的な使い方をしないのであれば、『電池8,000mAh』『クアッドスピーカー(DOLBY ATMOS)』『リフレッシュレート90Hz』のRedmi Padを購入するのが吉。『21,808円(税込)』は性能的にあり得ない安さです。

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